見出し画像

旅日記〜南小樽の風景〜

(長いです、すみません)

6月12日(水)の天気は
晴れ最高気温28℃
今期一番の天気
子供の体調的にも幼稚園に
行けそうだ

よし、明日、1人旅に出よう

日々のあれやこれやを
一旦忘れてこよう


前日の夜
どこへ一人旅に行こうか考えて

各駅停車に乗りたい、海が見たい
列車から見る景色に音楽を重ねて
眺めたい

これを叶えられる行き先は…

まだ列車旅未開拓の苫小牧
(札幌から特急で1時間程)
を最初考え、
何パターンも列車時間や乗り継ぎなど滞在場所をどこにするかも含め
2時間くらい練りました。
小さいスケッチブックに
鉛筆でたくさん書いて、、
ちょっと不安の残る計画だった
けれど、大丈夫大丈夫と思って
眠りにつこうとした時

その希望なら
小樽でもいいのでは?とふと思い
列車時刻、旅の目的地を調べて
苫小牧よりも無理のない計画が
立てられたので
2時間練った苫小牧はまたいつか
ということにして
小樽へ行くことに決めました。


せっかくそれっぽく、メモを書いたりしながら練った2時間が
寝ながらケータイぽちぽちスタイルの数分間に負けてしまったのは
なんだか悲しいですが笑、
苫小牧もいつか本当に行きたい
と思います。


小樽は何度も行っていますが
行くところは大体いつも
同じところへ行きがちです。
(なると本店とか、なると本店とか)
子連れだとあちこち歩き回ることは難しいですし
車で移動しても逆に不便に
なったりして
小樽はわりと近いけれど
なかなか簡単な気持ちでは行けない場所だと思っています。

でも今回は1人です。
だからこそ簡単な気持ちで行けるのです。
どうなっても大丈夫。
時には全力ダッシュか、
もう最悪目的地に行けなくなっても誰にも悲しい思いはさせません。

今回、小樽運河やショップなど
色々ある観光エリアではなく
行ったことのない
見たことのない
普通の、日常の、何気ない日々の、
生活の匂いのする小樽の街を
見てみたかった、
感じてみたかったので
あえてそういった
"日常エリア"へ行ってみることに
しました。

降りる駅は、小樽駅より一つ前の
南小樽駅にしました。
昔、南小樽で降りた時の街の
空気感が好きだなと思ったことを
思い出したので
なんとなく直感で南小樽に決めました。

全然時間のない旅ですが
目的地はあった方がいいなぁと
グーグルマップで南小樽駅から
徒歩で移動できそうなエリアで
立ち寄れそうなお店はあるかな?
とマップから探しました。

駅から近そうなところはなぜか
ほとんどが定休日…
その中でちょっと遠いけれど
定休日ではないようだし、
徒歩で行けそうかな?と思うお店が一軒だけ見つかったのでそこを目的地としました。

マップに載っている写真を見た感じ、
私が行っても落ち着けそうな、
馴染めそうなところかな?
と思えたので
そのお店に決めました。

小樽らしい古い住宅を再利用して
経営されている喫茶店、
喫茶室ラブラド・レッセンス
さんです。

書き忘れました、
今回の旅は、
子供の幼稚園のお迎え時間までの
約4時間の間で
行って帰ってこなければなりません。

家からJRの駅までは
車で往復30分程
南小樽駅まで各駅停車で
往復約2時間
目的地のお店までの徒歩移動
往復40分程
お店の滞在時間は約30分
計大体4時間

ざっくりとこんな感じです。

多少多めに時間見てますのでもっと時間が余る可能性もありますが
まあまあキッチキチです
余裕はなさそうです笑

各駅停車をやめたら時間は
増えますが…
普段、車の運転は私がします。
ドライブ大好きですが
元々は乗る派です。
北海道中を走る
ドライブ好きの父の車の後部座席で
乗っているか確認されるくらい
静かにだまって何時間も
外を眺め続けていた子供でした。

電車は私を黙って乗らせてくれます。
ぼーっとさせてくれる時間を
くれます。
小樽まで乗り換えも待ちもなしです。
各駅停車だけは外せません。


次からやっと出発です。
いい加減行きましょう。
長くてすみません汗


6月12日

まず朝9時頃、子供を幼稚園に
送り出して、、

スピード洗濯干し。
(たたみ作業は事前にやったので
干すだけ作業)
茶碗洗い。(高速ver.)

