集めちゃった音楽が履歴書です

#音楽の履歴書

はじめに

 こういうこと言うと「お前はすべての指を折れ。二度とキーボードを叩けないようにな!!!!」とか言う人いるのかもしれないですけど、敢えて言います。
 プロット書くのってこんな疲れるんだね。

 基本的に私は物書きをするとき、いきなりブワーッと初めから終わりまで全部書いちゃって、時間を置いて複数回読み返して(これ、話が途中で終わってんな)(あ、誤字誤字)(え? 疑問点どころじゃないしょや。ここ、さっきと設定が真逆になってるもん)など、気づいたところをツンツン直していくスタイル。書くのに飽きたら作品も終わってしまうことが多い。
 まあいろいろとあって、ちょっと長めのものも書いてみたいなーと思いつつ、設定とか骨子とかを作っていたらあっという間に1時間も経ってて驚いた。みんなすごいね。


ということで

 飽きたというか疲れたのでnote書きまーす(大蛇丸の声で)。

 本日はこちらの記事に便乗させていただきます。

 あぶなく、ここでも悪い癖が出そうになった。一瞬だけ、

(私の趣味嗜好に誰が興味あんの?)

 って考えてしまった。


 知るか!!!!!!!!!


 ということで、つらつらと語ってゆこうかと。お時間の少ない方は今日の記事読まなくて結構です。このハッシュタグで書こうと決めた時からずっと危惧していたんだけど、いま読み返したら頭のてっぺんから爪先まで完全に自己満足なので。読むとしても「こんな奴もいるんだなあ」という、ケーススタディみたいに使ってくれたら。
 というか、なんでも横文字使えばいいってもんじゃないよね。「アジェンダ」とか言わずに「議題」って言えばいいのに。というか10年くらい前までは絶対「議題」って言ってたくせに。なのに「ワーケーション」は使わないんだね。
 ただカタカナ繋がりなだけだろ、って? ああ、うん。そっすね


 以下、アーティスト名は敬称略。もちろん敬う心は忘れていない。

音楽の履歴書:保育園

 音楽にちっとも興味はなかった。でも、5歳からエレクトーン教室に通い始めた。そこに私の意思は介在しなかったけど。
 結局は、教室を何度か変わりつつ、高校を卒業するまで続いた。
 だらだらとやっていたので、たいして腕はのびなかった。ただ、おかげで音符は読めたから、学校の音楽の授業は多少ラクだったな……という印象。


音楽の履歴書:小学校

 楽器を弾いたり吹いたりするより、合唱で歌う方が好きだった。CDを買ったり、今みたいに好きなアーティストを固定して追っかけることはなかった。ただ、なんとなく聴くのならば、男性よりも女性アーティストの方が好きな傾向はこの頃から。
 宇多田ヒカル倉木麻衣なんかを、誕生日に買ってもらったMDウォークマンに突っ込んで聴いたりしていた。親戚のおっさんに「何聴いてんだ」と尋ねられて、その時聴いてた曲を聞かせてやったら「なんだお前。エッチな曲聴いてんな」と言われたのを今でも思い出す。

 宇多田ヒカルの「First Love」をエッチな曲と評したのは、私の知る限り、後にも先にもあのおっさんだけだと思う。


音楽の履歴書:中学校

 住んでいた地域で、下から数えて学力ナンバーワンを争う中学校に進学。たとえ頭が途方もないバカでも、上の学年に喧嘩の強いきょうだいがいるか、体育ができるか、コミュニケーション能力があればヒエラルキーの上位にいられる学校だった。どの能力も持たない私は、生徒玄関で堂々と煙草を吸う連中や、体育の授業が嫌で、仮病を使って学校をサボるようになった。
 今思えば(こんなどんくさい、毎日朝までパソコンばっか見てる自分なんて、死んだ方がいいなあ)と思うことこそ一番アホくさい。ただ、当時は真面目にそう思っていたので、何度かそういったことも試みたことがある。それらに失敗したからこそ、今こうやって文章を書いているのだけど。

 そして、こんな暗黒時代のどん底で、私は西川貴教(T.M.Revolution / T.M.R-e / abingdon boys school)の音楽に出会う。
 心奪われたのが、T.M.Revolution名義の曲のひとつ「BOARDING」だった。

 なお、ここで私が抱く彼に対する想いを語ると、記事があまりにも長くなってしまうことは明らかなので、改めて違う記事で書くことにしたいと思う。
 それくらい、私の中で彼の音楽は大切な存在だ。

 あと、中学の頃は友達とカラオケに行ってマイクを向けられても、頑なに歌わなかった。今考えると、とてももったいない。ただカラオケ屋にポテト食い散らかしに行ってたようなものだし。


音楽の履歴書:高校

 西川貴教(以降「彼」)への熱は冷めるどころかグングンと上がり、昼前に宿泊研修から帰ってきたその足で午後イチの飛行機に乗って、札幌でのTMRのライブに初参戦。今も銀テープを取っておいてある。

