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春はオレンジワイン②

料理に合わせるポイント

春はオレンジワインパート①でオレンジワインのイメージは何となく理解して頂けたかと思う。


オレンジワインは意外とクセがあり、そこを上手く掴むことが大切。

さて、どんな料理と合うだろうか?

料理に合わせるポイントとして「赤ワインと白ワインの中間タイプ」という扱いは私は止めたほうがいいと思う。オレンジワインは、どちらかと言うと白ワインタイプが多いし、ノンフィルター系のナチュラルタイプのオレンジワインは赤ワインの要素は掴みづらい。決して中間タイプではない。マリアージュの観点から言うと「赤ワインと白ワインの中間タイプ」という捉え方は違うのではないかと思う。

オレンジワインは白ワインタイプか?ナチュラルタイプか?この2種に大きく分けて合わせていくことをオススメしたい。

白ワインタイプには

白ワインタイプのオレンジワインには是非、出汁の味わいがある和食を試してほしい。中でも特にオススメしたいのが肉じゃが。さっぱりとした豚バラ肉に出汁の味わい。これがオレンジワインとの相性が抜群。

狐のラベルが可愛いコーダディヴォルペ。狐の尻尾という意味の土着品種のオレンジワイン。インポーターに入荷すると即完売の人気商品。こちらは白ワインタイプのオレンジワインで飲みやすく。肉じゃがとのバッチリあう。


ナチュラルワイン系には梅干し

色々試したが、ノンフィルターで酵母の味わいが前面に出てくるようなタイプには梅干しがベスト。甘みが強い紀州梅なんて最高だ。梅の酸味を吹き飛ばすだけではなく、酵母のクセを丸くして味わい深くなる。

ナチュラルワイン系オレンジワインで一番のオススメ。インディジェノの造るオレンジワインはノンフィルターで酵母の旨味が強いのが多く、なかなかオレンジワインを初めて飲む方にはオススメしづらい。しかし、こちらのインディジェノのフィエーノは飲みやすく味わいが華やか。品種のフィアーノ(商品名はフィエーノ)自体が蜂蜜のような甘さがあるイタリア南部を代表する品種だが、その甘さと華やかさがオレンジワインと相性がいいのだろう。自信を持ってオススメできる。


3/8はミモザの日

イタリアの国際女性感謝デー

3月8日の国際女性デーと深い関わりのあるイタリアの「ミモザの日」
3月8日は日本でも浸透してきた国際女性デーです。イタリアの「ミモザの日」はこの国際女性デーと深い関わりがあります。
国際女性デーとは世界中の女性の権利を守り、女性の活躍を支援するために世界中で祝われている記念日です。イタリアで国際女性デーが初めて祝われたのは1922年で、1944年にはイタリア女性組合(Unione Donne in Italia)がローマで発足しました。そして、同時期の2〜3月に開花するミモザがイタリアの国際女性デーのシンボルとなりました。そのため、イタリアでは3月8日の国際女性デーはミモザの日と呼ばれています。日本では母の日にカーネーションを贈るように、イタリアでは国際女性デーにミモザを贈る、というのが習慣となっています。

fiat magazine CIAO!より


ミモザサラダにオレンジワイン

そんな3/8のミモザの日にミモザサラダを愛する方へ感謝の気持を込めて料理をして、オレンジワインとともに楽しむのはいかがでしょうか?
卵のこってりとした味わいにチーズ。酸味のしっかりとしたオレンジワインと合わせれば春の雰囲気も抜群です。

やっぱり料理は見た目大事。

Casamiaの実店舗では3/5にミモザサラダの料理教室。ミモザピッツァのキッチンカーなどイベントが予定されている。

春こそオレンジワイン

雪国特有の春待ち気分

今年は新潟市は例年以上に積雪が多い日が続いた。雪が多いほど春が待ち遠しくなる。以前、商品開発をしていた時に東京の展示会で北海道のバイヤーと話す機会があった。北海道では春のイベントが重要で、物凄い需要があるのだと言う。「冬が長いから」その一言が雪国ならではの春を待ち望む文化を表している。

オレンジワインでピクニック

そんな春待ち時期のいまこそ、是非オレンジワインにチャレンジしてほしい。見た目も味わいも華やかなオレンジワインは一気に春ムードを盛り上げてくれる。

また、歓送迎会シーズンで集まる機会が多いこの時期に春らしさ前回のオレンジワインを1本持っていくのも注目を浴びること間違いなしだ。
そこで、さっとオレンジワインの豆知識を披露して皆で春を楽しもう。

花見で外で飲む文化は戻るのか?


花見やピクニックもいい。もう今年は外で集まって飲んでもいいでしょ笑。
外でこそ、オレンジワインは最高の色を出してくれる。
オレンジワインの色で楽しみ、酵母の旨味に酔って、春はオレンジワイン片手に最高の外飲みをしたい。


Casamiaのオレンジワインはこちらから


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