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子どものやる気

今日はクリスマスイブ。

我が家は毎年、私の実家でクリスマスパーティーをしています。

クリスマスケーキを買って持っていく

その予定だったのですが、
探していたものの
どこのケーキにするのかなかなか決められず、、、

本気になって探し始めたのは昨日の朝でした。


クリスマスケーキ作りの道のり

ケーキをどうする?!

当然、狙っていたお店のクリスマスケーキの予約は終了していて、
当日朝にゲットするしかない…となってしまいました。

近くのお菓子屋さん…?
ちょっと遠くのお店??

そこで、せっかくだからと思い、

『作っててみてもいいんじゃない?
だって、4,000円で、美味しいけど本当に欲しいとは思っていないケーキと
フルーツも自分で選べて、甘さも自分好みにできるケーキと
どっちが嬉しいかなって思って。
私は自分で好きなように作れるケーキが食べたいなぁって思うんだよね。』

あーでもないこーでもない長男が悩みにや悩んで30分

『つくる!!うまいの!!』

と10時30分ころにプロジェクトは始動しました。


子どものペースで進んでいく


昼ごはんを食べ、
さあ、買い物へ!!
まずは近くの八百屋さんにイチゴを買いに行きました。

おいしそーなイチゴ発見〜♪
なのに。

『大きすぎる』
と却下w
長男の頭の中にはすでにケーキの完成図が
構築されていました。

近くのスーパーに行って、イチゴをはじめとする
クリスマスケーキを作るのに必要な材料を購入。
材料も、長男を先頭にして次男、三男も一緒に選んでいました。

お菓子コーナー、アイスコーナーに吸い込まれそうになりながらも、なんとか帰宅。

すぐに作るのかと思いきや、
スーパーで無料交換することができたおもちゃで
三兄弟、仲良く遊び出す…


結局作り始めたのは、夜ご飯を食べ終えた
19時。

そこからのエンジンの掛け方は凄まじいものでした。

母は見守るのみ

作るものは

①クリスマスケーキ
②クッキー

の2つ。
クッキーは毎年のサンタさんに手作りのものをプレゼントすると決めている長男。
今年も例年のように準備することになりました。

母親的視点で行くと、
事前準備を抜かりなくしてから取り掛かりたい
(次男、三男もいるから、スピーディに取り組みたいw)のだけど。

『レシピは?』
『これから探す』

…どこまでも自分のペースで進んでいくwww
この瞬間、全てを長男に任せようと腹を括ることができました。

『バターある?』
奇跡的にあった。(いつもはない我が家w)

『じゃ、これ作る。』

え・・・?!

と言う心配をよそに
レシピが決まるのに5分も掛かりませんでした。

クッキー生地を作って、冷蔵庫で寝かせるここまでは順調。

次にクリスマスケーキを盛る作業。
買ってきたフルーツを切ったりして飾りつけるように加工。

おこぼれを虎視眈々と狙っている三男

厚さがどうたのこーだと独り言を言いながら
もくもくと作業する長男。
わたしは次男と三男の相手を一生懸命にしました。
(フルーツのつまみ食いが多すぎを防ぐためwww)


途中、三男を夢の世界へ誘う時間がきて、一時中断しました。
(一人で進めればいいのに、私がいないとまだ不安らしい…)

21時過ぎに、やっと寝てくれて
作業再開。

彼の作業を見たら、まったく迷いがない。
本当に頭の中に完成図が入っている。

ちょっと硬くなっちゃったクリームを一生懸命に塗る長男

時折り、『うーーー、どうしよう。』というものの

落ち着いて深呼吸、深呼吸。
自分の感覚を取り戻してみて。

というと

『…!!そうだった。うん、こうしよう』

といってまた始めます。

クリームの塗り方とかは
少しだけ教えてあげたりしましたが、
無事にクリスマスケーキが完成しました。

完成しましたー


そのあとはクッキー作り。
私は、翌日朝に作るといいのでは?と思っていたのですが、
長男にとって大好きなテレビ番組が沢山入るので
『作業できない』とのこと。

うう・・・明日の朝大変になるぞ〜と思いつつ
長男の意志を尊重して、やることにしました。

型抜きはお手のもの
美味しく焼き上がりました

全て完成したのは23時30分。

長男はクッキーをオーブンに入れてから
布団に入り、少し早く夢の中へ。

長男もだろうけど、私もやり切った感が半端なく、大満足な時間を過ごしました。

このことで感じたこと

長男は私の思っている以上に感じている、考えていました。
もう、「こども」と言う枠で生きていない。
そう感じました。
地球に生まれての年数はわたしよりも少ない。
でも、一人の「人」なんだと
改めて感じました。

学校に行っていない から 悪
ではなく
『今』の環境で色んなことを感じて
目の前のことに真剣に取り組む

こうやって成長していける子どもたちを
サポートしていきたい
と想いを発見しました。

生活の中から「学び」「楽しみ」を見つけて
一緒に感じていきたいな。