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ラジオ体操第1-6(ストレッチのススメ)

みなさんこんにちは。

 ところで、ラジオ体操の音楽って楽曲として認識したことありますか?
私は今朝のラジオ体操でこの「身体を前後に曲げる運動」のときの曲を聴きながら、
「あれ?これって転調してるよね?」
という気づきがありました。
それで他の動作も気をつけていたら。。。。
転調だらけじゃないですか!

 気になったのでラジオ体操の曲の転調について記述してあるものがないかググってみました。そしたら・・・ ありました!

めちゃ論じている文書。

運動を管理する音楽:服部正作曲〈ラジオ体操第一〉の分析
津上英輔著

第 1 節 「ラジオ体操第一」と〈ラジオ体操第一〉の歴史
第 2 節 〈ラジオ体操第一〉の楽曲分析
第 3 節 運動を制御する音楽

 これはもう素晴らしい論文だと思いました。
私がラジオ体操についてなんとなーく考察していた事がすべて詳しく書いてあるじゃないですか!

これを読めばきっとラジオ体操の奥深さを実感できますよ!

 私もまだ読んでいる途中なのですが、本当に多方面から検討され洗練された楽曲だなぁと改めて感心しました😊 オススメです!

では早速今日の運動解説です!

前回の運動はこちらです。

⑥体を前後に曲げる運動

背・腹部の柔軟性を高め腰への負担を軽くする
効果:腰痛予防 疲労回復 柔軟性アップ 内臓器官働き促進
コツ:前屈は首・肩の力を抜き、上半身の重みで弾みをつけましょう

https://www.jp-life.japanpost.jp/radio/instruction/radio_first.html

図解はこちら

https://www.jp-life.japanpost.jp/assets/img/i_hlt_rdo_d1_06.png

① 一つ前の運動から引き続き脚を広げたまま両手はだらんと下ろしておきます。

② 膝を伸ばしたまま、弾みを付けながら上体を前下の方に3回曲げます。腕と肩の力は抜きましょう。はじめの頃は手が床に着く気が全然しないと思いますがそれでOKです。手が床からどのあたりまでになるかを覚えておきましょう。続けるうちにどんどん床と両手の距離が近づいてわくわくしてくること間違いなしです! 呼吸は止めないで!

③ 上体を起こして正面を見ます。

④ 両手を腰の後ろにあててから状態をゆっくりと反らせます。顔は天井を見るような感じで。おなかの筋が伸びるのを感じてください。
無理は禁物です。反りすぎてバランスを崩すことがないように十分気をつけてください。転倒は大敵です!
呼吸は止まりがちですが頑張って呼吸しましょう。

⑤ 上体を起こして正面を見て一息入れます。

⑥ ①~⑤を2回繰り返します。

上体を前に曲げるときは、膝から太ももの裏側お尻から背中の筋の伸びが気持ちよいと思いますので是非味わって楽しんでください。
痛かったらそれは無理して曲げていますので緩めましょう。

いかがでしたか?
気持ちよく伸ばすことができましたか?

今回はラジオ体操のうんちくと一緒にお届けしてみました。
論文の中にあるキーワードで、

高橋秀実氏が「一瞬の静止の“間”」
「腕が自然落下に移ろうとする際の一瞬の無重力状態」と言い換えている.

運動を管理する音楽:服部正作曲〈ラジオ体操第一〉の分析より

と表現していますが、言い得て妙だなぁと思いました。
こんな腕の無重力状態を感じながら実践するのも、ラジオ体操の醍醐味ですね! 全身の無駄な力がかかっていない動きならではだと思います。

あなたも気になった記述ありましたか?
よかったらコメント書き込んでくださいね!

次回は身体をねじる運動です。
これも気持ちいいですよね!

お楽しみに~!


最後までお読みいただき、ありがとうございました。




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