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私が教員を目指してた頃知りたかったこと

「今の先生は大学で教養を学んでいない、これは人を教える職を就く人にハはとても大事なこと。」

と、研修会で先生がおっしゃっていました。

私は家政学部で教育課程を専門に履修しておりましたが、教養課程はありませんでした。

【教養課程とは】
教養課程には、多くの場合、前期の1〜2年間が充てられる。豊かかつ柔軟な人間性の涵養と、学問の世界に踏み込むにあたり広く深い見識を身に付けることで、専門課程や大学院等で学ぶための基本的素養・能力を養うことを目的とする。内容は主に語学(主に外国語、場合によって国語 / 日本語も含む)、論文の書き方やディスカッション手法、自然科学人文科学社会科学の各分野の概論や他分野との学際も兼ねた啓蒙的な導入、体育科目、大学での教育研究に必要な知識・技能の基礎演習など、多岐に渡っている。自然科学系統の科目では各種の実験が、人文科学と社会科学ではフィールドワークなどが課せられるケースも多い。また、最近では学部を問わずコンピュータの使い方を学ぶカリキュラムが組まれていることが多い。また、理系の学部では教養課程や共通教育に専門基礎科目が含まれ、学部の履修に必要な数学(主に線形代数学・解析学・確率統計学)・物理学(古典力学・電磁気学など)・化学(一般化学など)・生物学(生化学・分子生物学・細胞生物学など)の基礎科目を履修する。

教養課程は本来こうした素養・能力を養成する目的であったが、多くの学生は興味のない科目を無理矢理取得させられる課程であると認識していた。そのため、現在は基準が改正され、廃止されている。(wikipedia参照)

そう、「人間性とは」「専門以外から見る幅広い知識」を得る課程をなくしてしまったのである。

私も大学時代を思い返せば、家庭科の教員になる学部だったので、基本的な裁縫、料理、洗濯・家、学校の歴史などは学んできたものの、肝心な「人が人を教える人間としての基盤」がすっぽり抜けていたのだ。

今の教員は学習指導要領を守り、時間内に教科書をいかに進めるか考え、個性を出そうとすると、周りにつぶされてしまうような感じを私は子どもたちの何年もの授業参観やPTAを通して先生たちを見て感じました。

これでは、誰が教えても同じになってしまう。
もちろん、教育での基礎や公平さは大事だと思うが、その先生ならではの得意分野があったり、その人の体験してきたことを生かせるような授業になってほしいと思う。
*授業の受け方、授業の進め方は違うところで書いていきたい。

もちろん、すべての生徒がその先生にハマるわけではない。一人でもいいからその先生の個性の教え方、先生と出会えたことによってより深く学べたり、関心を持つことができたらよいと思う。

個人的には、小学校からクラスに当てはめるのではなくレベルごとに選択して教科を進めていけばよいのではと思う。
そうすれば基礎で躓く子はゆっくり教えてもらい、先に進める子はどんどんレベルを上げれるのになと思う。

自分が「先生村」から抜け出したい方は、一度礼儀作法が主体の先生・指導者向けの研修会をお勧めします。

横浜第三回です。夏休み明けから変えてみませんか?




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