生きていくこと

私にとってそれは選択を正解に導くこと

敷かれたレールに乗れず戻れず周回遅れを取っている今、最大限の努力でできること。
時間をとって道を逸れたからこそ見えているこの景色を、しかと刻むこと。


現状、正解とまでは未だ思えていないけれど、リスタートを乞うほどの後悔はしていない。不思議と。
進むべき道を自ら敷設していて、同じ状況で学ぶ学友がいて、応援してくれる友人がいる。それだけで、過去の選択は間違っていなかったと思える。

秀でたものものない、大学生Aにもなれない人生だけれど、やりたいことをやりたいだけできる環境、それを後押ししてもらえる環境を得た。時間はかかったけど、これだけは自ら引き寄せたもの。学校や家という場にそれがなかった今まで、職場にこれを得たのは間違いなく、がんばった証でもある。女の縦社会の下っ端で頼りにしてもらえて、娘だと言ってもらえる。謂れもない、“わたしの居場所”を得た。

その居場所で“卒業まで続ける”という選択肢をとる。
まだ、正しいのか分からない。他の業界に飛び込んだり、学業に専念できる環境を整えたほうがいいのかもしれない。直結する仕事の方に比重を置いたほうがいいのかもしれない。だけど、それはあくまでも「かもしれない」。ただの可能性であり、続けた先にある未来を正しくする。それがこの選択肢の上でできる唯一のこと。

この先私が私でいて、幸せである為に生きていく。

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