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支援パートナーインタビュー【ハイライト】株式会社ジェネシア・ベンチャーズ 代表取締役 / ジェネラルパートナー 田島 聡一さん

Widgeがインタビューした記事のハイライトをPickしてお届けするページです。
今回お話をお伺いしたのは、シードステージ・ITビジネス領域に特化し、日本と東南アジアに投資をしているジェネシア・ベンチャーズ。
その代表を務める田島さんに「企業価値向上を担うコーポレート部門のあり方」というテーマで様々な角度からお話をいただきました。

シードステージ・ITビジネスへの投資に特化したベンチャーキャピタルを設立された背景として、

前職でサイバーエージェント・ベンチャーズ(現:サイバーエージェント・キャピタル)の代表をしていたのですが、前職での投資がシードステージにフォーカスしていたことが大きいです。
シードで投資をしてゼロイチの挑戦に対して伴走者として関わっていくスタイルが私自身もエキサイティングでしたし、役割が大きく責任も重い分、取り組む価値も大きいなと感じていたので、そこを引き続きやっていきたいと感じていたのが理由の一つです。

また、前職でも東南アジアにも投資をする中で、東南アジアのビジネスの可能性を私自身も体感し、東南アジアから日本が学べることも多いなと感じていました。
そういった部分を重ね合わせると、プレシードからシードのリード投資家として日本と東南アジアでやっていくことが私自身のやりたいことでもありますし、今後大きく社会的インパクトを生み出していける、そういう投資戦略にもなっているのではないかと考えています。

スタートアップ企業への投資支援を決断する際の判断材料として、持続的にMRRを生み続けるエンジンの価値が高いことやEGS経営が行われていること等を参考にするそうで、企業価値を見極めるための複眼的な目線をもっていらっしゃいました。

企業価値を高められる経営者とそうではない経営者の違いについてのお考えをお伺いしたところ、

短期的な売上を上げることではなくて、中長期で成長し続けるためのエンジンを創る部分に意識が向けられているかどうかが重要な分岐点だと思います。
自分一人でできることは限られていますよね。だからこそ、高みを目指している起業家であればあるほど、チーム・個人の強みを引き出し、個人と個人の掛け算をいかに最大化させるかに自ずと意識が向くのではないかと考えます。

そんな田島さんの考える「優秀なCFOの人物像」をお伺いしたところ、

CFOは資金調達もそうですが、お金を最適配分することが重要な仕事になると思いますので、そもそも事業の最適配分を理解していないとできません。事業と財務は密接に連関しているので、事業理解もされていて且つ組織理解もされているというのが理想ではないかと思います。

とのこと。
スタートアップへの支援を多く手掛けられている田島さんだからこそ感じられている、未上場の内から意識すべき資本政策やこれから啓蒙していきたい「企業価値の考え方」、理想的な経営者とコーポレート組織の関係性について等、貴重なお話をお聞かせいただきました。

詳しい記事の内容は、是非こちら(https://media.widge.jp/interview/read/45)をご覧ください。