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旅②いつものメンバー3人+1柴


ばあちゃんちに遊びに行くのは決まってこの3人
他家族はみんな仕事や学校で忙しく
また、連休に行くと、
いとこ家族やら親戚やら
色々とばあちゃんちが混雑したり
泊まれなかったり
かといってどこかの宿は
信じられない価格にはねあがるから
なんでもない ど平日を狙って
今回もやってきた
初めて、3月下旬っていう微妙な
タイミングできてみたけど
これが大正解なことばっかりだった

まず、虫がいない
いてもそれはちょっと
フライング気味の1匹か2匹くらい
車にも全く虫の汚れがついてない
山でも海でも
窓やトランクを開けっぱなしにして
荷物をつめてたりしても
全く入ってこない

まだ虫すら生まれてない
春とも言えないでも冬でもない
まだスタッドレスタイヤだけど
もう雪はほぼない
絶妙な今は
快適すぎた

まだ木々に緑の葉がついて
いないから見通しもいい
そして、
一番感激したのは
まだ雪が残っている山々が
美しすぎたこと
雪のおかげで
夏よりもくっきりはっきりと
連なる山々が見えた
その美しさは
次の日の、旅③でたっぷり
写真をのせることにする


まず旅②の朝と夕方
ばあちゃんちの犬
こたろうと散歩する
これが1番の楽しみでもある

なにもない
車の通る音すらしない
人もいない
むしろいた方がびっくりしてしまう
静かな田舎の住宅街を
いつものメンバー3人と1匹が
にぎやかに散歩する

必ず立ち寄るのが
駅の裏側

ここでは
普通列車
ライナー
貨物列車
特急北斗が通る

うちの子供は
鉄道運が良いのか
短時間で全部みれた
ラッキー??

居心地がよすぎる
この広大な空き地
更地
ここにビニールシートでもしいて
しいて?
いや、標準語は
ひいて

…ビニールシートは しく

をあえて正解として、

体育座りして
寝転がって
ずーーっと
日向ぼっこしながら
来る列車を眺めていられるな
いつかここにお弁当持ってきて
こたろうのおやつも少しだけ

気まぐれすぎて
気難しすぎて
ぬくぬくとした幸せな日々を
うまく送れなかった
かわいそうで
でもとってもかわいい
柴犬の君にも
参加してもらって

静かに
盛大に
のんびりしながら
シャッター切りながら
過ごしてみたい

違う場所に移動して
はやぶさも見れた

そう、メンバーの1人
こたろうも
鉄道好きらしい
通るたびにだまって目で追っている
はやぶさが通った時は
自ら前のめりで見に行ってた
子供と同じタイミングで
前のめってた
土が盛られて高くなったとこに
登って見てた
かわいいな

子供が鉄道好きになったおかげで
自分も鉄道好きになった
なったというか
気がつけた
もともと乗るのは好きだった
でも普段の生活圏内に
鉄道はなかったし
遠出をするのも
車を使うことが多かったから
今回の旅も北斗で来たかったけれど
田舎に車なしは
無理が多くて


こうして思う存分
鉄道を楽しめて子供に感謝
寒いし眠いし
散歩行きたくないなー
って一回お断りしたけれど
行って良かった
多分、私の母も
同じだろう
来る列車を見てテンション上がっている
警笛ならしてくれたり
運転士さんが手を振ってくれると
やや黄色い声が出ている
うれしいよね
女の子2人を育てた母は
こういう経験ないから

私も同じ
新しいものに出会えて
うれしいよね


いつものメンバー
みんな楽しんでいてくれて
よかった

帰り道
子供は初めて
こたろうのリードを持ってみた
いつもとぼとぼゆっくり歩くのに
おじいちゃんだし
でもこの時は
はずむように歩いてた
時々
子供のことをちらっと見て
確認してくれてた
2人は楽しそうに歩いてた
転ぶと危ないから
母が一緒にリードを持とうとすると
僕1人で持つから!と
子供はその手をほどく

楽しそうに弾む2人
その後
速さについてけなくなって
ずさーっと子供は転んだ
痛そうに転んだけど
厚地のズボンが守ってくれて
セーフ
楽しさが勝ったみたいで
笑ってた

膝が悪くて
たくさんは歩けないけれど
元気でいてくれるばあちゃん
夕暮れ
列車
田舎


子供

好きなもので溢れてるこの時間
ずっと続いてほしいんだけどな…



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