準備万端
出発です。

車に乗ります。
駅最寄りのパーキングに停めます。

10時前

駅に到着です。
結構ギリギリでしたが
強めの太陽の元
歩くのに今期まだ慣れていないので
栄養補給用にお茶と干し梅を買える余裕もありました。

改札の外


切符を買う時は緊張します


ホームの方が風が吹いて
気持ちいいかな?
先に降りて待ちます。

あっちからまもなく列車が来ます

小樽へ行く途中、札幌駅もあるのでなかなか人は乗っているかなと思います。

10時7分発、
函館本線小樽行き 各駅停車
15駅
約1時間

列車に乗ります。

札幌駅でたくさんの人が降りたら
ロングシートの進行方向左側の
座席に座ります。
小樽にほど近い、銭函駅(ぜにばこ)
から見えてくる海を
ただじっと眺めることができます。

しばらく、札幌の生活圏です。
やっぱり線路沿いの風景はどこも
いいですね。
ずっと地下鉄民なので、
JR憧れます。

田舎の景色ゼロな状態から
銭函駅を出ると急に海が出てきます。この瞬間が最高です。
この時の写真はありません
本当は撮りたかったのですが…

海沿いギリギリを走ります。
ロングシート左側からだと海の上を走っているようにも見えます。

今日は天気がいいので、
海はとても優しい青です。
天気が悪いと本当に
どんより灰色ですが
今日は透明感ある水色です。

向かいに座っていた海外の方々が
みなさん「おおー!」
という感じで突然出てきた
海にときめいて
海の動画や写真をたくさん
撮っていました。
わかります、撮りたい気持ち…

世界共通ですか?
海が見えるとテンション上がるのは笑

電車の中から
海を見て嬉しそうな姿。

皆さんの心が動いている瞬間を
電車と海とワンセットで眺められて
嬉しいです。
それぞれの国へ戻り
この海の写真や動画を見返して
キュンとしてもらえたら
嬉しいですね…

海沿いを走るのは2駅分ですが、
結構距離がありますので
約10分くらいの海です。
ものすごく特別感な10分間です。
この10分間のファンの人
多いです。


海沿いが終わり、わりとすぐに
南小樽駅に到着です。
観光エリアにも近いので
降りる人は結構いました。

みんないなくなってから
ゆっくり行きます

この天井?や柱の色が
とてもいいです。
この色と雰囲気の良さをなんと
言葉にしたらいいのか
例えられません…
ただ好きとしか言えないです。

am11:11

約1時間で到着です。
楽しかった。

流れる景色を見ながら音楽を聞き
海を眺めて大満足ですが
ゆっくりはしていられません
もう時間がありません
ゆっくり写真を撮っている時間は
ありません
着いた瞬間から時間がありません笑


帰りのJRは12時36分です。

天気が最高です


駅を出て、坂を下ると、
有名なオルゴール堂や北一硝子さん
などがあるエリアがあります。

私は上の方へ向かいます。
途中振り返ると
坂の下の少し遠くに海が見えます。
小樽は平地が少ない街です。
驚く勾配の坂がたくさんです。



ここから目的地まで徒歩20分と
グーグルマップでは書いてありました。
ちなみに、路線バスもありますが
どうしても歩いて行きたかったので
乗りませんでした。
バスも大好きなのですが
街の匂いや、家々、建物など見て、
街の雰囲気を確かめたかったので。

駅から道路へ出た瞬間
明らかに札幌ではない匂いで
はっとなりました。
例えられませんが、それがこの街の匂いなのでしょう
北海道で一番良き風が吹く
6月の晴れの日の
心地よい空気でした。

ラベンダーも夏の準備
歴史があることが存在感から
わかります


札幌軟石でしょうか??軟石も色んな種類があるので、すみません不明ですが、素晴らしいです。


このあと、暑さ、ゆるい登り坂、
急ぎ足の影響で
写真は撮っていません。
もう少し撮りたかったな…
通ってきた国道沿いは
昭和から頑張り続ける姿の家が多い
穏やかであったかい印象でした。


