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NHKゴガクでの自己流語学学習法

現在続けている、語学の勉強方法について簡単に書いてみたいと思います。

私はネットでのNHKゴガクでのラジオ番組と、NHKプラスでのテレビ番組で、もう6年間ぐらい語学学習を続けています。そのコツみたいなものを話してみたいと思います。

各講座の学習方法

NHKでの学習方法は、私がその頃見つけた一番安価で手間のかからないものでした。テキスト代は安いし、ストリーミングなら時間の拘束もありません。最初は私も町の語学教室みたいなところでやってみたいと思いましたが、それにはお金と時間がかかります。最近ではオンラインでのマンツーマンの授業もあるようですが、それもお金がかかります。それで続けているのがNHKでの語学番組でした。お稽古事や文化教室には行けないので、せめて語学でもと始めてみたのでした。

それで英語・韓国語・中国語・ロシア語・アラビア語・ドイツ語・手話とやりました。日本の近隣諸国の言語が多いです。やはり近くの国の言葉から学習してみたく思いました。ある程度初歩的なものは理解できるようになった今は満足しています。



これは英語のテキストですが、まず右側にわからない単語の次のページを折り曲げて、それを見ながら左の本文の中にある単語にどんどんアンダーラインを引いていきます。私はこのラインマーカーはセリアの蛍光黄色と蛍光ピンクのセットで6本ぐらい入っている安いものを愛用しています。私の場合はピンクで引いています。これは英語のテキストの場合は次のページに単語が書いてあるので、たいていそうしています。そして、テキストに意味が載っていない本当にわからない単語は、電子辞書で意味を調べます。

電子辞書が一番使いやすいです。紙のいい辞典と値段は中古品なら変わらないです。カシオワードのシリーズがいいと思います。アマゾンで中古品は出ています。少し型落ちのものが狙い目です。

単語の意味を調べたら、テキストに直接細かい文字で書きこみます。それにはダイソーの写真の芯が自動で繰り出すシャーペンが一番いいと思います。これは細かい文字がきれいに書き込めるシャーペンです。学生の方にもおすすめです。110円です。


これはドイツ語のテキストですが、問題を書きこむ形式のもので、後ろに解答がついています。これをまずテキストが届いたら、裏紙にコピーします。それを見ながら解答を書きこみます。実にアンチョコなのですが、これが心が折れない方法です。私も始めは問題をきちんと解いて赤ペンで丸ツケしていました。しかしそれでは結局間違ったことで心に負担が倍増して、やる気がなくなってしまいます。それよりも正しい解答を参照して、どうしてその解答になるのか、頭の中で一問一問丁寧に考える。この方法だと長く続きます。受験勉強ではないのですから、自分で持続できる方法が一番いいのです。

黄色いマーカーでの印は、文法上での重要事項です。ピンクのものは単語用と、色分けして使っています。


書き込みがいっぱいでも気にしない

これはロシア語の場合ですが、御覧のように書き込みが山ほどあって、私も自分でもぱっと見よくわからないです。調べた単語もとても身にはついていない・・・ようですが、やはり長い目で見たら、少しずつ蓄積しているようです。語学はこういう、無駄とも思える努力の積み重ねで私の場合はのろのろとですが習得していきます。ただロシア語については、ぜひ高くても電子辞書を買った方がいいです。というのは、活用形や形容詞化の単語が山ほどあって、電子辞書だとクリックしていくと、それらの単語がずらっと画面に並んで出るからです。紙の辞書で同じことをしようとすれば、ものすごく時間がかかります。それで電子辞書がいいのですが、ロシア語のものは中古のカシオワードでも最高値なのです。ロシア語はお金がかかります。

まず語学をNHKゴガクではじめたい方に・・・・。始めるのは4月がいいです。他の月はあまりおすすめしません。ふつうの学校の入学式と同じと思ってください。それか10月からなのですが、実はドイツ語などの場合がそうですが、講座が年間で続いている場合があって、10月からの後期が難しいものがあったりして、やはり4月からがいいと思います。年度の始まりだからです。

ただこれは基礎英語シリーズと第二外国語の「まいにち」シリーズに限って言えることであって、英語の上級クラスのものなら、途中からでもかまいません。ラジオ英会話などがそうです。

それで放送がお休みになる週があります。5月のゴールデンウィークの頃と、8月のお盆休み、11月のシルバーウィーク、1月のお正月休みはストリーミングは一週間お休みになります。講座を続けて聞いていて、マラソンで休みが入るようなもので、少しほっとすると思います。特にはじめたばかりの方は、5月の休みにはほっとするでしょうね。

テキストを続けていくコツは、私の場合ですが、その学習しているページには必ず付箋を貼る、すぐに開けられるようにする、そして、別のメモ帳に講座の回数のメモを書き、その済んだものにペケ印をつけていくという方法です。

