2020.02.08 よこはま動物園 ズーラシア
かの有名な、憧れのこの動物園に行ったのは、去る2019年10月のこと。
日記を書けるまでに、随分と時間が空いてしまったため、写真のアルバムを見ながら記憶をたどって、記してみることにする。
動物園のスターといえば、のうちのひとりは間違いなくゾウだろう。この写真の彼らはインドゾウだ。
いつ、どこで見てもその存在感はやはり大きく、賢い動物なので我々人間が自分たちのことを見てはしゃいだり、写真を撮ったりしているのもしっかり意識している。そのために、ゾウらしい過ごし方をしてやろうというときもあれば、あからさまにポーズを取ってくれたりもする。
いつも人間に構ってくれる、優しい動物たちだ。
どの子がなんという動物だったか、一緒にパネルを写しておくように心がけてはいるのだが、つい動物だけに夢中になるとそれを忘れて、後でこうして見返したときに、君は誰だったっけ……?となってしまう。
長い両腕を目一杯に伸ばして吠えているこの子は、オナガザルの仲間だったと思う。
もしご存じの方おられたら、どうぞ教えていただけると助かります。
(※追記:コメントにて、この子はボウシテナガザルというテナガザルの仲間のお猿さんだと教えていただきました。ときわ動物園でもなじみのテナガさんなのに、オナガさんと打ってしまっていた自分にびっくり・・・・・・! ともあれ、この子はボウシテナガザルさんです。よろしくお願いします。)
ズーラシアではそれぞれの動物たちの生息域を再現した展示がされているので、こうして木々や植物を眺めるのもまた楽しい。
これは特に美しいと思って空を見上げて撮った一枚だ。
これはマレーバクだ。改めて見ると夢を食べそうな見た目をしている。私も幼少期はバクと獏を完全に混同していたものだ……。
白状すると、先ほどからズーラシアのホームページを見て、園内マップと照らし合わせながら振り返っている。
そうしないと、私の知識では「インドゾウ」も「ゾウ」に、「マレーバク」も「バク」になってしまいかねない。
同じ種類の動物でも住んでいるところによって随分見た目や生態も異なるものなのだから、もう少し精度を上げて認知して覚えていきたいと思っている。思ってはいるのだ……。
かわいいねこちゃんのお尻をしたこの子はウンピョウだ。背中の丸み、腰から後ろ足へのたくましくもまろやかな輪郭、やわらかそうな毛並みまさに猫のようだ。
ところがやはり、このくっきりとした模様と、がっしり太い尻尾は、野性味を感じるところだ。
おとなしいだけでなく背中まで向けていたウンピョウとは対照的に、サルたちはとにかく素早く動き回り、ぶれぶれの写真しか残っていなかった。
どうにか残っていたこの写真、シシオザルが2匹写っているのがおわかりいただけただろうか。私はつい自分でも忘れていて、左の1匹にばかり目が行って、今ちょうど右のもう一匹に気がついて、驚いたところだ。
これも、保護色というやつなのか……?
これはインドライオンたち。
ライオンといえばまず思い浮かぶのはアフリカのサバンナに住むライオンたちなので、少し驚きつつカメラを向けた。
やはりネコ科、のんびりと寝ていた。
威風堂々たる体つきと、毛並みと、角を持った彼らは、ゴールデンターキンだ。よくよく見ると、とても優しくおっとりとした表情をしている。
みんなのアイドル、レッサーパンダは、あまりに活発に動き回り、他の動物園では見たことのない姿をたくさん見せてくれたので、夢中になって見ながら、カメラでも追いかけてしまった。
カメラといってもスマートフォンのカメラである。こんな時、せめてちょっとしたデジカメでもよいから撮影するためだけの道具を買うべきなのだろうかと思ってしまう。
モノトーンのウロコのような羽や尾羽が美しいこの鳥はキジの仲間だ。またも名前を取りこぼしていた。
どうにか検索してみたら、おそらくこれはギンケイという鳥だ。そういえば、キンケイという鳥なら以前から知っていて、この子の名前を見たときに、金だけじゃなく銀もいるのか……!と感動した覚えがあった。
この鳥の名前は自信をもって覚えている。ニジキジだ。
韻を踏んだような名前のこの鳥、こんなに鮮やかでまぶしい姿をしていながら、ヒマラヤ山脈に生息する種らしい。もちろん、これほど派手なのはオスだけだ。
華やかな羽そした鳥は暖かい地域のもののように思ってしまいそう、日本の里山のキジもなかなかに目立つ色をしているものな……。
私のアルバムを順にたどって、キジの仲間、お名前教えてシリーズ最後の2種だ。ふわふわの白い羽に黒い羽や赤い肉や足が映えるきれいな鳥と、背中の赤い色にぽつぽつと散った赤い斑点がきれいな鳥だ。
例によってインターネットの力を借りてみる。シロミミキジと、ベニジュケイというようだ。
特にベニジュケイの方の写真を見て驚いた。私が行ったときはこうして背中を向けられていたのでわからなかったが、頭や胸元に、それは美しい真っ青と紅色の模様があるではないか。これはまたいずれ、会いに行くしかあるまい……。
さて、ここまで書いてから、この続きを書くのに、ずいぶん時間が空いてしまった。記憶の鮮度が落ちないうちに書くべきなのに・・・・・・。
自分でもすっかり忘れてしまっているようなので、ここで記事をいったん区切って、続きを書き始めたいと思う。
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