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なかなか就職が決まらない人へ【中途採用】

こんにちは、しゃちょうです

今日は中途採用で転職活動をしているけど、なかなか採用が決まらない人向けの記事です。

決まらないと言っても、どのステップで頓挫するのかによって多少結論は変わるのですが、基本的に就職が決まらなくても求職者のせいではないです。

結論的にこの記事は求職者へのエールとなります(^^)


有効求人倍率

まず初めにはっきりと言いますが、有効求人倍率はあまり充てになる数字ではありません。
有効求人倍率の求め方、ご存じでしょうか?

https://jp.indeed.com/%E6%B1%82%E4%BA%BA%E5%BA%83%E5%91%8A/c/info/what-is-an-active-opening-to-application-ratio

有効求人倍率は、企業がハローワークにエントリーする仕事の数(有効求人数)÷働きたい人の数(有効求職者数)で算出します。たとえば、有効求人数が50、有効求人者数が100の場合は、有効求人倍率は0.5倍。有効求人数が100、有効求人者数が80の場合は、有効求人倍率は1.25倍と表示されます。

有効求人倍率はハローワークにエントリーしている仕事の数と、ハローワークを通じて求職した人の数から割り出した数字です。

現在では多くの求人が民間の有料の媒体に掲載されることを考えると、あまり参考にならない感じが皆さんもするでしょう。

無料のハローワークと有料の民間の媒体では、掲載される求人の内容が違います。

また、ハローワークに求人を出して求職者の面接を行う企業の中には、本当は人を採用する気のない企業もあります。

どうして採用する気がないのに求人を出して面接するのか?
それは、採用しなくても面接するだけで補助金をもらえる場合があるからです。

6つ目は、各種助成金制度を活用できることです。事業主は、新たな人材を確保する際にさまざまな助成金を受けられます。例えば、一定の期間を設けた状態で雇い入れたい場合は、「トライアル雇用助成金」が該当します。トライアル雇用助成金は、「一般」「障害者」「新型コロナウイルス感染症対応」など複数のコースに分かれ、支給される金額や期間が異なっています。

事業主は、状況に合った助成金制度をご活用ください。詳細はハローワークの窓口で相談することをおすすめします。こちらの公式サイトで、助成金の詳しい内容を確認できます。


実際、2020後半から2021前半にかけてコロナがひどい時期でも有効求人倍率は1を超えていた期間が結構長かったです。しかし、採用にかかわる仕事をしている人なら分かると思いますが、日本中で採用活動がストップした時期に、そんなに高いわけがありません。実態とかなり乖離していると思われます。


書類選考

就職活動すると初めの関門は、書類選考になるかと思います。
書類選考をなかなか通過しない場合、どう捉えたら良いのでしょうか?

これについては半々くらいの確立で、以下の2つの可能性に分かれます

求人広告は出ているが、実際には募集していない場合

求人広告は見れるが、会社側が採用活動を中止していることがあります。
どうしてこんことが起きるのでしょうか?
それは求人広告会社と募集企業の契約で、〇〇か月以上または〇〇年以上は、求人広告を掲載し続けると決まっていることがあるからです。

例えばある会社が求人広告会社にお金を払って求人を1年間掲載することにしました。しかし掲載後にコロナが来て、採用活動を中止することになりました。このような場合、企業によっては採用活動を中止したことを求人広告に書かず、放置されている場合があります。コロナの間はこのケースは非常に多かったです。

採用活動をしていないので、応募しても当然落ちることになります。

経歴や資格が不十分な場合

こちらは企業側が所望する経歴や資格に達していない場合です。
要するに形式な点で企業側の求める基準に達さず、普通に落ちてしまった場合です。

感覚的には、企業都合で採用活動を中止して書類落ちする割合と、経歴不足で書類落ちする割合は半々くらいです。

一次面接(現場や人事の面接)で落ちる場合

この面接で落ちる場合は、現場や人事の希望する基準に達していない可能性が高いと思われます。
基本的に日本の職場はどこも人で不足です。現場は人を欲しがっているし、求人をかけて面接まで調整するということは人事もその必要性を認めている可能性が高いです。

したがって一次面接で落ちるのは、何か会社側の希望に添えなかった可能性が高いです。

もちろん、採用活動の途中で経営陣などの方針が変わった可能性もあります。緊急時体制限が出されたり出されなかったりするコロナの間は、多かった気がします。

最終面接(役員面接など)で落ちる場合

役員面接で落ちた場合は、そのほとんどが求職者側に原因がないと思われます。
求職者にはどうしようもない理由で落とされることが多いです。

たとえば経営陣や役員が最も気にしていることは、求職者の経歴や人柄ではなく、景気の動向や自社の売り上げです。

経営陣や役員は、景気の動向や自社の売り上げが芳しくなくて落とすとは言えないので、何かと求職者のせいにして落としますが9割以上の確率で求職者には関係のない事柄で落とされます。

なのでここで落とされても気にしないでください。
ここは運の要素も強いと思います。


さて、いかがだったでしょうか?
転職活動や就職活動をしているといろんな人がいろんなことを言うと思いますが、気にしなくても大丈夫です。

特に有効求人倍率や書類選考、最終選考などは公表されているデータが怪しかったり、運の要素が強かったりするので、あまり考えすぎないようにしてください。

今日の記事はこれでおしまい。

ではいってらっしゃい!

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