why me ? (人にはそれぞれ使命がある2)
こんばんは。プロコーチ”whyme”です。今日も自分の人生を振り返る part2です。
前回は、「青天の霹靂!喫茶店で会社が民事再生になると告げられる」でした。そこから、自分の人生を呪ったりもしました。なぜ、こんな会社を選んでしまったんだろう?どうして、先人が作った借金を自分たちの給料を減らしてまで返さないといけないんだろう?全部、自分の選択が招いた結果なんですが、あの時は受け入れられなかったですね。
事業再生コンサルタントをしているんですが、他のコンサルタントと違って、人一倍、会社側の従業員の辛さがよくわかるんですよ。ハンズオンで実行支援していますっていうコンサルタントはいますが、当事者の気持ちなんてわからないんですよね。でも、私はわかる!なんせ、ミイラ取りがミイラになった訳ですからw
民事再生になるような会社なので、社内にはコンサルティングの仕事がないわけです。そこで、スポンサーである親会社のコンサルティングファームのプロジェクトに一人送り出されました。さらに、その会社からペーパーカンパニーの名刺を持たされてクライアントの支援を行う・・・。もうどこの会社に所属しているかもわかりません・・・。
社会人大学院に通って、MBAを取得して、やっとコンサルタントになる夢が叶ったと思ったら、人生には大きな落とし穴が開いていました。
この時に感じたのが、「何かに帰属するって大事だな」ってことです。コンサルタントになる前はメーカーで働いていたのですが、独立独歩で仕事をやっていたような気がします。よくわからないプロジェクトに一人放り込まれて、帰属する、繋がっていることの大事さに初めて気付かされました。
「人生色々、でも、ここが人生の底」と言っていた時も一時期ありました。ただ、人生の底って意外と深いんですよね。つづく。
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