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多様な経験ができる会社~新卒入社、そして大学院へ- 社員インタビュー #4

株式会社ウィル・シード
私たちは、子ども向けの体感型教育で創業し、企業における人材開発(Human Resource Development)支援へとテーマを広げ成長してきました。
ウィル・シードでは一緒に働く仲間を募集しています。社員インタビューでは若手からマネージャーまで、様々な社員をご紹介していきます。
国内人材育成事業(HRD事業部)◆
新入社員に対するビジネスマナー研修やマネージャー向け研修など、幅広いコンテンツを国内の大手企業向けに開発、提供しています。
グローバル人材育成事業(GHRD事業部)◆
国内のみならずグローバルで活躍できる社員を育成することを目的に、国内大手企業に対してコンテンツを開発、提供しています。         
学校教育事業
教育機関や企業の協力のもと、体感型アクティビティやフィールドワークを伴うプログラム等を小・中・高・大学生向けに提供しています。

今回は、大学院に通いながらHRD事業部設計部で活躍する社員をご紹介いたします。

新卒採用で入社してから、どのような経験を歩んできたのか、長年ウィル・シードに在籍したからこそ見えるウィル・シードの良さなどを伺いました。

1. なぜウィル・シードに

…ウィル・シードとの出会いを教えてください。

私の通っていた大学で社会起業に関する授業があり、そこのゲストとして登壇されたのがウィル・シードの創業者でした。
その方のウィル・シードを通じてやろうとしているビジョンや、その方自身が子どもの時に感じた原体験がなんとなく自分に近いところもあり、すごく共感しまして、就職するならここだ!とロックオンした感じです(笑)

…具体的にはどんな内容だったんですか?

ウィル・シード創業の話をされていました。「体感を通じて人の意識って変わるよね」という話から、もともとは世界の社会問題を知ってもらうため体感型ゲームを使って子どもの教育を変えていこうと、ウィル・シードを創業したと話されていましたね。

SEEDという貿易ゲーム1つで創業したのですが、私自身も高校時代にSEEDの前身となった貿易ゲームを受けたことがありました。それを通して体験で人って深い気づきを得たり、頭ではわかっていても体が自分の考えていることとは反して動いてしまうことに衝撃を受けたんですよね。そういう体感型の手法を使って社会問題に目を向けさせようとしている会社があることにすごく興味を持ちました。

…実際にウィル・シードの選考を受けてみてどうでしたか。

最後の社長面接で、入社したい理由よりもどういう人なのか聞かれるような質問が多かったのですが、なぜか「一回じゃちょっとわかんない、もう一回やろっか」と言われて最終面接を2回やった記憶があります(笑)真剣に私自身を見てくれているんだなという印象を持ちました。

…新卒で働き始めた時のことを覚えていますか?

憧れの会社に入れたのですごく前向きに初日を迎えた記憶があります。

ウィル・シードは新人研修がスタートする4月が1番繁忙期で、入社してすぐ先輩と一緒にお客様の研修に立ち会いに行きました。それこそ1番最初に立ち会った研修が、自分の1番気に入っているSEEDを使った研修で、受講者の反応を見たり、講師の人とやり取りをする中で「仕事をする」ということを色んな角度から学ぶことができましたね。

みらいさん旧社内

ウィル・シードは無理やり気づきを引っ張り出すとか、音楽や映像のテンションで持っていくのではなく、世の中の構造を示して、その構造でいかに自分の考えと違う行動をさせることによってハッとさせるか、本人の意思で自ら気づくという部分を信じているんですよね。そっちのほうが自分に合っているなと思ったので、改めてウィル・シードに入ってよかったなと思いました。

2. 大学院と仕事の両立

…大学院と仕事の両立は大変でしょうか。

大学院を受けようと思った時は、忙しい中で大学院に通うのは無理だろうと思い一度辞めたんですよね。辞めた後に受験をして合格したのですが、入学までに半年くらい期間が空いてしまって、暇な時間ができちゃったんです。その時がちょうど設計部に1年目の社員が配属されるというタイミングで、ウィル・シードから暇だったら新しい社員の育成をしないかという話をもらいました。結局1年もしないうちに社員として戻って、新しく入ってきた4人の育成をしながら仕事を再開しました。

