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薄い膜の積み重ねが今の私。毎日の積み重ねがこの先の私。

#毎日頑張って書くnote  を始めて、”今の私が書く理由”みたいなものをちょっぴり考えていた。
全然、大層なことではないんだけれど。ふと「ああ、こういうことかな」って気づいたことを、今の私が残しておきたい。


今年のカレンダーは、日めくりカレンダーを購入していて。

このペーパーメッセージさんの日めくりカレンダー。毎日全然違うイラストがとても可愛い。ちなみに今日、2022年2月19日はこんなイラスト。


毎日眠る前にぱりっとめくる生活。あ~明日はこんなイラストか。可愛いな。


でも、この1枚のイラストの寿命はたったの24時間。日めくりカレンダーの切なさが急に襲ってくる。蝉だって7日間、168時間はあるのに……。

こんなに可愛いのに捨てるなんてできない! と思った私はどうしたものかと悩んで、「捨てられない状態にすればいいんじゃん!」と、1つ思いついたアイデアがある。

それが1行日記だ。

布団に入る前にぱりっとめくる。と、そのめくった紙の裏に1行日記を書くことにした。今年の目標の1つに「自分を認めてあげる」というのを掲げていたので、なるべく、明るい・ポジティブなことを書くようにしている。

例えば「〇〇ができるようになった!」「あのときの自分の受け答え最高だった!」「自炊した、えらすぎる」のような感じ。
書いた紙は、ディズニーランドのお土産でもらったチョコクランチの缶の中に溜めていく。

そうして気づいた。かなり壮大なことに気づいたのだ。

生きていくって、ほんとうに1日1日なんだ。1日1日を積み重ねていくっていうこと。
それが人生を進むってことで、きっとその先に大人の自分がいるんだろう。

サクサクのパイのように、クロワッサンのように、薄い膜のようなものを毎日毎日積み重ねるのが日々ということ。

昨日よりも少しだけできるようになった私が今日にいて。今日も1つ、何かできることが増えた私が明日に向かう。昨日の私と、今日の私と、明日の私。

毎日変わっていく。昨日は気づかなったことに、薄い膜を重ねたことで気づけるようになる。今日増えた新しい考え方が、また薄い膜になって重なっていく。私に重なっていく。

たぶんその薄い膜をたくさんたくさん重ねたから大人ってすごい大きくて、私よりもたくさんのことを知っている。たくさんのことに気づいている。たくさんのことを経験してる。

日めくりカレンダーのおかげで、その薄い膜みたいな1日1日が可視化されたから気づいた。できたことや、増えたこと、経験したことを、1行だけだけど重ねると、やっぱり昨日の私と、今日の私と、明日の私は全然違う。全然違う人になってる。

だからこそ、今の私が書けることがある。今の私にしか、今、積み重なっているものの中でしか書けないことが確実にある。

きっとこれから薄い膜をたくさん積み重ねて、もっと違うことが書けるようになると思う。でも、そのときに書けることは、そのときがくるまで今の私は待つしかない。だって、まだ気づいてないし、まだできてないし、まだ増えてないし、まだ積み重なってないから。

それが、”今の私が書く理由”なのかなって思うのでした。

”終わりよければすべてよし” になれましたか?もし、そうだったら嬉しいなあ。あなたの1日を彩れたサポートは、私の1日を鮮やかにできるよう、大好きな本に使わせていただければと思います。