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小説のネタ探しのヒント

面白いニュースを見つけた。スマホを拾うためにダムの水を放流したという話だ。

ぶっちゃけこれだけで小説一本書けるし、映画も作れそうだ。
小さいミスが大きいことに発展していくのは面白い。

というかほとんどの物語がそんな感じがする。デスノートも拾ってしまったがゆえに話が進んでしまうし、ドラゴンボールもブルマが会いにこなければ話は進まなかった。

「ポトン!」とスマホがダムに落ちたところから話がスタートして、最終的にダムの水を放流してしまう。これをどうやって肉付けしていくか。起承転結をどうするかそれが腕の見せどころだ。最終的な落ちを考えればあとは話をつなぎやすい。見せ場がいくつあるのか、登場人物をどうするのか、ありとあらゆる可能性を考えて一番面白くする。

例えば放流してスマホを見つけたと思ったら、絶滅危惧種が見つかったりしても面白いかも。

なんかクリエイターでネタがないと思っている人は多いかもしれないが、いきなり全体像のアイデアが浮かぶことはまずなく、小さいところからはじめてどうやって話を膨らますかがポイントだ。作家は料理人でありキッカケである素材をどううまく調理するかが大事なのであって、調理のやり方までがアイデアだと思っていれば何も作ることはできないだろう。

そして、一度完成させてから何度も見返して伏線などを後から追加していくと面白い作品になるに違いない。

(知らんけど)