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おしぼりを使う文化って、日本だけなのでしょうか?

外国で暮らしていると、日本と生活習慣が違うので、実際に過ごしてみると「あれ?」ってなることがあります。ほんの些細なことなのですが、違和感を感じます。それも、まぁ、時間が経てば慣れてくるものです。


今回、「あれ?」と思ったことがありました。それはおしぼりはどこへいった?です。

海外でおしぼり?いや、そもそも使ってない。

レストランやファストフード店などで食事をとることも、こちらに来てから増えて、多いのですが、その時に違和感に気づきます。


まず、席について、座りますよね?

そのあとメニューを観覧して・・・


その時にやる行動がありますよね?で、そこであれ?ってなります。

あれ?おしぼりがない・・・


そうなんです。レストラン等にあるはずの、おしぼりが無いんです。席にも設置されていないんですね。


席について、メニューを見て、オーダーするまで、何か手持ち無沙汰ですよね。しかも外から入ってきた時、おしぼりが用意されていれば、手を拭きながら、品定めもできますが。


おしぼりがないと、なんとなく落ち着きません。まだちょっと慣れない部分もあります。わたしの調べた範囲では、おしぼり置いてあるレストランは、日本食レストランのみです。


ドイツ料理だろうが、マクドナルドだろうが、イタ飯屋だろうが、中華料理だろうが、とにかく、おしぼりは置いてません。店員に聞けば出てくるのかもしれませんが、「おしぼりプリーズ」と言っても通じる訳もなく・・・


おしぼりがない理由が何かあるはずだ!

おしぼりで手を拭いたりすると、気持ちがいいし、衛生面でも安心しますよね。しかし、こちらでは置いてません。サービスが悪いんではなくて、こちらではおしぼりがないことが当たり前のようなんです。


これは何か理由があるんじゃなかろうか?答えはありませんが、おしぼりがないことにどんなことがあるのか、考えてみました。

・ナイフとフォークの文化で、手で摘んで直接口に入れることはない
・パンやサンドイッチは紙を使って食べる
・おしぼりの気持ち良さを、知らない?使う文化がそもそもない
・店側のコストを考えると、おしぼりは無い方がいい

あくまで推測の域を出ませんが、もしかしたらこういうことがあって、おしぼり不要なのかもしれません。


それぞれあたらずとも遠からずのところがあるんじゃなかろうか?と思います。ナイフとフォークが清潔であればいい。手がつくときは、紙使えばいい、っていうのは、割とシンプルな考え方かなぁって。


本当に手が汚かったら、トイレで洗いに行けばいいわけですからね。


あと、おしぼりとか消耗品ではありますが、それでもコストが結構かかりますよね。もしかしたらできるだけコストかからないように。という考えが根底にあるのかもしれません。


サービスを犠牲?にしても、誰も咎めないし。コストカットは、あたり前。その辺、ミニマリスト的な考えに近いのかもしれません。

レストランだけでなく、お店でおしぼりもらえることもない

おしぼりが無いのは、レストランだけか?といわれると、それだけではありません。スーパーやキオスクなどで買い物をしても、おしぼり貰えることはありません。


例えば、コンビニでおにぎり買ったり、総菜や弁当買った時についてくるおしぼりがありますよね。あれって、日本では当たり前の光景です。

しかしこちらでは、全く見かけないし、もらえません。


ウエットティッシュだったら、売っているところあるのかもしれませんが、すみません。売っているのかどうか、まだ見極めがついていないところです。


ファストフード店にしても、おしぼりをつけてくれるところはありませんし、お目にかかることはありません。


本当、どこに行けばおしぼりに出会えるんでしょうかね?

おしぼりを使わなくなって見えてきたこと


社会から抹殺されてしまった感のある、おしぼりですが、ひとつわかったことがあるんです。


おしぼりなくても生活できるんだなぁ・・・


ってことです。なんとなく、おしぼりがないと「嫌だなぁ」と感じる違和感。それはあるのが当たり前だから、「ない」とダメなんですね。


そもそもない、必要としない社会なら、提供されることもないし、目にも手にも触れることはないから、「ないとダメ」という発想も浮かばない。


多少手が汚くったって、食事は出来るわけです。おしぼり有る無しでいい悪いを議論するつもりもないので、ただ「違うんだ」「生活が成り立つんだ」という、体験ができたことが、大きいんじゃないかなぁと思うんですね。


わたしも郷に入っては郷に従えで、おしぼりなし生活を続けていきたいと思います。あ、もちろん、出されたらゲットするか、ありがたく使わせてもらいますけどね。


それでは、また!


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