セミレポ@周産期におけるリハビリケア講座
はじめに。
この講座を開催しようと思った理由について書かせていただきます。
私が「産前産後リハビリ(類似呼称様々あり)」に出会ったのはかれこれ6年前になります。
理学療法士さんを中心として産前産後分野、ウィメンズヘルス分野へ関わる療法士が少しずつ増え始めていたころだったと思います。
6年ほど前より産前産後リハビリ系のセミナーに足しげく通い基礎的な知識を学ばせていただきました。
とともに学べば学ぶほどに「フィジカル面」に焦点を当てたセミナーが多いことに気が付きます。
ちょっと余談になりますが私が産前産後リハビリに関わりたいと思ったきっかけは自身の「産後鬱」の経験からです。
メンタル面のサポートしたい。それが始まりでした。
もちろん看護師助産師さんに混ざって周産期メンタルヘルスや、精神科系のセミナー、心理系のセミナー様々まいりました。
産前産後リハに従事するうえで産前産後の身体面を理解することは学ぶことが必要不可欠であるということは言うまでもありません。
ただ一つ立ち止まってほしいのが「身体面に偏っていないか」ということです。
今回開催させていただいた周産期におけるリハビリケア講座では各時期での関わり内容やフィジカル面へのケア、メンタル面へのケアに分けお話させていただきました。
周産期リハビリケア講座内容
1.周産期リハビリテーション概要
2.Assessment
3.妊婦外来
4.マザークラス
5.管理入院中のリハビリテーション
6.帝王切開術後のリハビリテーション
7.産後のリハビリテーション
以上の7項目より構成されております。
各時期ごとの概要、介入例、介入内容(フィジカル面・メンタル面)、リスク管理についてお話させていただきました。
テキスト作りの心得
資料はたっぷりのスライド200枚越え。
心得につきましては「セミレポ@産前産後の浮腫ケア講座」内をご一読いただければ幸いです。
ご受講者様からのお声
講座終了後にアンケートを実施いたしました。
全体を通してご満足していただけたようでとても安堵いたしていますとともに、皆様のご活動のお役に少しでも役に立てたのならばこれ以上に嬉しいことはございません。
A様
立ち上げから、介入方法、臨床での様子や豊富な評価、アフターケアなどとても参考になりました。
B様
周産期での介入のイメージが全くつかなくて、参考になりました
このように携わっていらっしゃる施設があることに安心しました。
私が出産した○年前は無かったものです。
産後リハビリを実施している中で、メンタル面での介入が必要性を感じており、産前産後うつなどの割合の多さにびっくりと共に納得でした。身体的アプローチはもちろんのことサポートできるようなセラピストで有りたいと思わせていただきました。
C様
病院での周産期医療、連携について知ることができたため。
D様
切迫早産だった友達が安静に伴い、廃用などで産後に身体の痛みや不調を生じていたが、切迫早産に対する知識も浅く、的確なアドバイスもしてあげられなかったこと、また、産後に関わる上で出産時や出産後の入院生活での状況や環境などを知っておきたいと思い、申し込みました。
身体だけでなく、メンタル面の問題について、実際のママさんの状態などが聞けて良かったです。
次回は7月開催を予定しております。
周産期リハビリに今後携わりたい方、お申込みお待ちしております。
また、産前産後の浮腫ケア・周産期リハビリケア講座を通して産前産後心身両方の基礎講座開催希望がございましたので、一味違った基本講座をお届けできればと考えております。
こちらも療法士に限らず、女性医療や女性の健康に携わっている方にご受講していただきたい、ご満足いただける内容になると思います。
詳細告知まで今しばらくお待ちくださいませ。
私と家族の健康を知る・守る・整える
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