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【旅の記憶】小さいけど素敵が詰まってる国・ルクセンブルクで見つけた大事な言葉

お久しぶりです。2022年を迎えました。


今年一発目の記事となります。昨年まではミニマリストネタをある意味、ゴリ押し気味で毎日書いてました。が、今年からは「書きたいモノを書く」スタンスでいきたいと思います。


また、せっかく海外にいるのだから、もう少し「海外」について、じっくり考えてみようと思いました。


それで【旅の記憶】を書いていこうと思います。


今回取り上げる国は、🇱🇺ルクセンブルクです。


ルクセンブルクとは?

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わたしは今、ドイツに住んでますが、正直「ルクセンブルク」という国の存在を意識したことは、日本から出るまで、ほとんど意識したことありませんでした。


申し訳ないですが、それほど、意識したことのない国でした(ルクセンブルクの方々、すみません)。


地図で言うと、西はベルギー、東はドイツ、南はフランスに囲まれています(上のイラスト参照)。ざっくりの位置関係しか描けませんで、すみません💦


面積で言うと日本の「県」くらいの大きさです。そういうと周りの超大国に囲まれている国。人口も60万人くらいです。


色々調べると、一人当たりのGDPが世界有数だったり、フランス語、ドイツ語、ルクセンブルク語が公用語だったり、大公国だったり、色々興味深いところがあります。もっと詳しくはこちらへどうぞ。


素人考えですが、地理的条件から、力のある外国に囲まれて、翻弄された歴史を歩んできたことは容易に想像できます。


現代に生きるわたしには「大変だったろうなぁ」という、ありきたりな感想、言葉しか吐けませんが、それでもここまで国を保てたということは、凄い。


実際に足を運んでみると、なんか洗練されているような気がする。他の国に比べて、落ち着きがあり、そしてフランス語がよく使われているので、ドイツとはちょっと違う雰囲気を感じました。


あとやはり「お金持ち」というイメージも。


建物やインフラ設備もよく行き届いているし、新しくてキレイ。物価も若干高いような気もする。


大きけりゃいいってもんでもない。たくさん持ってたって、いいわけじゃない。何かどっかで聞いたことありますよね(ミニマリスト)。


街の中心部はお城!?

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偉そうなことはあまり言えません。ルクセンブルクに行ったといっても、訪問できたのは、街の中心部だけ。まぁ、住んでいるわけではないので、巡れるところはほんの一握り。


それでも、他の国とはやっぱり雰囲気は違うわけです。それでも「特徴的だな」と思った、街の中心部。


中心部は大きな「お城」の中にある感じです。中心部に渡るには、深い谷を越えてゆかねばなりません。今は橋がかかっていたりするので、アクセスはしやすいですが、過去を考えると思ったのが「攻めにくいなぁ」というところです。


専門家でもないので、詳しいことは言えませんが、あんなに高低差のある谷が、街の周りにあるというのは想像できませんでした。


日本の昔の「お城」も、山の上にあったりするので、容易に奪われないと考えたら、こういうところに居を構えるというのは、自然な考え方ですよね。昔の人は、よく考えられていたことを感じます。


こういう地形に街があったり、お城や砦(のようなもの)があるということは、当然この地が「外敵から狙われやすいところだった」ということを示しますよね。


学んだ大事な言葉

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それではそろそろ、本題に入ります。


街の中心部のとある一角に写真のようなところがあります。みた感じはなんの変哲もない、いわゆるヨーロッパの街並みといったところです。


これだけでも素敵な風景なのですが、その中にひとつ一文を見つけることができます。気がついたでしょうか?


はい。これです。

Mir wölle bleiwe wat mir sin

翻訳すると「わたしたちはわたしたちの姿を維持したい」となります。原文を調べたい場合は、こちら。この国の古い言葉と聞いています。


この言葉、如何ですか。受け取り方は人それぞれですが、わたしの受け取りはこうです。


欧州の小さな国。大国に囲まれた国が生きていくためには並大抵の努力があったのは想像に難くない。でもその中でも「自分たちの大事にしていること」「自分たちが大事である」ということを心に持って生き抜いてきたということも想像できる。


それが、今の時代になっても、ずーっと残されている。そして、国が存続している。この心意気は、学ぶべきところがあるんじゃないか、と思います。何か、わたしたちが忘れていることがあるんじゃないか、と感じた次第です。


現地に足を運ばなければ、こういう歴史があったこともわからなければ、今、その国がどうして、このような状況になっているかすらもわからない。


まぁ、わたしたちの生活にとって、その情報は必要のないことなのかもしれない。だけど、「そうありたい」と願う人の心意気を知ることが、その国の人たちのリスペクトにつながるんじゃないか。


わたしも含めて、理解をしようとしても、その国のことをよく知らなければ、理解を深めるのは難しいですよね。


まとめ

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欧州の小さな国、ルクセンブルク。でも小さいからといって、魅力がないとは思いません。いろんな国の言葉が使えたり、お金持ちだったり、街は他の国に比べて洗練されていたり、綺麗な街だったり、いろいろあります。


言葉足らずで魅力は伝えきれないところが残念ですが、歴史の狭間で生き抜いてきた人たちに敬意を表したいです。


まあ、堅苦しいことは抜きにして、せっかくヨーロッパにきたのなら、一度訪れてみても良いと思います(ワインや、チョコレートも有名とのこと)。


特に、フランスやドイツ、ベルギーなどの周辺国を訪れた後、ルクセンブルクに来ると、違いをよく感じられるし、共通点も見つけることができるので、とても面白い。


コンパクトだけど洗練されている。どこかで聞いたことがありますね(ミニマリスト?)。もしかしたら、それを自で行く国なのかもしれませんね。


それでは、また。

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