 この頃はまだ恥ずかしくて、他人にはほとんど言っていなかったのだけど、中学の頃からZONEが好きだった。解散報道が出てすぐ「実は自分も好きだったんだよね」というカミングアウトをしてきた同級生と一緒に、最初で最後のライブへ。あそこで終わってた方が一番美しかったのになあ、とは今でも少し思う。
 一般的なイメージは圧倒的に「secret base~君がくれたもの~」だと思うけど、個人的には「僕の手紙」が一番好き。

 少しずつ、他のアーティストの音楽にも目を向け始める。はっきりと「これは高校の時にめっちゃ聴いてた」と言えるのは、いきものがかり。脊髄反射的に「SAKURA」ばっかり聴いてた時期があった。結局大学に入ってもそのまま聴いていたし、単独ではないけどライブにも足を運んだりした。

 ちなみに高校3年生の学校祭では、自由発表でバンドを組んでボーカルとしてマイクを握るという暴挙に出た。1曲目のZONE」はバッチリだったが、2曲目のGLAYBEAUTIFUL DREAMER」の2番のサビでは見事に歌詞を飛ばした。楽しかったけど。



音楽の履歴書:大学

 もともとヴィレヴァンに初めて行ったときから知っていたPerfumeに「ポリリズム」から完璧に染まる。後輩にもファンがいたので、武道館や東京ドームのライブに行ったり、ゼミ終わりにそのまま一人で飛行機に乗って横浜アリーナのライブに行って、翌日朝イチの飛行機で札幌に戻り、2講目の講義に何食わぬ顔で出る……ということもやった。ちなみに札幌市民ホールでのライブで前から3列目の席を当てて堪能した2日後、右折事故で親の新車を綺麗にぶっつぶした。帳尻合わすならもっとゆるやかにやってほしかった。

 昔がどうとか今はどうとか論じることはしたくないけど、個人的にはこの頃くらいの、どこか血の通った感じがしない、ほんのり冷たく感じる歌詞の曲が好き。「シークレットシークレット」とか死ぬほど聴いたわ。


音楽の履歴書:社会人:20代

 大学卒業後はあまり労働環境が良いとは言えない会社に入ったので、その分のストレス解消がほぼ全てAKB48に向かう格好となった。職場には基本的に自分の親くらいの年齢の人しかいなかったし、そういう意味でも、近い年代の顔の整った女の子で目の保養でもしなきゃやってられなかったんだろうなー……と思う。CD付き握手券は呆れるほど買ったし、後輩にもファンがいたので一緒に握手会に行ったり。ただ、ライブは一度も観たことがない
 その後もあちらこちら、のらりくらりとする。推しが卒業してAKBへの熱が自然冷却したあとは乃木坂46が好きになって、継続中。ただ、もう握手会に行くエネルギーはないし、やっぱりライブは一度も観たことがない
 病んで最初の会社を休職中、半ニートだった時期に観たアニメが縁でClariSを知る。ただいろいろあってライブは以下省略。というかClariSは北海道の芸能事務所のユニットなのに、なんで頑なに北海道でライブやってくれないんだろう。


音楽の履歴書:社会人:現在

 20代前半の一時期に、あれだけハマっていた彼の音楽から離れていた時期があった。そのブランクを取り戻すように、後半から今に至るまで温度がずっと上がり続けている。昔は(北海道じゃないときついな……)と思っていたが、今では彼のライブが関係すれば近所のコンビニに行く感覚で東京まで出たりする。日頃の仕事中、傍若無人な客の振る舞いにカウンターの下で拳を握りながらもそれを顔面に食らわさないでいられてるのは、それをやってしまうと彼のライブに参加する資金が稼げないからだ。それ以外にはない。むしろそうでなければ、今の仕事を始めてからはもう2~3回くらい手が後ろにまわっていてもおかしくないと思う。

 もっとも、今年は新型のアイツのせいでライブが軒並み中止になってしまった。その点だけは今もアイツを許すことができない。ただ他のことはわりとどうでもよかったりする。仕事が接客業だしテレワークもできない業種だから、客との間にマスクとアクリル板が間に置かれた以外は何も変わらないんだもん。

 そんな最近は、YOASOBIAimerヨルシカずっと真夜中でいいのに。GARNiDELiA、その他エトセトラエトセトラを聴いている。むろんこればかりローテしているわけではなく、いろんなものをつまみ食い。というかサブスクリプション最高。パソコンが壊れて自分の家でCDから音楽を取り込めなくなってしまったから、これがないと未だに私の知識は鎖国状態のままだったに違いない。
 ありがたいことです。


さて

 プロット書いてた時間よりこの記事書いてる時間の方が長くなっちゃったので、このへんで。
 気が向いたら書き足したり削除したりするかもしれないけど、それもまた人生なり。


 みんな、よく覚えておこうな。


 息抜きは「やること」と「やること」の間で行うからこそ、息抜きになるんだ。




お読みいただきありがとうございます。いただいたサポートは、創作活動やnoteでの活動のために使わせていただきます。ちょっと残ったらコンビニでうまい棒とかココアシガレットとか買っちゃうかもしれないですけど……へへ………