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札幌の間借り本屋店主。 日々思ったことを書き留めています。 営業日など詳細はInstagramでご確認ください。 @who.books

最近の記事

巡り巡った京都 人権・差別の学び

京都に行ってきた。 巡り巡るというのか、出会いは出会いを呼ぶというのか。 いつもの京都とは違う、学びの旅ができた。 今までも人権、差別について勉強してきたが、自分の考えが及んでいなかったことに気付かされた。 始まりはももこさん(Vintage shop Mémoire オーナー)が昨年、京都に訪れた際に被差別部落を訪れたことから。 堂本印象美術館でボランティアの元教員の方にそのことを話すと、ウトロ平和祈念館、京都芸術センター、世界人権問題研究センターの存在を教えてくれた。

    • 短縮のない読書

      私は本屋だ。 すごく本読みというわけではないが、読書が好きで、本から様々なことを学んだ。(学校のサボりかた、お酒の飲み方、料理の仕方…) 本を読める余裕があることは素晴らしいことだと思っている。 私は仕事帰り、休みの日、喫茶店に行き、わざわざ本を読む時間を作る。それは至福だ。 誰にも邪魔されないそんな時を過ごすと不思議とスッキリする。 こんな気持ちをたくさんの人に味わってほしい。 本を読む時間のえもいわれぬ満足感を。 しかしそれをどのようにひとに伝えるか悩む。 個人的には

      • 私たちは特別であり、特別ではないのかもしれない

        「普通であることを肯定したい」という雑誌の見出しを見つけた。 普通とはなんなのか?という疑問もあるが、それよりも最近の「自分だけ特別」という感覚に違和感がある。 誰よりも早く、誰よりも安く…とにかく誰よりも得し、自分が特別であるかのように発信されている情報が溢れる中、自分を「普通」と位置づけ、それを肯定するということがどれだけ大切か。 オープニングパーティーに呼ばれただの、お得に買えただの、高見えだの…挙げればきりがないが、それがないと自己を肯定できない、そのままの自分を受け

        • 正直

          正直な人間でありたいと思う。 「今度ご飯に行きましょう。」を社交辞令ではなく本気で言えるような。 … 私はひねくれているようで、どこか素直らしい。 社交辞令を本気に取ってしまうことが多々あった。 でも本気で言ってくれている人もいて、その差が全くわからない。 社交辞令だった方を誘って軽くあしらわれてがっくりしたりしたこともある。 だからというわけではないが、私は正直に誘いたい人にだけ、本気の「今度ご飯に行きましょう。」を言うことにしている。 相手がどう思おうと、私は本気だ。

        巡り巡った京都 人権・差別の学び

          自分のできることから

          アクティビストと自分で名乗るのは気恥ずかしい。 でもインスタアカウントでは政治的発言をすることが多い。 最近はもちろん衆院選に向けての情報発信が主だが、世界情勢(ミャンマー、アフガニスタン、アフリカ等々)や日本の貧困問題、ホームレス問題、教育問題などについてもできる限り伝えていきたいと思っている。 もちろん発信だけではなく、寄付をしたり、デモに参加したりといった活動をしたり、情報収集のため本読んだり、映画を見たりも活動のひとつ。 知ることで行動に一歩近付ける気がしている。

          自分のできることから