見出し画像

コンテナの料金比較・検索がカンタンにできる!ブッキングは「Container EC」

こんにちは!Willbox株式会社です。

先日14社合同オンラインセミナー「第2回ものづくりDX 物流DX Webinar Week 2023」が開催され、Wiillboxからは2名登壇しました。

今回はそのうちの一つ「海上輸送」をテーマにお話したセミナーの内容をご紹介します。

現在、海上輸送では海上運賃の低迷や製造工程の遅れ、本船の抜港など課題が尽きない状況です。そんな混乱するサプライチェーンにより課題を抱えている荷主様、物流事業者様へ最適な解決方法をお話しました!


◾️Willbox登壇セミナーの内容
テーマ:【物流事業者・荷主企業必見 】混乱するサプライチェーン、効率的な海上輸送手配の方法
登壇者:ビジネスグループ 濵田文樹

「第2回ものづくりDX 物流DX Webinar Week 2023」とは

サプライチェーン全般の生産性の向上を目指し、工場・倉庫・品質管理・在庫管理・配車管理などの属人的な状況に 「業務自動化」「生産の安定化」「データの見える化」など変革をもたらす商品や技術を14社が紹介する3日間です。

[ 主催 ]
株式会社松井製作所(Andon Webinar Week 事務局)
[ 参加企業一覧 ]
・Willbox株式会社
・株式会社構造計画研究所
・キャディ株式会社
・株式会社さざれ
・システムギア株式会社
・株式会社スター精機
・株式会社ゼネテック
・SOLIZE株式会社
・トナミシステムソリューションズ株式会社
・株式会社日本製鋼所
・株式会社フリーロケーション
・ミネベアミツミ株式会社
・株式会社ロジクロス・コミュニケーション
・株式会社松井製作所(主催)

物流業界の課題「多重下請け構造」

Willboxが携わっている国際物流の領域には3つの大きな課題が存在します。それが「時間」「お金」「安心」です。

1つ目の「時間」に関しては、荷主様側が見積もりを依頼してから取得するまでの時間の長さ。最短で1〜2日、長いと2週間も見積もりを待たなければならないのが現状です。また、見積もりを作成する物流事業社様も1日の6割を見積書作成に費やし、その8割が失注することが問題として挙げられます。

2つ目の「費用」は、人件費や梱包資材の高騰がお金の課題として挙げられ、最後の「安心」に関しても例えばBCP(事業継続計画)の観点から、選べる物流事業社の選択肢を広げたいと考える荷主様もいると思います。しかし、担当者様がやりやすいと感じるためなかなか一社独占体制から離れられないというのが現状です。

この大きく分けて3つの課題に対処するために、Willboxは荷主とデータベース化された物流事業者を直接つなぐ国際物流プラットフォーム「Giho(ギホー)」を展開してきました。

そして、今回のセミナーでは物流の一気通貫サービスであるGihoとは別のサービスで、船(海上コンテナ)にフォーカスした「Container EC」について紹介。

船会社から直接コンテナを手配できる、これまでにない新しい海上輸送のかたちをお話させていただきました!

コンテナの料金・スケジュールが比較できる「Container EC」

Container ECのビジネスモデル

物流工程にはトラック輸送や梱包、通関作業などがありますが、コンテナ船においては唯一外資企業が設備を持ち、船を運行しているという特徴があります。

船のスケジュールや海上運賃などの情報は海外にあり、その情報を入手するためにはメディアなど通すか、船会社のホームページを一つひとつ確認しなければなりません。国を跨いでいるため情報が取得しづらく、ここに時間がかかってしまうのです。

そこで、Willboxではコンテナ船の情報をオープンにし、誰でも直接発注ができる新しいサービス「Container EC(コンテナイーシー)」の提供を開始。工数削減はもちろん、物流費の削減、さらに船会社やスケジュール、金額などから選べるため最適な本船を選ぶことができます。

