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12時間後。。


あれからいつもより沢山薬を飲み、死んだようにぶっ倒れていた。

薬がとかていうより心底疲れていた。

今も。

思い出したくないお気に入りの服も捨てた。

シーツカバーに枕カバー、そいつが触れた物、可能な物は全てコインランドリーで洗濯機を回し乾燥機に入れ、それを半日繰り返した。

コインランドリーは階段しかないアパートの一階にあるので、ひたすら登り上がりを、無心でぼろぼろの身体で少しの食べ物をとりながら

無心になりたくて

痕跡を消しさりたくて

やり続けた。

寝れてしんどいけど用事ができ、動き続け、疲れたが外にも出てお弁当も買って残さず食べれた。

それは拒食症の私には義務のようなものだ。

正直、美味しいというより、食べないと

引っ越しの為のエネルギーを作れない

死ねないなら、やるしかない。。

そんな感じ

ほんとは、誰かに理解してほしい

共感能力が欠落した元交際相手ではなく

心、魂を持ち合わせた人に

人の痛みが分かる人

て簡単に言うけど

人の痛みは分からない

だから分からないけど、想像しかできないけど相当辛いよね。。と昔は言ってくれたカウンセラーがいて、そういう言葉の方が

思い遣りを感じる

虐待や性被害をネタにする男性は多い

実際、そういうメッセージも沢山くる

同じ類いのモンスター 

Amazonプライムビデオで、LORENAというドキュメンタリーをやっている。

1987年に起きたケースについて。私は見始めた時から片時も目を離せなかった。

今日全てのエピソードを見終わったけど、netflixやよくある事件をエンターテイメント化したものではなく、事件と男性優位社会とのリンクについてよく描かれている。

興味がある方はyoutubeの予告リンクを最初に貼ってあるのでどうぞ。日本でのAmazonプライムビデオにおいて字幕で観れるので、英語が分からなくても大丈夫です。

描写には気をつけて作られているので、私は最後まで見れました。前半は辛かったですが。

被害のその後てとても大切なのだけれど

残念ながら私はいわゆる治療というものを受ける機会もなくここまできた

何をして治療というのかは本人による

私にとっては信頼できる知識あるセラピストと週一度のセッションを望んでいたが、値段が残念ながら手が出るものではなかった

そもそも日本にはcptsdの専門家はいない。

シーツの話に戻る。

私は洗濯機、乾燥機を回しながら、自分の死体をかき集め、見た目だけ再生させようとしてるみたいだなと思った

掃除すれば綺麗になる。

何でも見た目だけは。。。

でも本当に大丈夫かは分からない。

人の心や身体を切り裂くような行為は。。

もう二度と味わいたくない。

誰の身にも起きてはいけない。

男性優位の社会というと男性はそれはどこか違う世界の出来事と思っている。

何故なら、それが当たり前として育ってきたから。

平等というのも全く同じことをする=平等だとも思わない

一つのケースを全てのケースに当て嵌める事などできない。

この問題は残念ながら、男性が去勢されない限り人類が滅亡するまで続く。。途方もない絶望感

そして今書いてて、はっとした。

Lorenaはだからそうしたのではないかと。。勿論、そのやり方が一番彼女にとって、殺されかえさないでいられるポジションだった事は一番だが。

もし、男性も生理が半年に一度でもあれば、妊娠する可能性があれば、あるいはリスクとも呼ぼう

一年間、女性として生きて見たら、女性は楽して生きてるなんて言えない。

男性が楽してるといてる訳ではない。

ただ明らかに女性はいつも身の危険を感じなければならず

警察組織は男性社会そのもの

ハラスメントは日常

これは大袈裟どころか控えめ。。


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