そして汗だくで目的地に
到着しました。


喫茶室ラブラド・レッセンス

のれんの横のイスに座り
流れる汗をふき
分厚いジーンズの裾をまくり上げて
少しでも汗を落ち着かせてから
中に入りたいと思いましたが
そんな時間もありませんでした笑
(汗は拭きましたが)


お店の事前情報はGoogleマップに
書いてある営業時間と
数枚の写真しか見ていません。
調べている時間もないまま
見切り発車してきています。

それと
最近は誰かの情報を元に
旅をするよりも
自分が惹かれた直感を信じて
旅をする方が
満足度が高い気がします。
自分で良いものを見つけられた
感があって。
そういう中に
とんでもない偶然や喜びに
不思議と出会えたりします。


ただ、わからないことだらけなので
お店に入るのにちょっと
緊張しました。
まず不安げに入り口の隙間から
顔を出した時
店主さんが奥から出てきました。
お互い「!!」
と思った後、
「やってます…か?」
「やってます…よ…」

「おじゃまします…」
「2階へどうぞ」

…1階も少しだけ飲食可能みたいですが、基本は2階への案内のようですね。
ただ2階どうやっていく?と
思ったり
全然階段ではないところを
覗いてしまったり
ちょっと戸惑いながら
小上がりのような間、
の前で靴をぬいであがり
その先に2階への階段を見つけました。

……
ここまでの間で
自分の今までの人生で一度も
見たこともあがったこともない家の作りと雰囲気でしたので
ものすごくゆっくり慎重に
戸惑っていました。
ドキドキというかザワザワ
というか
今までに経験のない感情です。

そして
階段の前に立った時
息を呑みました。

ここを登るのか…

お客さんはその時は
誰もいなかったので
シーンとしていましたし
古い住宅の歴史感と
階段の薄暗さが醸し出す
初めての景色と感覚に
一瞬怯みました
39歳ですが。

階段の写真は撮れませんでした。
そういう気持ちにはなりませんでした。
わぁすてきー 
とシャッターを切るには
失礼な気がしたからです。
偉い人を前に気安くシャッターは
切れない
そんな気持ちです。

古民家カフェ
素敵な言葉ですが

古民家カフェという言葉の
イメージとは違うかなと思いました。
何が違うかはうまく言えませんが
もっと深く敬うべき場所な
気がしました。


ゆっくり
つま先に重心がかかる感じで
階段を登りきった瞬間
もう一回、息を呑みました。



目に見えるのは、明るい光
肌が感じるのは、柔らかい風
耳に聞こえてくるのは、少しの外の音
でもそれ以外の説明できないものが
いくつも湧き上がってきて
ちょっと動けなくなりました。

お店ではなく
そこは"家"で
大切にされた家だったのかな
そういう優しさというか
ぬくもりというか
幸せな生活の匂いがちゃんと
残っている気配がして
感動しました。

もちろん、どんな人が
どんな風に住んでいたのかは
わからないので
あくまでも想像です。
店主さんがどこまで手直しされたかもわかりませんが、
この雰囲気は作ろうと思って
出せるものではないかなと思いました。

柱や長押、敷居、天井、
天井の竿縁などの
木の質感は
多少の傷みやシミはあったとしても
とても状態が良く綺麗で
ガラス戸の模様も品があります。

もちろん、
築年数はかなり長いと思うので
内部はもっと傷んでいる
とは思いますが
見ただけでは感じません
むしろ美しいです。

それにしてもこの感覚は
初めての経験でずっと
ふわふわしていました。

実家でもなく、
おばあちゃんちでもなく、
親戚のおじさんの家でもなく、
誰の家でもないのに
誰かの家にあがっている
そんな緊張感を感じていました。

もちろん
リラックスできる空間です、
とても居心地がいいです、
明るくて吹く風が心地よくて。
でも私はそわそわしていました笑

とりあえず、座る席を決めて
荷物を置きました。

この緊張感
例えるなら

初めて訪ねたお宅の人に
あがっていってよーと言われ
あがって居間に座ったものの
緊張で正座した太ももあたりを
手でごしごししながら
これから出させるお茶を待っている

あの時間のような

写真からどんな風が吹いているか
伝わるといいのに…
布が不規則にふわぁっと揺れる
合間に見える外の景色は
昭和で時が止まったような
でもまだまだ頑張っている
生活感と家々です。

写真なのに
布が揺れて見えます。
(私には)


