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手帳に書いたことをnoteのテキストにした

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手帳に書いたメモ。ごく私的なこと。読み返して、おもしろいメモを再構成して、noteのテキストに。
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2024年2月の記事一覧

万年筆って最高の知的生産の道具じゃない?

文章はデジタルで書いてきました。古くはワープロ専用機。Windows PCも使いました。今はMacとiPhoneです。 私は作文に時間がかかります。書きながら編集してしまうのです。下手な下書きをいつまでもこねくり回すのです。それでも完成すれば良いのですが、どうしようもなくなって削除することも少なくありません。 手書きのほうが、文章を書くの速くないか? システム手帳に万年筆で日記を書いていて、気づきました。最近のことです。 日記のような簡単な文章でさえ、デジタルだと編集

目先の快楽か、将来の利益か。2種類の合理性の間で生きる。

昨晩はカロリーを気にせず好きなものを食べ、酒を飲み、日付が変わって25時にようやく寝ました。 今朝は目覚ましをかけず、好きなだけ寝ました。起きたら10時45分でした。 これらの行動は、一応は「合理的」なのです。 「シンプルで合理的な人生設計」によれば、合理性には2種類あります。 直感の「進化的合理性」 理性の「論理的合理性」 です。 ダイエット中にケーキを食べたくなったら、食べるのは進化的合理性です。我々の祖先は、目の前のものを食べないと死の確率が高まる状況で生

誰かのためじゃなく、自分のために文章を書こう。より良く生きるきっかけとなるから。

文章を、書いてみましょう。 仕事じゃなくて。 誰かに読んでもらう、ブログやSNSでもなくて。 自分だけが読む、自分のための文章を。 書けば、生活が楽しくなります。より良く生きる、きっかけにもなります。 脳裏にいつも、文章の断片が浮かんでは消えていきます。それを書き止めます。ある程度の長さになると、面白くなります。だからまた書きます。 時として、驚くような発見も、あります。生き方を変えるきっかけも、見つかるかも。自分の書いた文章に、です。 これは、当然です。文章は

生牡蠣を食べるか、食べないか。美味いを取るか、身体の不調を避けるか。

生牡蠣を食べて当たってしまいまして。出張先だったので、ちょっとピンチでした。 1年ほど前にも当たって、もう食べないと決意したのに、またやってしまったのです。 橘玲さんの著書「シンプルで合理的な人生設計」では、人生はトレード・オフで構成されている、とします。 ケーキを食べると体重が増えます。ダイエットしているから食べない。論理としては、それが合理的です。 しかし、食べると幸福です。食べるのは人の根源的な欲望で、生き残るための脳の仕組みです。これもまた、進化(人が生き残る

何者にもなれないと嘆く君へ。何者かになるのをあきらめた私から。

何者にもなれなくて。どこまでやっても上には上がいて。嫌になっちゃう。 私も昔はそうだった。ヒットしてる本の著者とか、成功してリッチになった人とか、まず年齢を調べてしまうんだ。自分が歳をとると、自分より若い成功者が増えていく。嫉妬が募る。苦しかった。 今はどうなの? あきらめた。楽になった。それはもう楽だよ。何者かなんて、心底どうでもいい。 あきらめるにはどうすればいいの? 「何者」かを追い求めることに、なんの意味もないと体感するまで苦しむんだ。苦しみ抜いた先に、あき

アンチエイジングのために睡眠環境を改善したら朝までぐっすり眠れるようになった。

何歳まで死生きられるか。それより、何歳まで健康でいられるか、が重要です。時間を増やせるからです。 最も重要な資源が、時間です。ならば、アンチエイジングこそ、最も効果的な投資です。 「不老長寿メソッド」を読み返しています。 以前に、この本に書いてあることを私の手帳術に取り入れて習慣化したい、と書きました。 ▼関連記事 どう習慣化すればいいかは試行錯誤しているところです。その前に、おかねをかけて改善できるところはやってしまいました。 若返りシステムを働かせるための回復