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米津玄師2023ライブTOUR「空想」チケット当選倍率予想

 先日、1次先行申し込みが締め切られた米津玄師ライブTOUR「空想」。全24公演の述べ収容人数は概算で約28.5万人。もし、さいたまスーパーアリーナがスタジアムモードであればさらに3万人程度上乗せされることになるが、とりあえず「変身」と同じアリーナモードと想定してみた。 

すべて最大収容人数(さいたまスーパーアリーナはアリーナモード)

 「変身」の時のキャパはフルで13.3万人だったが、実際の動員は10万人だったと報道されている。このことから、「変身」と同規模のステージセット及び関係者招待席があると仮定すると、一般座席数はフルキャパの75%程度。つまり21〜22万人くらいではないか?

 今回は22万人で予測してみる。

CD売上枚数からの応募者数予測

 応募条件のシリアルナンバーを入手するには「KICK BACK」のCDを買わなければならない。オリコンによると「KICK BACK」の初週売上枚数は、30.1万枚だった。(Billboard Japanの集計では289,147枚)

「変身」のシリアル入りだった「M八七」の24.2万枚を5.9万枚上回り、シリアル無しの「Pale Blue」の倍近い売上だ。

初週売上枚数(11月21日~11月27日)

 集計期間がちょうどフラゲ日を含む1次先行締切日だが、この約30万枚分のシリアルがすべて申込みに使用された訳ではないだろう。

 例えば、単に配信で音楽を聴く習慣がない人、米津玄師のファンというよりもチェンソーマンのファンも含まれているはずだ。

 SNSでちらほら見かけたのが、申込初日と締切時間ギリギリで表示される受付ナンバーの差から、およそ25〜26万ほどの申込みがあったのでは?との推測だ。実際に申込数と受付ナンバーが連携している確証はないが、30.1万-25.5万=4.6万人位は1枚だけ購入のライトファンと見なせそうだ。

 逆に「M八七」のアナログ盤の売上枚数がざっくり5,000枚ぐらいだったことから、米津玄師に惜しみなく課金し、何が何でも当選したい、あるいは複数会場当てたいと、二桁枚数を購入したガチファンは5,000人ほどと仮定してみた。

 この先は拠り所になるデータが全くないので、数字合わせに過ぎないが、グッズと同じ感覚で3形態すべて揃えるファンが3.5万人、ライブの抽選確率アップのために5枚位購入するファンが2万人と仮定してみた。

 こんなフェルミ推定にもなっていないテキトーな計算式で、30.1万枚のシリアルを何人が所有しているかを推測したのが以下の表だ。

 この推定だと、”複数のシリアルを持つ”6万人が述べ25.5万枚のシリアルを使って申し込んだことになり、受付ナンバーによる申込数とほぼ一致する。

 たった6万人しか申し込んでいなければ、1シリアルで平均2枚申込んだ場合で12万席、3枚でも18万席と全員当選どころか席が埋まらない。

 受付ナンバーの数値を考慮せず、1枚購入のライトファンも含め、全員が2人組で申し込んだとしても21万席強とギリギリ満席ということになる。

 仮に30.1万人が1枚ずつ購入し、全員が上限の4人で申込んだとする想定上MAXのシュミレーションで倍率は約5.5倍だ。この倍率はまずあり得ないだろう。

 あくまでも希望的観測だが、今のところの倍率はせいぜい1倍〜1.2倍くらいではないだろうか?もちろん、会場や日程によって差は生じるが…

同シリアル使用による2次先行が意味すること

 1次先行の申込み期間中にも関わらず、2次でも同じシリアルを使用しての抽選が行われることがアナウンスされた。これはどう言うことか?

 一般的に2次先行は、1次でキャンセル分や定員割れ分などを埋めるために行われるものだが、現時点で申込み数がキャパに達していない可能性がある。だから、使用済みのシリアルが廃棄されないよう再利用できることを早めに告知したのではないか?

 とすると、売上枚数のわりに申込者数はさほど多くはない?

 当初、「ライブ前にニューアルバムが発売されるのであれば、当然その販促として2次抽選用のシリアルが付属するだろう。そのため、1次の段階では席数を半数くらいに設定しているのではないか?」と予想していた。

 だが、KICK BACKのシリアルがそのまま使えるとなるとその可能性は低そうだ。

 週末や大都市部、特に横浜アリーナでのファイナルなど、申込みが集中しそうな公演以外の倍率はそう高くないような気がする。場所によっては複数当選もあり得るのでは?

 ちなみにチケット争奪戦が熾烈を極める藤井風のアリーナツアーは、全16公演(フルキャパ24.4万人)と米津よりも規模はちょっと小さいものの、各地で複数会場当選者がバンバン出ている。しかも、シリアル不要で誰でも複数会場申込み可能なシステムでだ。

 もし1次で落選しても、会場や日程に拘らず2次→一般→トレードまで粘れば、希望者全員が当選しそうなのだがどうでしょう?

 ヤキモキしながら結果を待つより、これくらい楽観的な予想を信じた方が精神衛生上いいかもしれない。何はともあれ、GOOD LUCK!

最後まで読んでいただきありがとうございます。
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