多分、私は想像、妄想が
強すぎるのかもしれません。
ただ自分でも初めてです。
ここまで色んなことを考え、
感じたのは。


そんなふわふわの状態に
一組、お客さんが来ました。
常連さんでしょうかね。
リラックスしていて慣れています。
いよいよ、私もちゃんとしなければ笑


店主さんが注文をとりに
来てくださったので、聞きました。

おすすめとかありますかね…

期間限定のプリンアラモードを
少しだけ紹介して下さいましたが、
気軽に頼める値段ではないので…と
控えめにおっしゃっていました。
が、
値段のことよりも私は
プリンアラモード…
きっとたくさん色んなものがのっているということ、
提供時間を要する可能性があるな…ということを考えたので、
本当は頼みたかったのですが
時間がないのです。
この時点でたしか
滞在時間残り15分くらい
だった気がします笑

…じゃあ、
アラモードではない方の…
普通のプリンとアイスコーヒーで
お願いします!
に対して
プリンとアイスコーヒーですね、
と繰り返した声は
ちょっと笑ってて優しかったです。
ホッとしました。

荷物になるけどフィルムカメラ
持ってきて良かった…


最悪、プリンがやってくる時間が
遅かった場合は
次の快速に乗りましょう。
お店に罪はありません。
時間がないのにお店に飛び込む人が悪いのですから笑

ですが
すぐに持ってきてくださいました。


私はどうしてこんなに時間がない
のだろう?
この場所もプリンもコーヒーも
こんなに素晴らしいのに
どうしてあと10分くらいで
これを食べ
出なければならないんだろう?

と泣き笑いな気持ちが
湧き上がりました。トホホ

幼稚園のお迎えはできればギリギリではなく余裕を少し残しておきたい
なので間に合うなら、計画通り
各駅で帰りたい。
忘れてはならない現実。

プリンもコーヒーも素晴らしく
美味しかったです。
この部屋をもっと眺めて色んなこと想像していたかったです。
直感でここに来て、本当によかったです。

でもプリンは急いで食べるもの
ではないですし
アイスコーヒーもお水のように
飲むものではないと思います。
絶対、え?もう行くの?と
思われたと思います…
なんだかすみません。

ごちそうさまでした!

お会計をすませたら、
店主さんが出入り口まで
お見送りして下さいました。
いっぱい色んなことを聞きたかったです。
どうしてこの家にしたんですか?とか
築何年ですか?とか
最初に物件の内見に来た時、
どう感じましたか?とか。

私よりもずっと若い方だと思うので
余計に聞きたくなりました。

ごちそうさまでした、
だけ伝えて出ようとしましたが、
あ、プリン美味しかったです!と
突発的に忘れずに言うことができました。
ありがとうございます!
と答えてくださったその目や声から
なんとなく同じ匂いのする人な
気がして安心しました。
また来てもきっと大丈夫だなと
思えました。

必ず来ます、次はめちゃくちゃ
時間たっぷりで。
夕焼け空まで、
家に明かりがつく頃まで。

両隣のお宅の雰囲気も含めて
好きです


帰りのJRまで残り20分です。
行きより時間がありません。

なのに同じ道からは帰りたくない。
途中、気になる坂道が…
マップをざっと見、駅方向に行けるとわかったので、
急勾配なカーブから始まるその道を
行くことにしました。
JRに間に合うか、
間に合わないかの心配は一旦
ポケットに入れて静かにしていて
もらいました。

あの坂の上の先を見てみたかった
冬道はどんな感じなんだろう?
海が
偶然、撮らさってた自分
(〜さる=意思とは別にそうなっていた)
北海道弁

写真では全然伝わりきらなくて
残念です。
実際はもっと広がりがあり
坂の上感が強いです。
小樽の地形が面白いことが
もっと伝わるように撮れる技術と
時間があればよかった…

汗だくで小走りで
間に合いました。
駅につきました。
意外と7分前くらいです。


お土産の一つも買わず、買えず
帰ります。
なんなら小樽に行くことは
在宅勤務の主人には伝えて行きませんでした。
ちょっとでかけるねーと
ご近所のスーパーに行くゆるさで
言ってきてます笑

