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理不尽を踏み越えて

わ、開いてくれたんですか?ちょっと、聞いてくださいよ。
今日仕事で、お客様と担当者1と担当者2の板挟みになって理不尽パンチされまくったんです。
板挟みというより、もはや板塞ぎ潰し。

お客様にも悪いところがあったし、性格的な運の悪さもあってさ。(すーぐキレる)
担当者1の説明不足もあった。担当者1と2の解釈のすれ違いもあったのが後々分かって。

それが分かるまでの謝罪担当こと私。プンプンな客から事情を聞く。とりあえず謝る。担当1と2に確認している最中、客は勝手に帰ってしまう始末よ。はあーぁやってらんねぇ!!!!


そして私がなんなかんや別の接客や仕事をしている間、なんとか解決したらしい。けど、担当者2からこんな言葉が。

「お客さんが“〜〜〜〜〜〜〜”って言われたって言ってたんだよね。言い方をもう少しどうにかしないと」


…は?そんなの一言も言ってないんだが。
その客が言った言葉は、私の説明を捻じ曲げて解釈したうえで出した言葉だ。こっちがすごく雑にオブラートなんて引っぺがして地雷を踏み抜いて言えば、客が主張した言葉になる。それはそう。
でも、だからといって私は怒った人間を目の前にそんな地雷ワードをぶちかますほど馬鹿ではないしそんな勇気ない。

「いや…×××っていう言い方をしましたけど…」
「まぁでも結果的に〜〜〜〜〜っていう受け取り方になってるから__」


他人の受け取り方なんて、私じゃどうにもならない。それが対立した立場にあったら尚更だ。感動で心を動かすのと、感受性を動かすのは違う。
私があの時、どう言っても人が違わない限り行き着く“受け取り方”は一緒だっただろうに。


はぁあ。理不尽パンチにいざ直面したら何も言い返せないや。って改めて思った。
言い返せる相手じゃなかったのもある。
言い返したところで弁解として見られそうで嫌。
言い返したところで、また“受け取り方”のズレが生じる。(今度は私と担当者2の間で。)

そんな諦めから、担当者2に対して必死に説明するのは早期段階でやめた。
その人もきっと怒られて謝っただろうし。
でも、あんな客(ごめん)言うことが正しいと思って、私を責めたのがイラついた。癪だった。センスねぇなと思った。
そうだそうだ、センスがないんだ。ちょっとセンスに欠けてるんだな。公平に真実を見るセンスが少し欠如してるんだ。可哀想に…。
本当に心からそう思ってる訳じゃないけど、そのぐらいして自分を騙さなきゃやってられないや。
生きるのはむずかしい。

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