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早起きをするためには

「早起きは3文の徳」という有名なことわざがありますよね。実際、早起きする事で沢山の恩恵を受けることができます。

例えば、勉強や仕事。朝は1日の中で最も頭がフレッシュな時間なので、頭を使う作業が捗ります。朝の1時間は夜の3時間に相当すると言われており、昨日いくら考えても分からなかったことが朝起きて取り組んでみると、あっと言う間に解決、なんてことも良くあります。

夜に勉強をする場合、どうしてもダラダラやってしまうことが多いです。それは、夜は厳格に制限時間が決まっているわけではないので、「あっ、もう11時か。でもまだ時間はあるな。あと1時間テレビ見てから始めよう」など、ゆっくりやってしまうことが多いです。また夜はおもしろいテレビをやってたり、人から連絡が来る事も多い時間帯。誘惑が多いのです。

その点、朝は通勤・通学時間という制限時間が明確にあります。そのため、「この時間までに仕上げなくてはならない!」という緊張感が出ます。またテレビもあまりやっていないですし、LINEが来る事もあまりないでしょう。集中して取り組める時間帯であると言えます。

社会で成功した有名人たちも、朝型の生活スタイルである人が多いです。例えば、アップルのティム・クックや、スターバックスのハワード・シュルツ、日本の誇る小説家である村上春樹も朝4時に起きているそうです。


しかし、早起きをしたい、夜型から朝型になりたい!だけど結局決心しても起きれなくて、いつも遅くなっちゃうという人たくさんいると思います。布団から抜け出すというのは強大な意志がい必要なのでしょうか。


僕も、元々は朝に弱いタイプでした。どんなに目覚ましをセットしても、目覚ましを止めては寝るの繰り返し、挙句の果てにスヌーズさえ止めてしまい、気づいたらお昼過ぎということも。。大学生の時、1限を休むこともしょっちゅうでした。


しかし、これではダメだと、色々と早起きをするためのやり方を試して見ました。その結果、夜型から朝型に完全にシフトチェンジでき、今では6時半にはキッチリ目覚める習慣を付けることができたのです。(ちなみに1年前までは、4時(!)に起きる生活を1年間程続けていました)

朝起きて、通学前に2時間ほど勉強する生活リズムで3年間ほど過ごしてきています。

そこで、今回は布団から抜け出すことが大の苦手だった僕が、早く起きることができるようになった方法を書いていきます。


結論から言うと、ポイントは、次の5つです。

・早く寝る

・カーテンを開けておく

・目覚まし時計の、スヌーズをやめる

・目覚ましは遠くに置いておく

・朝起きて、すぐにやることを決めておき、最初は自分にとって楽しいことをする。


一つずつ説明していきます。


・早く寝る

当たり前かも知れないですが、非常に大切です。せっかく早く起きても、寝不足で頭が回らないと本末転倒です。人は充分な睡眠時間に個人差があり、このくらい寝れば良いと言うのは、一概には言うことができないです。しかし、朝スッキリ目覚めるために重要なのは、「何時間寝るか」ではなく、「どのタイミングで起きるか」です。

どういうことかというと、人間には、身体は休めているが、脳は動いている「レム睡眠」、身体も脳も休んでいる「ノンレム睡眠」の2つがあります。用語の具体的な説明は他に譲るとして、大切なことは、ノンレム睡眠の時ではなく、レム睡眠の時に目を覚ますということです。脳が起きている時に、アラームが鳴るとスッキリ目覚めることができるのです。

ではこの睡眠の周期はどうなったいるかというと、1時間半で1サイクルと言われています。つまり、90の倍数ー4時間半、6時間、7時間半、9時間寝れると良いのです。僕は7時間半寝ることができればベストコンディションであり、時間がないときは6時間にしています。睡眠時間を6時間として、もし朝5時に起きたいのならば、23時には就寝する必要があります。普段夜型の人は、そんなに早く寝られるか!と思うかもしれませんか、早起きが習慣になるに連れて、眠たくなってくる時間も早まるので大丈夫です。

とにかく、自分の睡眠時間を確保するために早く寝ることが重要です。


・カーテンを開けておく

人間の体は光、つまり朝日を浴びることで目覚めのスイッチが入ります。寝る前にカーテンを少し空けておくと光が差し込んできて、目覚まし時計の音にびっくりすることもなく、自然と起きることができます。



・目覚まし時計の、スヌーズをやめる

スヌーズは、人を二度寝、三度寝に引き摺り込む、悪どい機能です。「もう一回鳴ったら、いやあともう一回…」と思ううちに時間はあっという間に過ぎ、残るのは後悔だけです。

「今起きないと、終わる」

その緊張感が、布団という魔力から抜けるのに大きな力を与えてくれます。



・目覚ましを、遠くに置いておく

目覚ましが鳴っても目が覚めないのは、アラームを止めるという行為がただの作業になっていて、実際はちゃんと目が覚めていないからです。

少し目覚ましを遠くに置いておくと、止めに行くのに布団から抜け出し歩く必要性が生じます。歩くと目が覚めますし、布団から一度抜けることができると、それが起きる理由にもなり、布団に戻るための言い訳を考えないことに繋がります。




・朝起きて、すぐにやることを決めておき、そしてまずは楽しいことをする。

朝起きてからすぐにすることをルーティーン化しておくと、色々考えなくても体が自動的に作業に向かうことができます。そして1番大切なのは、最初にやることは自分にとって楽しいことをするということです。起きてからすぐに取り組むのが自分の嫌いな勉強や重たい作業であると、起きるのが億劫になります。ですから、自分が「早く起きてやりたい!」と思うことを、1番最初に持ってくるべきです。

僕の場合は、まず起きたらスマホで漫画を読んでいます。読んでいる内に段々と目が覚めてくるので、それからコーヒーを沸かし、勉強を始めます。

娯楽ではなくて好きな教科の勉強から始めるでも良いし、好きな本や動画、ゲームなどをちょこっとするのでもいいと思います。とにかく、布団の中で目を覚ました時に「あ、アレやりたい」と思うことを、1番始めにやることに持ってくるべきです。



僕の実践している早起きのための取り組みはこんな感じです。

早起きというのは決して意志の問題などではなく、「いかに起きれる環境を作れるかの工夫の問題」だと思っています。

早起きしたい、朝型になりたいという人はぜひ、自分にあったやり方を試してみてくださいね。



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