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知識ゼロで英語でプログラミングを学んで思ったこと

私はカナダの永住権をプログラマーで取ろうと、プログラミングを専攻するカレッジに入った。その時のプログラミングに関する知識は文字通りゼロ。あまりに無知で、第二セメスターの今も、この学校を卒業してつける職業って一体何があるんだろう?ということを模索したりしている。

そんなドのつく素人がプログラミングを一から、英語で、学んで気づいたことをシェアしたい。おそらくプログラミングに限らずこれから専門的なことを外国語で学ぼうとしている人には共通して言えることだと思う。

まず、当たり前だけど用語がわからない。とにかく教科書に書いてあることがわからない。わからない単語でわからないことを説明しているから本当にわからない。わからないを連発して申し訳ないが、試しにわからない単語、parameterを辞書で引いたら、媒介変数と訳語が出てきて、その日本語もわからなくて頭を抱える。それが第一セメスターの最初だった。

クラスの中にはもちろん既にプログラミングの素養がある人もいたけれど、全くわからない人も多くいた。中には英語で学ぶことが大変すぎて、学校の授業と並行して母語で自分で調べて学んでいる人もいた。

私はというと、英語で学ぶことに執着することに決めた。というのも、課題が1日ひとつ以上のペースで弛まずあるし、教科書も読まねばならないし、授業だってあるし、寝る時間だって必要。日本語で学ぶには時間が足りなかったのだ。

わからない単語は英語のまま検索し、ブログなどの記事を読んだ。エラーが出れば、エラー文をそのままコピペし、StackOverflowを読む。読んでプログラミングをして、また読んでプログラミングをする。それの繰り返し。気づいたら、英語のプログラミング用語を使って多くのことを説明し理解できるようになっていた。

プログラミングと英語ができれば、仕事を得る機会は日本にいても大きく増えると思う。だから今、留学でプログラミング専攻を考えている人も少なくないだろう。

そんな人たちに知っていてほしいのは、留学をする前にとりあえずわからない概念を英語で調べて、読んで理解し解決する力がないとかなり厳しいということ。少なくとも私のコースはとても大変だし、カナダの他のカレッジも忙しい。

だから、プログラミングを学ぶ留学をする前に、英語の壁だけでもある程度突破して、英語で読むこと理解することが苦ではない状態だと、スムーズにプログラミングを勉強することに入れると思う。

もちろん今後日本での就職を考えるなら日本語でプログラミングを学ぶことも必要だと思うけれど、ある程度概念を理解した後に専門用語の語彙を増やすのはそう大変なことではないだろう。だからなんだか不思議でそして厳しい話だが、留学する前に、英語だけでも困らない状態でいるのが、新しいことを英語で学ぶ時には必要なのだ。

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