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  • 左足骨折日記

    2024年3月、人生初の左足骨折を経験した経験をまとめました

最近の記事

左足を骨折して 第二章 出勤する

◯職場復帰 骨折1週間後から職場に復帰。新年度が本格的に動く日に合わせました。 3階までの階段での移動がどう考えても困難でした。松葉杖は使えず、手すりに掴まって足を引きずりながらの移動は本当に辛く、上り下りは出勤と退勤の時だけにさせてもらいました。 新年度の会議や朝会には一切参加できなかったため、出勤しても、同室の同僚以外、ほぼ誰とも会うことのない毎日でした。 同じ部屋で勤務する同僚には、荷物を取ってきてもらう、必要なコピー等の印刷から始まり、仕事の段取りなど、仕事のほぼすべ

    • 左足を骨折して 第一章 やっちまった

      ◯やっちまった それは3月末の朝。自宅近くのゴミ捨て場前で左足をひねってコケかけた時、足首に力が入らない。マズいなあと思って1日過ごした夜、立ち上がった時に再び左足をひねってしまう。激痛は一晩経っても治らず、翌朝一番で病院に。 捻挫だろうと軽く思っていたけれど、その時すでに靴を脱ぎ履きすること自体が億劫で、診療開始を待つ病院の駐車場で耐えきれず、近所の商業施設のトイレを借りに行った時の足の痛さは相当のもので。 気づいたら病院のギブス室で左足にしっかりギブスを巻かれていました。

      • 作家・西村賢太さん

        作家・西村賢太さん逝去のニュースに大きな衝撃を受けている。 定期購読している本の雑誌の連載『一私小説書きの日乗』はいつも一番最初に読んでいた。 夜中の晩酌は身体に悪そうと思いながら、テキトーに用意されるアテは美味しそうだった。原稿が書けたり書けなかったりの様子。師匠と仰いだ藤澤清造さんの月命日に、お墓のある石川県七尾に向かい、資料を集めて調査をしてという律儀な姿… 西村さんが男ひとりで暮らしている住まいの佇まい、明け方に寝て昼ぐらいに起きる生活、時には風俗に出掛ける姿も

        • 2021印象に残った本

           読書は楽しいです。脳内で物語の世界に旅している時がもっとも至福な時間です。一気に終点まで辿り着きたくて、つい睡眠時間を削って読んでしまうことも多くあります。  今年はSNSで本の紹介をする人たちの存在が話題となりました。Twitter、インスタ、TicTok…。数々の人気アカウントで紹介されている本や、紹介スタイルには興味深いものもあり、新聞や雑誌などの書評と同じ感覚で、自分も参考にしています。  そして、司書として働く自分もまた、1冊でも多くの本の魅力を伝えることが大事と

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