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送料無料という言い方、やめませんか

最近、毎日のようにトラックのドライバー不足のニュースを見ますが、前から気になっていたことを書いてみます。

通販で、送料無料とか◯◯円以上送料無料とか言ってますよね。でも、それおかしくないですか。実際に倉庫からピックアップしたり、梱包したり、配送したりする人たちがいらっしゃるわけで、その方たちも仕事として行っているのだから、お給料はもらっているはずです。だから無料のはずはないのです。

正しくは送料込み◯◯円じゃないですか。我々が支払う商品の代金の中に送料は含まれているわけで、決して無料ではないはずです。昔からなぜ消費者庁や公正取引委員会は送料無料という言い方に対して警告しないのか不思議でなりません。

今回テレビで再配達の悲惨さを見て、配送の人が気の毒でなりませんした。再配達に指定された時間に行ってもまた不在、それを一週間も繰り返す。再配達の連絡をしない。そういった人たちがいるのに驚きました。

配達の人たちの事を考えられない人が一定数いることが分かりましたが、その原因としてショップ側が送料無料という言い方をしていることも関係あるんじゃないかと思っています。

送料無料とかエアコン取り付け工事費無料という言い方は、こうした仕事をされている方々をリスペクトした表現とは私には思えません。雨の中配達したり、暑い中あるいはちょっと危険な環境でエアコンの取り付けをされたりしている方に失礼な表現だと私は思います。

もし、自分がやっている仕事に対して周りで「無料の仕事」なんて言われたら悲しくなりませんか?


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