面倒なコンテナのブッキングが簡単にできる

Container ECのメリットは、複数の船会社様を直接比較することが可能で、それをもとに直接ブッキング手配が進められる点が大きな特徴です。これにより、従来の手配方法とは違うスムーズなブッキングが行えます。現在、約800航路の海外向け航路を網羅しており、これは日本で唯一のサービスです。

また、各船会社のスケジュールや海上運賃が一か所で確認できるため工数削減となり、スケジュール別・金額別・船会社別に絞り込むことで最適な本船の検索が可能です。さらに、これまで人を介して手配していた本線の手数料が省かれることで物流費の削減にも繋がります。

他にも「共同購買」という仕組みにより、特定の向け先に対してContainer ECユーザー内で共同発注することで物量を集約。物量が増えることで少ない出荷数でも単価交渉が可能になり、中長期期間で安定して安価なコンテナスペースを確保することもできます。金額が抑えられた状態で一定期間固定されるため、毎回見積もりを取る必要がなくなり、物流費と工数の両方が削減できるのです。

身近なもので例えると、旅行に行く際にBooking.comやトリバゴで宿やホテルを予約したことがある方はイメージしやすいかもしれません。宿泊する場所、日付を入力すると宿やホテルのスケジュールやプラン、価格などが一覧で表示されます。このコンテナバージョンがContainer ECです。

Container ECの機能紹介

Container ECデモ画面

1. URLにアクセスし検索画面が表示
2. 出発港や到着港、日付、コンテナ指定、コンテナサイズなどを入力
3. 船会社別に一覧で表示
4. 表示された中から選ぶ

Container EC はとてもシンプルな仕組みになっており、旅行サイトで場所や日付、人数を入力するのと同じように、出発港や到着港・日付・コンテナ指定・コンテナサイズなどを入力。そうすると、検索画面で各船会社ごとに実際の海上運賃の金額やスケジュールが表示され、適切な条件に一致する場合はブッキングリクエストを送信します。

ブッキングリクエストを送信した後は、手配中・手配完了・出港完了などのステータス管理ができ、この画面を確認することで本線の遅れや船の状況を把握することが可能です。

他にも、船会社がセールで提供しているコンテナの情報やWillboxが特化して提供しているコンテナ情報が毎日更新されるため、画面を通じて海運指標の動向を把握することが可能。現状では、出発港は日本に限定されていますが、到着港は海外の港で約800以上の組み合わせがあります。

※今後の予定としては、緊急時に対応できるオペレーターとのチャット機能や、同じ条件で違う月に発注する場合のスムーズな発注機能を追加する予定です。

Container ECにより、これまで時間がかかってきたものが短縮され、工数削減・物流費の削減、そして荷主様、物流社様それぞれに合った最適な海上輸送を選択することができます。

面倒なコンテナのブッキングはContainer ECへ!

今回は混乱するサプライチェーンによる荷主様、物流事業者様へ最適な課題解決方法をお伝えした「第2回ものづくりDX 物流DX Webinar Week 2023」のセミナー内容についてご紹介しました!

海上運賃の低迷や製造工程の遅れ、本船の抜港など課題が尽きない海上輸送への対処のために開発した「Container EC」は船会社のコンテナスペースをリーズナブルに直接利用することができる日本で唯一のサービスです。

ブラックボックス化された物流業界の課題を根本から変えるため、Willboxは新しい物流のかたちを提供し、日本の海上輸送に新しい体験を、そして国際物流をより最適に、よりスマートに。を実現していきます。

本セミナー主催の松井製作所様、Webinar Week 事務局の株式会社まなれぼ様、この度は素敵な機会をいただきありがとうございました!

▶︎ ContainerECの資料請求や問い合わせ先はコチラ
sales-container-ec@willbox.jp

Willbox inc. 

Willbox株式会社は国際物流プラットフォーム「Giho(ギホー)」を開発運営する2019年に創業した物流スタートアップ。本社は横浜みなとみらい、関西は神戸を拠点に「国際物流をより最適に、よりスマートに。」をミッションに掲げ、日々活動しています。


この記事が参加している募集

#業界あるある

8,679件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?