ただやっぱりその時は両立できるかわからないじゃないですか。大学からもすごく大変だからちゃんと時間確保できるの?と面接のときに言われていたので、それを会社に相談したら入学以降は週3勤務でいいと言っていただけました。いまは週3で勤務しながら残りの時間は大学院のことができています。

ふつう大学院に通いながら働いている人は週5日働いているので、大学に当てられる時間が多いのは会社の理解と協力に感謝だなと思います。

また、働きながら通っていてすごくよかったなと思っています。研究で学んだことや取り組んでいることが仕事という現場があるからこそ、応用できたりするので、いい相互作用があるなと感じています。

大学院

大学院でのフィールドワークの様子

…研究のプロセスは設計業務と似ていますか?

すごく似ていますね。
設計はお客さんの人材育成上の課題に対して、こういうふうに解決できるんじゃないですかという提案をして、実際に作ってお届けするという仕事なんですね。いま自分がやっている研究もまさに、見つけてきた課題に対して解決策を考えて、それが本当に効果があるのかを検証して形にしていくというプロセスなので、すごく似ているんですよ。

...大学院での経験が仕事にも活きていますか?

大学院に行って新しく身になったなと思うことは、デザイン思考のやり方やマインドセットがあります。完璧なものを造らなくていいからとにかく早く試作品をつくって、失敗して改善するサイクルを回すということが染み付きました。

設計の仕事も例えば演習を作ったり、1日の仕事をデザインすることをやっていくんですが、どうしても頭でばかり考えてしまうなと大学院に行って気づいたんです。パソコン上でデザインする中で、もう少し頭だけではなく実際に手を動かして試してみて、結果どうなるのかという小さいPDCAサイクルを回していかないといけないんだなということに気づけました。100%じゃなくていいから、荒いけど人に見せて意見をもらおうという姿勢が、仕事でも活きているなと思います。

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MTGの様子

3. 学生に向けて

…今、ウィル・シードのどこに惹かれますか?

ウィル・シードの持っている教育に対する姿勢、謙虚さですね。無理やり誰かを変えようとかモチベーションをあげようとしているわけではなくて、あくまで本人の気づきに対する尊重であったり、自分たちはあくまで機会や場をつくる存在であるという謙虚さに1番惹かれました。入社したときというよりは、何年も働いてきて感じていることです。

例えば、新人に主体性がないことに悩んでいる企業があれば、無理やり主体性を発揮しろというのではなく、主体性が発揮しづらい状況ってどういう状況なのか、本人を取り巻く環境、組織、仕組みに目を向けてそれを取り除いたり、本人の捉え方を広げてあげたり、押し付けがましくないところがいいですね。

…ウィル・シードでできることは何だと考えていますか?

一言でいうと、いろんな立場の経験ができます。大きい会社だと役割や仕事が細分化されているけれど、ウィル・シードは60人程の規模感ですし、今まさに新しいサービスを考えている段階なので、その分設計の仕事をすることもあれば営業よりの仕事をすることもあれば、急にシステムに関する仕事をしたり、広い範囲のことを経験できます。なのでキャリアの最初の時期には自分の可能性を広げられやすい、思っても見なかった興味関心や自分の得意を発揮できるところ、やりがいを感じられるところを見つけやすい環境ではあるかなと思います。

なのでもし教育に興味がなくても、色んなことにチャレンジしたいという軸で会社を見ている人にとっても満足できる会社だと思いますね。
先輩も教育熱心な人が多く、仕事に関してガッツリ教えてもらえるので、すごく鍛えられる場でもあると思います。

…ウィル・シードに合う人はどんな人ですか?

人材育成というと企業の領域に閉じている感じがしますが、会社の研修という場だけではなく、「日常の中でもふとした気づきや学びにつながるような場や機会をデザインする」ということをやっている会社だと思っています。
領域としては学び、気付き、やっていることとしてはデザインだと思っているので、そのどちらかにピンとくるんだったらウィル・シードは合っているんじゃないかなと思います。

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