過ごすこと

「過ぎたら二度と戻ってこない時間を無駄に過ぎさせないように、毎日充実した時間が過ごせるように」

3年前オーストラリアにいたころ、アシスタントにつかせていただいてた先生からのメールの言葉。

先日、恒例行事だった研修旅行が再開していて、日本にいらしていると聞いて勢いそのままに会いに行ってきた。アシスタントにつかせていただいてた3人のうち2人が引率でいらしていて、控室に戻ってくるなり名前を呼びながらきつめのハグ。なんだか懐かしくて温かくてうるっとしたのはここだけの話。

「あれからもう4年だね、今でこそこうやって研修旅行に来れているけどコロナ真っただ中の時は大変だったね」なんて会話をしながら過ごす時間が、当時オフィスで過ごした時間のようで。ほっこり。


少しだけメールでやり取りさせてもらって、最後のメールでその言葉が書かれてた。そこからエネルギッシュで、何でも100%で楽しむその先生の根源を垣間見た気がする。


限られた時間を、戻ってこない時間を、100%で。


あの頃は9か月しかないから、一人で3都市を回る旅に出たり、色んな所へ散歩をしたり、ジムの契約をしてみたり、アシスタントの範囲を小学校・幼稚園まで広げてみたり。色んなことをして、100%だった。

今の生活、100%で送ってるの?

そんな疑問を先生から投げかけられたようではっとした。
確かに、1年前からは考えられないほど、幸せにあふれていて、充実した日が増えている。けどその裏に隠れた日常は?一人の時は?


100%でがんばり続けて折れてしまったことで怖気づいて、がんばる続けることを辞めてしまってた。
100%でがんばり続けても、報われないから。
100%でがんばり続けたら、それがデフォルトの人になってしまうから。
「おとなになる」ってこういうことだったりして。


先生にいい意味で見透かされ、檄を飛ばしてもらったような、背中を押されたような。
来年前半に迫る諸々の試験に向けても、その先の生活に向けても、全てに100%で。無駄にしないように。





高校生から振り返ると、いい影響を与えてくれる周りの大人が「先生」ばかりで導かれてるのかなあって思ったり思わなかったり。

まずは毎晩、充実したなあって眠れるように、からスタート。




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