生牡蠣を食べるか、食べないか。美味いを取るか、身体の不調を避けるか。
生牡蠣を食べて当たってしまいまして。出張先だったので、ちょっとピンチでした。
1年ほど前にも当たって、もう食べないと決意したのに、またやってしまったのです。
橘玲さんの著書「シンプルで合理的な人生設計」では、人生はトレード・オフで構成されている、とします。
ケーキを食べると体重が増えます。ダイエットしているから食べない。論理としては、それが合理的です。
しかし、食べると幸福です。食べるのは人の根源的な欲望で、生き残るための脳の仕組みです。これもまた、進化(人が生き残るために進化させた脳の仕組み)の面からは、合理的なのです。
論理的合理性と、進化的合理性は、トレード・オフです。常に論理的合理性を選べる人はいないでしょうし、できたとしてもそれが幸福だとは限らないのです。
難しい話になりました。生牡蠣が大好きで、当たってもいいというなら話は別ですが、私はそれほど好きなわけではありません。
なのに、食べて当たってしまうと肉体的なパフォーマンスが3日ほどは落ちてしまいます。リスクとリターンが釣り合いません。
このトレード・オフは「食べない」しか選択肢は無さそうです。確か、1年前にもそう決意したのですが。
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