SDGs:アップサイクル商品で気軽にフードロス削減
SDGs・フードロス削減・エシカル商品…などの言葉をニュースや新聞、テレビで何度も耳にしたことありませんか?
SDGsは、2030年までに達成すべき17つの「持続可能な開発目標」のことです。しかし貧困、戦争、気候変動、感染症などに対して具体的に私たちができることはなかなか想像できません。例えば、「貧困をなくす」や「安全な水を利用できるように」と聞いても具体的に私たちが何をすれば良いか見当も付きませんよね。
今回は「アップサイクル」をテーマに気軽にフードロス削減の活動に貢献できることを紹介していきます!
アップサイクルとは・・・?
まずは、「アップサイクル」って言葉を聞いたことはありますか?
廃棄予定であったものに手を加え、価値をつけて新しい製品へと生まれ変わらせる手法です。
産業革命とともに「大量生産・大量消費」の時代が到来しました。
大量に廃棄されるということは、二酸化炭素による大気汚染といった環境問題だけでなく、貧困や労働搾取などの人権問題まで引き起こしています。
そこで残された資源を大切に使うために、製品素材そのものを生かして資源を循環させる方法へ転換していく「アップサイクル商品」が世に出回り始めました。
今では「エシカル」な考えを持った人を中心にアップサイクルが話題になっています。
わかりやすい事例でいくと建設業界の「リノベーション」もそのひとつです。
例えば、横浜市の「赤レンガ倉庫」を中心に広場や公園を備えた「赤レンガパーク」。現在は商業施設や文化施設として親しまれていますが、もともとは1911年に保税倉庫として竣工された建物で、1989年にその役割を終え、1992年までは手付かずで放置されていました。一度役割を終えた建物に、その建物が持つ雰囲気や日本最古のエレベーターなどの残存する価値に新しいコンセプトを組み合わせたことで、建物だけではなくエリアのアップサイクルがされた事例と言えるでしょう。
では、食品観点でみてみるとどうでしょうか・・・?
食品の製造過程で捨てられるはずの野菜の皮やヘタなどを乾燥させスナック菓子にしたり、サンドイッチ製造で不要となったパンの耳をビールにしたり、不揃いや規格外の果物をジェラートやジャムにするなど。
食品に関わる様々な人たちの知恵で新しい食品へ生まれ変わっています。
アップサイクルとリサイクルの違い
それは、リサイクルやリメイクと何が違うのかという疑問を持ったそこのあなたへ。
そうなのです!似ているようで「新たな製品にする際に、原料に戻すのかそのまま使うのか」という点が異なっています。
リサイクルは、廃棄予定の製品を一度原料に戻すという工程を挟みます。
この工程はかなりエネルギーを必要としますが、アップサイクルの過程では不要なため環境への負担をさらに軽減することができます。
<まとめ>
✏️アップサイクル
・元の製品として「素材」のまま活かす
・環境への負担を軽減
✏️リサイクル
・元の製品を「原料」に戻す
・原料に戻すために環境へ負荷がかかる
SUKUERUで取り扱っているアップサイクル食品
さて、「アップサイクル」についてほんの少しだけ知ってもらえましたか?
SUKUERUでは、アップサイクル商品をはじめ、3分の1ルールにより店舗販売できなくなってしまった商品・形が悪くて納品できない商品・パッケージリニューアルや期間限定パッケージにより流通できなくなってしまった商品をあの手この手を尽くして仕入れをしています。
今回は、発酵ジュースのもとと乳酸菌ジャムをご紹介します!
以下4つの商品は、大分県日田市の農家さんが生産した農産物のうち、傷や規格外等の理由で出荷できなくなってしまったものを使って作られています。
1年間手間暇かけて育ててきたのに捨てられるのはもったいない!
そんな気持ちを抱いたあなたに是非🙏
【アップサイクル商品】発酵ジュースのもと 日田うめ 100ml
【アップサイクル商品】発酵ジュースのもと 日田かぼす 100ml
令香梅の花乳酸菌ジャム 発酵すもも 100ml
令香梅の花乳酸菌ジャム 発酵スイートスプリング 100ml
※在庫がなくなり次第販売は終了します。
※賞味期限は9月です。
いかがでしたか?
「フードロス削減」と言われても何していいか分からなかったことが、
商品を知り、購入し食卓に添えるだけで捨てるだけだった「フードロス削減」に貢献しているのです。
SUKUERUでは、店頭に並んでいない商品や地方でしか手に入らない商品を販売しています。大容量では届かず少しずつあなたの好きな商品を一つから福袋に詰めることができます。
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