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1000円台で買えるアルザスのリースリング!セル・シュル・シェールとペアリングしてみた!



こんにちは!
もと料理人のwine&cheeseです!

今回はフランス・アルザスのリースリングを楽しみました!

今や高騰を続けるフランス産ワイン
その中でも1000円台でアルザスのリースリングが買えるなんて!

お買い得です!笑


今回飲んだのが

[ベーブレンハイム エイムベルジェ
     リースリング アルザス 2021 ]


【このワインの味わい】


色合いはグリーンがかった美しいレモンイエロー

蜂蜜のような甘やかで、溌剌としたフレッシュな香りに、貝殻のニュアンスにレモンなど柑橘系の爽やかな香りが立ちのぼります

メロンや洋梨に、ほんのり甘くフレッシュで爽やかな果実味と、柔らかな旨みが舌全体に広がります
すぐに軽やかで爽やかな酸が重なり、まるで心地いい風に吹かれているような余韻が続きました

ワインが開いてくるとマスカットのようなニュアンスも出てきて、よりフレッシュで瑞々しい果実感が出てきました

美味しい!

【料理とのペアリング】


それではペアリングを楽しんでいきたいと思います!

[生ハムミニトマト]

メロンのニュアンスが感じられたので
生ハムを合わせてました!

ワインと合わせて生ハムメロンになるかな?

さて実食

生ハムの塩っけとコクのある旨みが、トマトの旨みと酸味に和らげられて、まとまりのある柔らかで複雑味のある味わいになりました

オリーブオイルの香りと旨みが生ハムとトマトの間を取り持ってくれてます

生ハムでトマトを包み一緒に食べると

トマトの旨み、甘味、香りが、生ハムとワインの繋ぎ役となり、ペアリングが上手くハマります

生ハムのだけで合わせると、それほどのペアリングにはなりませんでした

さて
料理を食べて、ワインを一口

ワインの果実味と旨み、酸味がふくよかに口の中に広がり、生ハムとトマトの余韻がほんのりと感じられる

いいペアリングです!

ペアリング度
⭐️3.8

[ペアリングのポイント]


トマトの旨みと・甘味が強いものがオススメです
ワインのしっかりとした旨みとバランスが取りやすいです

一つの食材でペアリングがイマイチな時は
何か他の要素を取り入れることによって、ペアリングがグッと良くなる時があります

それは食材だけではなく、醤油やオリーブオイルなど調味料でもペアリングが合うか合わないかが変わってきます!

ペアリングが上手くいかない料理でも、色々加えて味変して試してみてください!

[ペンネアラビアータ]

「生ハムとミニトマト」で、トマトとこのワインの相性が良さそうに感じたので
イカゴロパスタを作る予定を変更してトマトのパスタに変更

さて実食!

トマトの凝縮した旨み、ニンニクの香りが広がり、遅れて唐辛子の辛味がやってきます

トマトの旨みと味わいが、ワインと溶け合いすぐにワインの旨みと酸味、果実味が口の中で膨らみ広がってきます

ワインの酸味と旨みが、トマトの酸味と旨味に絡み合い美味しい余韻が続きます

かなり良いペアリングになりました

ペアリング度
⭐️4.2/5

劇的なインパクトはないが、味わいがよく馴染み、染み染みと心に染み込んでくるペアリングになりました

インパクトの強いペアリングもいいですが
染み染みとした、心に染み込んでくるようなペアリングが大好きです!

幸せ感爆上がりします!

ワインの温度を上げてあげると料理との馴染み具合がとてもいい感じ

[ペアリングのポイント]

トマトの旨みと酸味が、ワインの旨みと酸味にリグして良いペアリングになりました

アラビアータのソースを作る時
ワインの味わいの強さが控えめなら、トマトの量は少なめで、あまり煮詰めないのがポイント
ワインの味わいが強い場合は、逆にトマトを多めに入れシッカリと煮詰めて、ソースの味わいを濃厚にすると、ペアリングしやすくなります

[チキンのスパイスカレー]

さていつものスパイスカレーとのペアリングはどうでしょうか?

カレーを食べ、スパイスの余韻がまだ残っているうちにワインを口に含むと

ワインの甘味・酸味が口の中で広がり
スパイスの香りが溶け合いながらふくらみ
そのまま余韻となって続いていきます

カレーの味わいの強度が強い?

なぜかワインの味わいが痩せてしまい
膨らみあるものの、ワインが美味しく感じられない

ペアリング度
⭐️1/5

さて
いよいよお楽しみのチーズペアリングです!

クリエイター名がwine&cheeseなのに
やっとこさチーズが登場するようになりました

【チーズとのペアリング】

[セル・シュル・シェール]

(ヤギのチーズ)写真右

熟成が進むと、チーズが柔らかくなり、
常温にもどすとトロトロに溶け出します

これがまたうまい!


さて、ペアリングの結果は、、、

文句なし!
素晴らしい相性

こういうチーズペアリングに出会うと沼ります笑

ペアリング度
⭐️4/5

[エポワス]

(ウォッシュタイプ)写真上

表皮が少し湿り気を帯び熟成が進んでいる

こちらもいいペアリングになりました!

チーズを食べた後にワインを口に含むと
チーズとワインが溶け合い、ワインの果実味と酸味が広がります

ペアリング度
⭐️3.8/5

[ダナブルー]

(青カビタイプ)写真下

こちらも中々のペアリング

チーズを食べ、ワインを飲むと、まるでチーズに蜂蜜をかけたような感覚になります

ワインの果実味、酸味がフワリと広がり
ブルチーズの香りや味わいをサラリと洗い流しながらもチーズの心地いい余韻はしっかりと残してくれている

ペアリング度
⭐️3.8/5

【料理の作り方】


[生ハムミニトマト]

もうこれは簡単!
なにせ、切って盛るだけ!
あとはオリーブオイルかけて、好みで白胡椒振るだけで完成!

でもトマトはマリネした方がいいかも

[ペンネアラビアータ]

フライパンにオイルをいれ、ニンニクのみじん切りを弱火でシュワシュワと炒める
ニンニクがきつね色になったら玉ねぎの
みじん切りと鷹の爪を加えて、玉ねぎに透明感が出てしんなりすればOK!
あとはカットトマトを加え、パスタの茹で汁を加えて煮詰めるだけ

パスタは自分の好みの固さより固めに茹で上げます
茹で上がったら、パスタをトマトソースの中に入れ、少しの間煮込みソースをパスタに馴染ませたら完成です!

料理はいつも目分量で適当に作るので、詳しいレシピがありません

いつかレシピを作れたらいいなと思っています!

もし詳しいレシピができたら、また投稿したいと思います!

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