そしてNHKゴガクのストリーミングは一週間置いてありますから、自分でどの曜日にどの語学番組を聞くか、自由にタイムテーブルを組むといいです。

応用編について

最初は入門編からはじめると思います。まいにちシリーズでは後ろに難しい応用編がついています。これはその時はしないで、入門編が終わってもテキストを取っておきます。その応用編は一年後か二年後ぐらいに新作の場合は再放送があるので、そのため残しておきます。あるNHK講座活用のすすめの単行本では、終わった講座のテキストはどんどん処分してしまいなさい、と書かれていましたが、まいにちシリーズの場合は捨ててはいけません。テキスト代を節約できる大切な資源なのです。ただしこれは中国語と韓国語はその旨ではありません。応用編が別テキストだからです。


NHK高校講座

高校講座だとやさしいと思われるかもしれませんが、私がある高校講座の英語講座の最終回を聞いてみたところ、ラジオ英会話と同じぐらいのレベルの本文でした。高校講座だとテキストの「学習メモ」はサイト内にPDFで無料で置いてあるので、テキスト代はいらないです。番組数も5個ぐらい、基礎のものから応用のものまでそろっています。また番組もいつでも聞けるようになっている再放送のものもあります。

NHK高校講座
https://www.nhk.or.jp/kokokoza/
NHKゴガク
https://www.nhk.or.jp/gogaku

私は現在高校講座で日本史や美術、物理や音楽、現代文などを受講しています。それは町の文化教室ではお金がかかるからで、高校講座だと無料だからです。町の講演会で聞けるような、専門的な事を聞くことができ、物理の場合はふつうの高校の教室ではできないような大掛かりな装置を使って実験をしてみせてくれたりします。時間も20分間と短く、「学習メモ」は自由に印刷して保存できるしで、いいことずくめです。また講座が再放送の場合は、いつ聞いてもいい状態でビデオや音声動画が置いてあります。年間にまたがっても、前年度のものはアーカイブのページで見ることができます。

ぜひ皆さんも高校講座で好きな授業を見つけてみてください。

ロゼッタストーン

これはソースネクストで購入しなければならないのですが、1講座2800円ほどでセールの時は購入できるのでおすすめです。しかもひとつの講座がものすごく長くて、いくらやってもレッスンが終わらないです。英語の他にもいろいろな外国語がそろっています。これの英会話は機械による音声入力で、おそらくAIと会話レッスンをしていると思われます。これはものすごく安価でできるオンラインレッスンなので、本当におすすめです。写真を見て解答するのも、飽きが来ないので楽しいと思います。

ロゼッタストーンはしかし日本語での説明が一切ないんですね。そして、文法事項の説明もありません。だから、これをやる場合は、ある程度NHKの番組などで、文法の知識を入れてからの方がいいと思います。

これのパソコンでの音声入力は、セリアで売っているマイク付イヤホンを使うといいと思います。おすすめです。

ロゼッタストーン
https://rosettastone.co.jp/

Duolingo

説明しなくても知っている人も多いと思われるDuolingoもご紹介しておきます。私の出発点はこの語学サイトでした。最近ほとんど行っていないけど、無料コースなら本当に完全無料です。ただ、一行だけ入力のかなり機械的なカリキュラムなので、無味乾燥に思われる方も多いのではないでしょうか。しかし発音練習もできるし、はじめての方なら本当に気軽にできますので、おすすめですね。サイトデザインも親しみやすい感じです。

ただここもロゼッタストーンと同じく文法事項の説明はありません。しかも日本語対応は英語と中国語だけです。従って他の第二外国語を学ぶには、困難を極めると言っておきます。

Duolingo

自分としてはサステナブルだなと思う方法を書いてみました。何かのご参考になれば幸いです。

去年からの新講座 ニュースで学ぶ現代英語

ここまで読んでくださり恐縮です。上記の記事は二年ほど前に暮らしニスタさんに投稿したところ、著作権の関係で載せられなかった記事の再録です。従って、話が少し古かったりします。どうもすみませんです。

最後にNHKゴガクでの去年からの新講座の「ニュースで学ぶ現代英語」をご紹介したいと思います。この講座は書店で配られるNHKゴガクのチラシには通常載せられておりません。パソコンのNHKゴガク内にだけひっそりとある英語講座です。この講座のレベルはB1-Cと難易度が高めですが、特筆すべき点はパソコン上ですべて完結できてテキスト代がまったくいらないことです。そうです、だから書店にもテキストが売られていないのです。サイトの方に英語の本文があり、それを見ながら学習ができるのです。本文の下には訳文と解説文が出る仕掛けになっています。自己レベルがついて行けそうな方は、ぜひ受講してみてください。講座のおしまいには英語のいろいろな知識の話が聴けて、とても良い講座です。私も月‐金の毎日お世話になっております。この講座はときたま講座の再放送の休みが入ります。

電子辞書が使えない場合

グーグル翻訳などのオンライン辞書で勉強する方法があります。またネット上で第二外国語の文字を出すには 拡張機能のグーグル入力ツールを使えば入力できます。

グーグル翻訳

グーグル入力ツール
https://chrome.google.com/webstore/detail/google-input-tools/mclkkofklkfljcocdinagocijmpgbhab



今回今までのピアノ録音とは違う話をしてみましたが、今後はこのnoteさんで、こういった暮らし方の記事を時折投稿したいと思います。よろしくお願いします。


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