見出し画像

同業同士のコラボ企画に特命編集長招聘。サッカーメディアよ、力を振り絞れ

毎日、全国各地で新型コロナウイルス感染者がカウントされていて、一向に収束する気配がありません。ひとまず3月18日に再開予定としていたJリーグも、再延期を余儀なくされそう。チームへの感染を防ぐために取材もシャットアウトしているクラブがほとんどという状況で、どのサッカーメディアもネタ探しに苦しい状況が続いています。こういうときって日頃からどれだけマメに緻密に取材しているかというところで、地力が出るよね。

トリテンはコラボ企画でディープに切り込んだ!

今回、わたしがコンテンツ制作している大分トリニータオフィシャル有料コンテンツ「トリテン」では、サッカーメディアの同業の方々とコラボレーションなどすることにしました。第1弾はタグマ!で個人メディア「KAWAJIうぉっち」を展開中の河治良幸さんとのタッグ。

音声のみの通話で約1時間半。トリニータのリーグ開幕・セレッソ大阪戦を振り返りつつ、現時点で再開最初の試合となる予定のガンバ大阪戦を展望しながら、今季の新戦力とか現在の課題とかを、それぞれの立場から好き放題さんざん語りあいました。まさにタイトルどおり「大放談」な様相です。それを話の内容や流れにそって、お互いのメディアに分割して掲載。トリテンは前後編、うぉっちは全3回になっています。

ちょうど書籍の原稿追い込みで温泉宿に缶詰になっていたわたしの負担を軽減するために、膨大な文字起こしを一手に引き受けてくれた河治兄さんに感謝です。今度大分に来たときにはゴハン奢る(笑)。

そういえば河治兄とは一昨年、こういうのもやりましたねえ。

来週は来週で、また違うサッカーメディアの雄にご登場いただく予定です。どうぞお楽しみに。

エルゴラは豪華特命編集長を招聘!

そしてサッカー専門新聞「エルゴラッソ」は、なんとも心強いお方を特命編集長として招聘しました!

豪華すぎでしょ…。番記者が取材できずネタに困っているいま、平畠啓史さんがエルゴラに関わってくださるなんて、ありがたすぎる。なんせ平畠さんって、その日々のツイートを追っているだけで、体の底から元気が湧いてくるのです。いまは各チームを訪れたときのエピソードをひとつひとつ。さすがJリーグ54クラブ巡礼の人!

余談だけど平畠さんは、映画『U-31』でも「週刊フットボールマガジン」の編集長を演じていらっしゃいます。あの映画、約1時間半だったか、コンパクトにまとめてあるのでツッコミどころがあったりちょっと物足りない感じがしたりもするけど、ジェフを下敷きにした「ジェム千葉」ってチームの物語で(試合会場のフラッグがモロにジェフのヤツそのままだったシーンがあったような…)、大杉漣さんがクラブの社長を演じていたりと、Jリーグ好きなら楽しめる要素がいっぱいですよー。原作は綱本将也さん。

ジャイキリはいち早く50話分を無料公開!

綱本将也さんといえば『GIANT KILLING』ですよね。2月25日にJリーグの開催延期が決まった2日後、なんとも迅速な太っ腹決断。

サッカー漫画以外にも無料公開されている作品が多々あるので、この機会にじっくり楽しみましょう。JリーグロスはJリーグでしか埋められないけど、サッカーは多分、いろんな楽しみ方が出来るのです。ゲームももちろんありです。そういえばジェフの広報さんは延期になったカードでウイイレやってましたね。いやカスタムに3時間って(笑)。

それぞれの存在意義が問われるとき

メディアもクラブ広報さんも、こんなときだからこそJリーグの魅力を発信し、サポーターの情熱を途絶えさせないよう、力を発揮しなくてはなりません。それはわれわれの存在意義だからです。

自分も自分の得意なことで、もっと出来ることはないかと模索中。グラウンドに取材に行けないのでリアルタイムなチーム情報は入手できませんが、そのぶんいままで取材したものを深掘りするいい機会でもあります。それは個人的な勉強にもつながりそう。

余談ですが今日、生まれて初めてトイレットペーパーの差し入れをいただきました。なんとも言えない現状であります。一日も早く健やかな、Jリーグのある日常が戻ってきますように!


文章を書いて生計を立てています。楽しんでいただけましたらサポートお願いいたします♪