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サウナで仕事のパフォーマンスを上げる

サウナに関するコンテンツやコミュニティが人気沸騰中ですが、最近は「仕事のパフォーマンスを上げられる」とビジネスメディアやブログにも多く取り上げられています。果たしてどのような効果があるのでしょうか?

■サウナとは

サウナの起源は2000年以上前のフィンランドと言われています。当時は食料を貯蔵したりスモークしたりするための部屋として活用されていたようですが、厳しい冬の風土の中で、健康に欠かせないものへと変化しました。日本には1960年代に流入してきました。


サウナ室の中には石を積み上げたストーブがあり、そのストーブを熱しつつ、石に水をかけてつくる蒸気で温度や湿度を調整しています。室温は一般的に70℃~110℃に調整されます。


現代では「健康」「楽しい」「女性も楽しめる」「かっこいい」「できる人は行っている」というポジティブなイメージも多いのではないでしょうか。充実したサウナ施設を売りにする温泉やホテルも増えてきました。


サウナ好きなら知らない人はいない、サウナ検索サイトもととのっています。


■サウナの効果

日常では働かない身体機能を活性化すると言われるサウナですが、具体的にはこのような効果があります。

・血流促進による肉体疲労の回復
・脳疲労の回復
・自律神経の調整機能を高める
・汗腺、皮脂腺が洗浄される

その中でもメンタルフィットネスとして注目したいのが「脳疲労の回復」。これは、ビジネスパーソンには欠かせない自己メンテンナンスですよね。

なぜ、サウナに入ると脳の疲労回復につながるのかというと、高温の空気が全身の皮膚を刺激することで、中枢神経の興奮が高められるためです。実はこの興奮状態では何かに集中する時の脳回路(CEM)が使われているため、脳のエネルギー消費量は5%程度でかえって休んでいる状態になっています。

逆に、ぼーっとしている時の脳回路(DMN)では、内側前頭前野、後帯状皮質、楔前部、下頭頂小葉など意識的な活動をしていない時に働く部分が活発化し、脳のエネルギー消費量は70~80%にものぼると言われています。「脳のアイドリング」と形容される状態です。


コロナ禍で外出機会が減り、生活のメリハリをつけることが難しくなった現在のライフスタイルの中では、ぜひ注目したい効果ですね。


■サウナの楽しみ方(初心者編)

サウナの楽しみ方は人それぞれのため、自分に合った方法を見つけることが大切です。今回は、初心者さんにもおすすめの基本的な利用方法をご紹介します。


①サウナ室へ5分を最大目標に入室。

辛くない範囲で楽しんでみましょう。室内には時計が付いているところも多いので、目安として確認するためにも時間を気にしながら入ると良いでしょう。


②水風呂に入る

サウナの効果は、この水風呂に入ることとセットで得ることができます。まずは足や腕、顔など身体から水をかけてみるところから始めてみてください。次第に慣れてくれば身体全体で水風呂につかることができます。


③ ①②を繰り返す

最初は3回程度、少ない回数でチャレンジすることがおすすめです。

④休憩する

この休憩タイムがサウナラバーたちが愛してやまない至極の時間と言われています。浴室の外に出て、座ってゆったり休憩してみてください。


■サウナ初心者にもおすすめのアイテム

・サウナマット

サウナ室では、直に座らずタオル等敷いて座ることがマナーとなっています。ただ、最初はタオルの上でも熱くて座るのに苦労する人も多いです。そんな時はサウナマットを活用するのがおすすめです。



・サウナ帽子

のぼせ防止にはこちら。



■最後に

短時間でも脳疲労の回復に効果があるサウナ。健康だけでなく、仕事のパフォーマンスアップをねらって試してみませんか?次回のサウナ記事では、サウナラバーたちのディープな世界をご紹介します!

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