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戦わない、競争しない、勝ちもしない。新天地を見つけて、生き残る。

起業して以来、競争を避けています。

会社員時代に気づいたのですが、自分より優れた人には、競争しても勝てません。

勝てないまでも、置いていかれないようにするには、長時間働くしかありません。

勉強しても、資格を取っても、優れた人にはかないません。優れた人も、勉強して、資格を取っているからです。

起業して、まずは社内の競争から降りました。さらに、自分が社長なら、競合他者との競争を避ける戦略をとれます。

企業のトップは、従業員同士を競争させますし、他社とも競争させます。人件費を払っているからには、こき使いたいのです。雇われている限り、競争は避けられません。

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どのように競争を避けているのでしょう。

例えば2023年2月に始めたパン屋。立地は良くありません。普通のパンを作っても、駅前の大きなパン屋や表通りのコンビニと競争です。勝てません。

そこで、自家製酵母のハードパン専門店としました。尖って、競争を避けたのです。

戦わずして勝つ、ではありません。現実は、そんなにうまくいきません。競争相手がいない新天地を見つけただけです。

今のところ、この戦略はうまくいっています。

しかし、安心はできません。近年、このカテゴリのパン屋は増えていますから。私のパン屋だって、常に研いでいないと、エッジはすぐに鈍ってしまうでしょう。

次の策は、あります。どんな策かは、内緒ですけど。楽ではありませんが、競争して消耗戦を繰り広げるよりはよほど良策です。

競争相手がいないところを探す。戦わないから勝ちも負けもしない。優秀ではない私の、生き残り戦略です。

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