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「ちょっとした不調」もケアしてあげよう

なんとなく頭が痛い、胃もたれしている気がする…「ちょっとした不調」は薬を飲んだり病院に行ったりするほどではないけれど、仕事のパフォーマンスや生活への影響を考えると改善したいですよね。そんな時は手軽に不調を緩和してくれるハーブを活用してみませんか?

ハーブとは?

「harb(英)」は、ラテン語で草という意味を持つ「harba」に由来すると言われており、薬草や香草など、様々な形で有効利用できる植物のことを指します。古代より多岐に渡って利用されてきました。

・民間療法における薬
・食べ物の香りづけ
・肉や魚の防臭
・ミイラをつくる際の防腐剤

また、病気になった時に身体のバランスを元に戻す自然治癒力に働く「自然療法」の考え方の中でも取り入れられています。

ハーブの種類によって異なりますが、このような効果が期待されています。

≪ハーブに期待されているさまざまな働き≫
◆ リラックス(鎮静・鎮痙)
◆ 抗酸化
◆ 抗菌・抗ウイルス・抗アレルギー
◆ 消炎・鎮痛
◆ 鎮咳・去痰・気管支拡張
◆ 発汗
◆ 免疫賦活
◆ ホルモン分泌の調整
◆ 利尿作用
◆ 消化機能促進
◆ 強肝・利胆
◆ 栄養補給
など

https://www.kracie.co.jp/kampo/kampofullife/body/?p=2712

メンタルにもフィジカルにも効くレモングラス

今回は心身ともに働きかけるハーブ「レモングラス」についてご紹介したいと思います。

ハーブティーやアロマとしても人気のレモングラスは、インドや熱帯アジアに生息するイネ科の植物で、ハーブとして利用されるのは葉の部分になります。過剰に摂取されたナトリウム(塩分)の排出を促す作用「カリウム」、骨や歯の主成分「カルシウム」、ヘモグロビンの元となる「鉄分」が含まれています。

ちなみに、ミカン科のレモンはレモングラスとは全く違う植物になります。香りが似ていることから、「レモングラス」という名前がつけられたそうです。

ベトナムやタイでは、カレー、トムヤムクンなど料理の香りづけとしても一般的に使われています。

レモングラスには、以下のような効能が期待されています。

・胃もたれや胸やけ時の消化促進
・抗菌、殺菌作用による風邪予防や下痢の緩和
・虫が嫌う匂いのため、虫よけ
・血行促進による貧血予防
・すっきりとした香りによる眠気覚まし、リフレッシュ

生活の中にレモングラスを取り入れる

なんとなく気分が不調な時、なんとなく胃もたれや風邪っぽさを感じる時、レモングラスをどのように利用したら良いのでしょうか?

・アロマスプレーを使う

気分のリフレッシュ目当てであれば、部屋や衣類に吹きかけることのできるアロマスプレーがおすすめです。ハンカチにしみこませれば、外出先でもほんのり香りを楽しむことができます。

・ハーブティーで香りも効能もしっかり取る

脂っこい食べ物の後には、温かいハーブティーを飲むことがおすすめです。また、レモングラスはホットでもアイスでも、他の茶葉と混ぜても楽しむことができます。ハーブティーはノンカフェインのため、健康上の理由からカフェインを取れない方も安心して飲むことができますね。

筆者も実際に揚げ物を食べた後に飲んでみましたが、きつすぎない酸っぱい香りが揚げ物の満足感を消さずに、鼻に残った香りや油をすっきりさせてくれたと感じました。暑い夏の時期にも、氷を入れて飲んでみたいですね。

・栽培する

日常的に楽しみたい方は、育てるところからぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。苗での購入が一般的ですが、鉢植え栽培も可能です。


最後に

「ちょっとした不調」もケアしてあげることで、日々のパフォーマンスが向上しますように!

引き続きメンタルフィットネスを楽しんでいきましょう!


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