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誰と仕事をしたいですか? 上司? 一緒にいて楽しい人? 自分で選ぶにはどうすればいい?

タイトルの答えを先に書いておくと、起業です。従業員として仕事するなら誰とやるかは選べません。

たとえ「嫌われる勇気」で立ち向かっても、職場とは完全なタテの関係ですから、苦痛が増すだけです。そして、もしあなたが本気で嫌われる勇気を持とうとしたら、タテの関係の組織を脱するしかないのです。ヨコの関係とは相容れないのですから。

おっと話がややこしくなりそう。戻します。

ぼくは出張するときは妻を連れていきます。運転中は助手席の彼女に電話番をしてもらったり、パン屋事業の打ち合わせをしたり。

出張はパン屋事業ではなく、法人向けの業務支援サービス事業です。お客さんのオフィスや工場を訪問します。妻は同席することもあるし、パン屋事業の参考になる周辺の店や施設を訪問するため別行動することもあります。

もともとはぼく一人で出張していたのですが、助手が一人いるととても助かるので、妻に同行してもらうようになったのでした。

彼女とは価値観が似ていて、どれだけいっしょにいても苦ではありません。楽しいです。そんな人と、クルマという密室の中で、流れ去る風景に刺激を受けつつ、とりとめもない雑談をしていると、いいアイデアが次々に生まれます。

パン屋事業のアイデアだって、クルマの中で発想したものは少なくありません。

助手席に座っているのが特に好きでもない、どちらかといえば空間を共有したくはない上司だと、こうはいきません。憂鬱で仕方ありません。仕事そのものが苦しいイベントとなってしまうのです。


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