見出し画像

「運命」は切り開く。

親から受け継いだ資質。
顔つきや体つき、知能、疾患など….生来の遺伝に基づくという認識、
それは「遺伝」だ!
能力の高い、低いを決める決定因子として「遺伝」を持ち出す声は多い。

だけど、
・今日の起床時間はどのような理由で決めるのか?
・クローゼットの中の何の洋服を選ぶのか?
・オフィスに到着してからの段取りや周囲との関係性。
・仕事の向上のために何を学んでいるのか?
・仕事以外の楽しみは?

これらの日常のあらゆる行動と判断、
それに伴う感情の背後に、ことごとく自分自身の能力が発揮されている。

そしてどの能力をとっても、それらは生まれつき身につけていたわけではなく、
そこで使われる知識や技能を少しづつ学習した末に獲得したもの
であり、、
それは環境が変わればまた変化し、それはとどまらない。

「表現型遺伝子」
遺伝子型が環境の影響を受けて、目に見える形であらわれるもの。
それはDNA上の遺伝子たちのある特定の組み合わせが、たんぱく質に合成された結果。

どのような遺伝子を受け継いだか?
それよりも、普段どのような判断をして、行動をしていくか?
その積み重ねが、自分の遺伝子と環境の相互作用によって、表現型としてあらわれる。

だから、自分の未来は遺伝子ではなく、自分の選択と行動にかかっている。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?