中学校吹奏楽部の中/どんな楽器がある?

一般的な中学校吹奏楽部の活動では以下の楽器を使用します。
お値段については「お値段いくら?」を参考にしてください。

木管楽器

木製ということではありません。リードの振動で音が鳴るということらしいです。

《フルート》
銀色の横笛。環境によっては自宅で練習もできます。軽い楽器。トランペットと同程度の認知度があります。どちらかと言えば旋律を担当することが多い。華やかなイメージです。

《クラリネット》
吹奏楽の場合はべークラリネット(B♭Clarinet)が一般的。個人で購入する場合はこのクラリネットからです。吹奏楽部の中では大所帯(もちろん学校によります)。ほのぼのとした音色が私は好きです。

《オーボエ・ファゴット》
一般的な中学校では少数派。2枚リードを使い、非常に難しい楽器。だからこそ名手が生まれることも多いような気がします。高額な楽器。ソロ演奏が多くとても活躍しますが反面大変です。

《サックス》
声部によって使い分けがある楽器。高い方からソプラノサックス、アルトサックス、テナーサックス、バリトンサックス。アルトとテナーの個人購入が多い。キラキラと輝くその姿に子供たちは惹かれます。比較的音が出しやすい楽器だと私は思います。大変人気があり、当店でもサックス教室の生徒さんの割合が最も高いです。ポップスやジャズでは大活躍します。一押しの楽器です。

金管楽器

真鍮でできています。仕上げによって金色や銀色があります。

《トランペット》
ピアノに次いで認知度の高いトランペット。音が大きくいつもかっこいいフレーズを吹いているイメージ。目立ちますね。しかし、マウスピースが小さいため音を出すのは難しいです。

《トロンボーン》
50代以上の方には「山あり谷啓」でお馴染みの楽器。スライドの伸縮で音程を決めるため自分で音をとる必要があります。というと難しい感じがしますが、中学生は案外簡単にこなします。興味あったらチャレンジしてください。けっこう目立ちます!

《ホルン》
可愛らしいカタツムリのような姿で牧歌的な音の出る、また鋭い音も出る味わいのある楽器です。Fシングル・B♭シングル・フルダブルという種類があり高額です。トランペット同様マウスピースが小さくまた更に深いため、音を安定させるには訓練が必要です。

《ユーホニウム》
ユーホニアムとかユーホとかいろんな呼称があります。温かい音色で裏旋律を奏でると素敵です。マウスピースはトロンボーンと同じです。音は比較的出しやすい方です。サイズがありますので少し重いですがユーホ愛でカバーしてるようです。

《チューバ》
低音を支える楽器、サイズも大きく思いです。バンドにおいては最重要であり、この楽器を誰にするか顧問の腕の見せ所だと思います。その重要性に気づけばどんどん好きになれる楽器です。

鍵盤打楽器

マリンバやシロホンなどが鍵盤楽器、大太鼓やスネアドラムが打楽器です。マラカスやシェイカーなど小物の楽器を含めて大きくパーカッションという呼称で括られます。吹奏楽ではいつも最後列に陣取り大事な場面で活躍するなくてはならない楽器群。

楽器選びの参考になれば幸いです。私の偏見はお許しください。
ウインドウエーブ店長


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