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追突事故を起こしてGEICOにお世話になった話

渡米して6年、遂に前方の車に追突事故(英語で"rear-end"と呼ばれる事故)を起こしてしまいました。幸い軽い事故で、人への損傷はなく、相手の車もほぼ無傷なレベル。一方で、私の車はバンパーやグリルが数箇所割れ、取り替えが必要でした。

今回、このような事故に対しGEICOの保険(私がどういうプランにしているかは過去記事をご参照下さい)を使って車の修理をしたので、その際のプロセスや合計の修理費ががどうであったかを記事にしたいと思います。

事故の状況

高速道路への合流する際、普通は十分な加速車線があって本線へ合流しますが、今回事故を起こした所は加速車線が20〜30m程しかなく、なかなか本線に合流できずに毎日渋滞を起こす場所でした。本線の状況と前の車の状況を確認しながら急加速して合流する状況の中で、残念ながら前の車の急ブレーキに対応しきれず衝突した次第です。

追突事故は、前方の車との距離を十分に空けていなかったという判断でほぼ例外なく後方車両に100%の過失があり、私もそのように判断されました。

損傷具合の確認

乗車している人の状況をまず確認後、車両の損傷及び車が正常に動くかの確認をしました。

警察への連絡

相手方と話し合った結果、警察へは連絡せず。「あんまり大したことがない事故だから」という理由ですが、州によってどういった事故だと警察に連絡しないといけないか法律で決まっているので、確認が必要です。

情報交換・写真撮影

電話番号交換だけでなく、以下の写真を撮っておく必要があります
- 運転免許証
- 保険証
- 事故現場
- 車両(たとえ相手方の車両が無傷だったとしても)

運転して帰宅

GEICOのホームページからclaimをサブミット

GEICOにログイン後、”Report a claim”をクリックして事故の状況を入力。写真もアップロード可能で、撮影した写真はすべてアップロードしました(相手の運転免許証も含め)

1時間以内にGEICOより電話あり

私の請求の担当になった人から請求が受領された旨の連絡と、おおまかなプロセスに関して説明がありました。
提示された修理オプションは以下の通りです。
①自分で写真を撮影してGEICOでオンライン見積もりしてもらい、自分で選んだ修理業者で車両を修理
②GEICOと提携する業者に車を持って行き、その場で見積り。修理日を決定して車両を修理

もし自宅近くにGEICOと提携する業者があれば②が楽だと思います。私の場合は自宅から離れていたので①を選択しました。

まもなくしてGEICOからメールが届き、指定された角度から撮影された車の写真などをアップロードするリンクが届きました。明るい場所で撮影する必要があったので翌朝撮影しアップロード。

見積もり完了

数時間後、GEICOから見積もり完了の連絡があり。合計で$1500程度かかるという結果でした。あくまで写真を元にした見積もりなので、実際かかった修理費とは全く異なりました。

GEICOから支払いあり

自分の車両を修理するのに使用される保険は”Collision”と呼ばれ、私の保険ではdeductible(自己負担額)は$1000でした。見積額との差額分である約$500が私の銀行に振り込まれ、修理後このお金も使用して自分で修理業者にお金を支払うよう指示されました。

GEICOからの見積書を印刷して修理業者で実際の見積もり

GEICOからの見積もりは写真を見ての判断なので見える損傷に対する修理しか含まれていません。修理業者がバンパーも開けて調べると、中も一部損傷しており追加の修理が必要と言われました。追加分の修理費は私の銀行口座には振り込まれず、修理業者とGEICOがやり取りして直接GEICOから修理業者へ支払われるとのことでした。

修理

5日間程かかって修理が無事終了しました。かかった費用は合計$3000。私は$1000+500を支払い、それ以上の費用はGEICOから直接支払われました。
修理自体は完璧で、元通りになりました。

書類の送付

修理が本当に完了してお金が支払われたかのconfirmationのため、事前にGEICOから実際に修理した証明書と修理業者からの実際の請求書を送付するよう手紙が届いていました。サインして請求書と一緒に送付。これで終了です。

相手側からのclaim

車両損傷に関するclaimはあったようで、私の保険が使用されたようですが、値段がどれくらいだったかは私には知らされていません。対人に対する保険は必要ありませんでした。

Conclusion

事故が大きくなかっただけに非常にシンプルで、GEICOを通しての修理プロセスがよく分かりました。大きい事故の場合は警察への連絡などが必要になるので、住んでいる州のDMVやPolice Departmentのホームページにアクセスして法律を理解しておくことが大事だと思いました。

今回の事故を理由に保険料が上がるかどうかは今度の保険更新時に報告したいと思います。

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