時計…
電車旅の時は必ずこのホームの時計の写真を集めていこうと決めました

楽しかったです。
想像よりずっと素晴らしい
出会いがたくさんでした。

帰りの列車は、
大好きなクロスシートの車両に
乗れました。
海側の窓側も空いてたので喜びです。

帰りの列車からの海

またいつか小樽の生活の風景を
見に来たいです。
自分の直感が
ここだ!と思う場所を
信じて行ってみると
良い出会いにつながるのかなと
思います。

失敗したとしても
誰のせいでもなく
自分で決めたことなので
悔いも残りづらいです。



無事に幼稚園のお迎えにも
間に合い
やっとゆっくり休憩できた時
初めてラブラド・レッセンスさんの
インスタやネット情報を見ました。
一瞬時が止まりました。

お店の名前、
ラブラド・レッセンスの意味は

ラブラドライトという石から見える光をラブラドレッセンスと言います。
持っているだけじゃなんでもない石でも、違う角度から見れば
深く美しい色を見せる。
ラブラドレッセンスとは
[見ようとする人にだけわかる光]
という意味です。

お店のインスタグラムより



お店の中に入り
勝手に1人で深く感じて、想像して
感動した後で知った
このお店の名前の意味。

ちょっと深掘りしすぎる
この性格は共感し合えることが
少ないこともわかっているし
ロマンチストとか
また始まったとか
言われるのがいやなので
普段あまり話したり表現しません。
そんな普通に見えて変わってる感覚の自分を肯定してもらえた
気がしました。
こんなに素敵な言葉で。

それと、

ここの空間は喫茶室であり
ゆったりとした時間を過ごして頂きたい場所なので過度な撮影はご遠慮願います
写真は5枚程度に抑えて
今を大事にしてください

お店のインスタグラムより

とありました。

ギリギリ5枚におさまっていました。
でもフィルムカメラでは
もう数枚撮りました、
ごめんなさい…
ですが、
この言葉の意味はとても理解できます。
今その場所にいる時間に空気に
目を耳を傾けて下さいという意味ですよね。

それと、お店へのアクセス方法が
3パターンのっていましたが、

南小樽駅から徒歩(おすすめしません)

と書いてありました笑 なぜ?


店主さんもフィルムカメラを撮る方のようでした、
インスタにたくさん素敵な
フィルム写真がありました。

その1番最初に出てくる写真、
ほぼ同じ場所で
似ている構図と時間帯で
私も写真を撮ったことがあるので
驚きました。

線路の側から 2017年

電車を撮るには有名スポットです。
前に、281系スーパー北斗の
ラストランの時も、
子供とここに見に来ました。




記事がものすごく長くなりました。

小樽の街の歴史も含めながら
紹介できたら良かったのですが
いつまでも記事が書き終えられないと思ったのでやめました。

小樽の歴史を学んだ後で訪れると
もっと色んな発見ができそうですし、信じられない景色にも
出会えそうです。
まだまだ冒険したくなりました。

車やバスだと見えないものが
徒歩だと見えます。
見ようとする人にだけわかるものが
見えます。
たくさんの時間を
持っていくことだけは
お忘れずに…笑

長かったです、すみません。
読んでくださった方、
ありがとうございました。


追記:
ラブラド・レッセンスさんがお店を出される前のお家の姿、状態がNPO法人小樽民家再生プロジェクトさんのサイトにありましたので、見させて頂きました。
部屋には、昭和の婚礼家具のセットと思われる、ツヤのある美しいタンスや、大きなスピーカー、アンプとレコードプレイヤーが残っていました。
大切に住まわれていたことが、写真から伝わってきました。約築60年。1階が飲食店だった当時のメニューも壁に残っていました。

掲載されている建物は、大変長い間、頑張ってきた建物です。
風雪に耐えてきました。
(以下省略)

同サイト内より

(他にも掲載されている古民家の詳細ページ全てにこの文章がついてます)

この言葉…
お店の階段を登る時に感じた
敬うべき場所と思った気持ちと
繋がりました。

もしこちらに行かれる方がいるなら
座った時
思いを馳せてみて下さい。
この家が建ったときのことを
暮らしがあって
賑わいがあって
家を手放すことになった時も
美しく残したその気持ちに。


こちらのサイト内に、
店主さんのインタビュー動画がありました。お店への気持ちなどとても良いお話をされていますので、ご興味ある方は見てみて下さい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?