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片付けを頑張らない

ある時、そう決めた。もう、片付けを頑張らないということを。片付けを「頑張る」ことに何か意味があるか。片付けを頑張っても、ある程度しか片付かない。つまり、満足いくような状態にならないということに気づきました。


いくら片付けても「ある程度の満足感」しか得られない。劇的に納得いく状態にならないのです。こんなに頑張っているのに・・・何かがおかしい。おかしいのは自分の感覚なのかもしれない。


いや、そうではなく、今の価値基準がズレているのか。色々悩んだ挙句、出した結論はというと、こうでした。


自分の満足のいくような片付けでいい。そして片付けなくとも、片付いている状態を維持する。


これでした。


片付けを頑張るんじゃないんです。頑張らなくてもいいような「環境」を作ってあげる。それが一番の近道。


わたし自身はお世辞にも「整理整頓」が得意じゃありません。長年汚部屋の中で苦しんできた中で、出てきた結論です。つまり「うまく整理整頓ができない」のです。


整理収納をアドバイスできる人をわたしは尊敬します。いや、冗談抜きで、ほんとだよ。皮肉でもなんでもなく、純粋にキチッと整理整頓できる人は素晴らしい。なぜなら、わたしには出来ないことだからです。


「わたしには出来ない」これがすごく重要で。なかなか、そういう境地に達するのは難しいですよね。ましてやそれが出来ないと、なんだか「出来損ないの人間」のように感じる。


でもですね。


そう自分を卑下しなくてもいいんだというに気づきました。気づいた時「胸のつかえが少し取れたような気がした」んです。まあ、気のせいかもしれませんけどね。


苦手なことをいつまでも頑張っていたってしょうがない。ならば「苦手なことをどうやって、しないようにするか」を考えた方が近道だ。そう思って考えてみたら「片付けを頑張らない」ということに気がついた。


片付けを頑張らないためにはどうするか?それは「そもそも、片付けを頑張らなきゃいけない環境を作らない」ことにあります。


環境が整えば、片付けたくても必要ないし、頑張る必要もなくなりますよね。


実際に環境が整いました。今ではほとんど「片付け」というイベントをこなさなくても良くなっています。気合を入れてやるほどのことでもない。気が向いた時に5分10分、適当にやればよろし。そんなので十分でした。


敷いてあげるなら「片付けを頑張る」のではなくて、「片付けなくてもよい環境を整えることに注力を注ぐ」のが大事、ということです。


貴方はどうしますか?片付けしない方向で、頑張ってみませんか?


それでは、また。

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