デザインとは人の気持ちに寄り添うこと。一番大切にしている“興味のアンテナ”とは
こんにちは。ウィナス人事部です!
本日お話を伺うのはウィナスのデザインチームの平田さんです。
平田さんは入社9年目。
そのキャリアとスキルを存分に発揮し、今ではマネージャーとして現場で活躍中です。
デザインへの取り組みはもちろん、平田さんの“人間力”あっての仕事ぶりを存分に伺うことができました。
平田さんはWebデザイナーとして、これまでどのようなキャリアを歩み、どのようなスキルを養ってきたのでしょうか。
今後の展望と共に、とことんお話を伺ってきました。
──ウィナスに入社したきっかけをお聞かせください。
これまでデザイナーとして仕事をする中で「良くも悪くも、もっと評価をされたい」という思いがありました。
お客さんはもちろん、社内の人たちからもしっかり声を聞きながらデザインをしたいという気持ちが強く、転職活動を始めたんです。
最終的に書類選考含めて15社くらい受けたのですが、内定をいただいて辞退した会社もあります。
「ちょっとやりたいことと違うかな」と思うところもあって。
──その中でウィナスを選んだ決め手はありますか?
面接していただいて「人が良いな」って思ったんですよね。
面接中に急にひょこっと社長が現れて「平田さん、ラーメン好き?」って聞かれたり(笑)
そのときすごく馴染みやすいというか親しみやすさを感じて……本当に「人が良い」と感じたのが入社の決め手です。
──実際入社して業務に携わる中で「今後デザイナーはこういうスキルが必要だな」「こんなことが時代に求められてるな」と感じることがあればお聞かせください。
実は、私はこの会社に入る前は自分で「Webデザイナーです」と名乗れなかったんです。
スキル的にも自信が持てなくて「ホームページを作る仕事です」なんて濁していました(笑)
だから自分で「Webデザイナーです」と言い切りたい! というのがスタートで、まずは情報収集から始めました。
それこそSNSやブログでデザイナーとして活躍している方のサイトを見ては「こういうことができなきゃダメなんだ」と実感したり。
10年以上前だとデザインとコーディングができれば「WEBデザイナーです」と言えたのですが、、、とにかく進歩が早い業界なので。
UIが出てきて、さらにはUXの時代になり……常にアンテナを張って、情報収集するのが大切だと思います。
数年前くらいからはデザイナーとエンジニアの境界もなくなってきているという記事も出始めました。
とにかくデザイナーという仕事の幅が日に日に広くなっていく印象を受けています。
──そんな中で自信を持って「Webデザイナーです」と言い切るのは、たしかにハードルが高いですね。
そうなんです。ただし、仕事の幅が広くなっている分、選択肢が増えて「どの方向にも行ける」という一面もあります。
デザインをしながらフロントエンドに強くなりたいとか、アートディレクターみたいな方向に進みたいとか、UI/UXに特化していきたいとか。
結局「自分がどんなデザイナーになりたいのか」っていうイメージがあれば、道はたくさんあるんじゃないかなって思います。
実際に「デザイナーでディレクター」とか「デザイナーでエンジニア」とか、どんな立場でもデザインの要素って今や必ずついてきますよね。
もちろん、グラフィックのようなガッチガチのデザイナーという道もあります。まずはやってみないと、自分が「何をしたいのか・何ができるのか」はわからなかったりするかなと。
──ウィナスに入社して「Webデザイナーです」と言い切れるようになったきっかけはありますか?
ウィナスでは「これをやりたい」と思ったことが2日目ぐらいで既に達成できたんです(笑)
なので自然と自信がついて、いつの間にか言えるようになっていました。
入社して何ヶ月か経ったとき、初めてお客さんにデザインを提案する機会があったんです。その際に同行していた営業の方から「デザインの説明をして欲しい」と言われ、すごく驚きました。それまで、デザインを説明することってなかったので。
それをきっかけに「デザインや配色、配置には理由がある」という機能的なことや心理的なことをより深く考えるようになって、改めてWebデザインっておもしろいなと感じるようになりました。
その経験を経て、今私が目指したいのは機能的なデザイン、いわゆるUI/UXです。
入社前までは「きれいなデザインを作りたい」という気持ちが強かったのですが、今目指しているのはその一歩先です。
──WebデザイナーとしてUI/UXについてどのような考えをお持ちですか?
Webって、デザインを依頼してくれたお客さんだけが見るものではないですよね。
「誰が何のためにこのサイトを見るのか」という基本的なところをしっかり押さえることが大切です。
そこがズレると自分本位になってしまうので。
デザイナーだから、きれいに作るのは当然です。
ただ、基本からズレると「あれもつけたい」「これもつけたい」と、余計なことをしちゃったりするので。
──UI/UXデザイナーは、基本を捉えているかどうかが大切ということですね。
そんな気がしています。
人間の心理が捉えられるデザイナーと言いますか。
──ウィナスでは、どのようにUI/UXデザイナーとしてのスキルを高めていくことができますか?
お客さんや社内のスタッフ、様々な人の意見に触れながらデザインできる環境はすごく恵まれていると思います。
扱う業種が幅広く豊富なので「この業界はこの配色がウケる」「この業種のお客さんはこういう所を気にする」とか、自分の引き出しがどんどん増えていきます。
その経験のおかげでアレンジのバリエーションが広がるのが嬉しいです。
特にウィナスでは、お客様から「言ったものを作ってくれ」と言われるより「一緒に良いものを作りましょう」と提案する方がが多いです。
社内外問わずコミュニケーションを取りながらデザインできるというのもありがたい環境です。
私は、仕事において会社の居心地の良さってすごく大切だと思っているんです。
もちろん激務の時は激務なんですけど(笑)
それでも、この会社の風通しの良さに、救われることもたくさんあります。
──Webデザインの技術以外にも、大切なことがたくさんあると。
はい。スキルだけではなくコミュニケーション。
人間への興味って大切だなと思います。
今は、マネージャーというチームをまとめる立場でもありますし、余計にその大切さ実感する日々です。
チームのみんなが気持ちよく仕事ができて、また実力を存分に発揮してもらうためには「自由に意見を言い合える」環境作りが何より大切だと思っています。
また営業チームなど別の部署からもさまざまな意見を聞けるのがウィナスの良いところ。
デザイナー目線だけでなく、お客さんの視点に近い意見を伺えるのは本当にありがたいです。
これからもチーム内外問わず、人に対する興味のアンテナを張り続けていきたいと思っています。
ありがとうございました!
制作チームのマネージャー、平田さんからたくさんのお話を伺うことができました。
デザインのスキルはもちろん大切ですが、Webを作るにあたって「お客さんが望んでいることは何か」を汲み取り提案する、コミュニケーション能力がとても大切だと改めて実感しました。
今後も、ウィナス人事部では、各部署で奮闘するスタッフの声をお届けしますので、ぜひお楽しみに!
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