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ヨーロッパをめぐった旅 #14(オスロ観光)

こんにちは!
アクセスありがとうございます!

今回は2023年6月のヨーロッパ旅行の第14弾を書いていきます!
全体の旅程についてはこちらから見ることができます。
また前回の記事についてはこちらから見ることができます。

それでは早速、旅を振り返っていきます!
※文中に記載の各情報(交通費用・行き先・観光施設の料金/展示物など)は2023年6月時点のものであり、現在は変動/終了している場合があります


オスロ観光に際して

交通手段

オスロでの移動は主にトラム(路面電車)、地下鉄、バスを利用しました。

地下鉄

これら以外にも夏季(3月~10月)はフェリーも運行しているみたいです。

オスロ・パス

オスロの観光に際して、オスロ・パスを購入しました。
オスロ・パスの使用で、市内の公共交通機関の運賃や主な博物館・美術館の入場料が無料になります。

オスロ・パス(引用:https://www.viajarsinpausa.com/como-ahorrar-en-oslo-el-oslo-pass/)
※自分が購入したのはどっか行ってしまった・・・

上記写真は24時間有効なタイプですが、2日間滞在するということもあり、今回は48時間有効なタイプを購入しました。
正確な値段は忘れてしまいましたが、たしか 700クローネ(約9,340円) 前後だったと思います。

ホルメンコーレンジャンプ台

オスロ・パスを購入し、最初に向かったのはホルメンコーレンジャンプ台でした。
ノルディック大国ノルウェーの首都オスロにあるラージヒルのジャンプ台で、最初の大会は1892年に開催されたそうです。
ここにはスキー博物館やスキーシミュレータも併設されていて、そこにも行きたかったのですが、あいにく改修中だったようで、今回はジャンプ台の見学が中心となります。

オスロ中央駅から地下鉄で30分、そこから歩いて10分くらいで到着しました。
ちなみに、目的地までは上り坂になっているので、歩きやすい靴で行くことを推奨します(何故か革靴で来てしまった私・・・)。

受付はジャンプ台の飛び出し付近でした。

受付入口

中に入り、ジャンプ台の頂上へ向かいます。
ここから先はリフトに乗り込みます。

エレベータを待つようなリフト前
リフトというよりはケーブルカーみたいな感じでした

リフトを上がると、ジャンプ台、オスロの景色が一望できました!

ジャンプ台を上から
アプローチ
オスロ市内と海
こちらはジャンプ台と反対方向から

1枚目の写真からもわかるように、選手の着地地点と観客とが非常に近くにあり、とてもスリリングな気がします。
また、ジャンプ台からもオスロ市内を見渡せるということで、選手たちはオスロの街に向かって飛び込んでいくような感じになります。
札幌にある大倉山のジャンプ台も同じような感じで、札幌市街地に飛び込んでいく感覚になるようですが、それもこのジャンプ台の魅力かもしれません。

リフトを降りて、地上からも撮影しました。

地上から

こうしてみると、やっぱり大きいなーって感じました。

なお、アプローチ付近からカンテ(踏切台)、ランディングバーンを通っていくジップラインアトラクションがありました。

スタート地点
こんな感じで疾走してました

私が頂上にいたときはオープン前で、かつ値段も少々高かった(保険とかも兼ねてるかも)ため、やらなかったですが、興味のある方は是非挑戦してみてください!
690クローネ(約9,200円) で体験できます!

昼食

昼食はオスロ中心部にて。
ノルウェーといえば、サーモンということで、パンにサーモンがたっぷり乗ったものを食べました。

昼食

とても美味しかったのは良かったですが、一つネックな点としては、これが 200クローネ(約2,670円) だったということですかね。。。
ザルツブルクでも結構な額の昼食がありましたが、それに迫る、いや品数を考えるとそれ以上のインパクトでした💦

サーモンを堪能したところで、次の観光地に向かいます。

ノーベル平和センター

ノーベル平和センターはノルウェー独立100年を記念して開館しました。
ノーベル平和賞の歴史や受賞者の功績に関する資料が展示されています。

そんなノーベル平和センターに行きたかったのですが、あいにく改修中で中に入ることはできず・・・これまた残念でした。。
一応、外観は撮影しました。

ノーベル平和センター

次にオスロを訪れる際には行ってみたいですね。

国立美術館

ノーベル平和センターから歩いてすぐのところに国立美術館はあります。

エントランス
ロゴ

館内は3つのフロアがあって、メインコンテンツは1階と2階のようでした。
1階は中世~現代の彫刻や骨とう品など様々な美術品、2階は絵画を中心に展示されていました。
ノルウェーの国立美術館ということもあり、やはりノルウェーの歴史や当国の著名な美術家の作品が多く展示されていました。

彫刻
鮮やかな絨毯
現代的デザインの品々
北欧デザインと言われるくらいオシャレですからね。。
考える人

ノルウェーを代表する画家の一人として名前が挙がるのは、やはりエドヴァルド・ムンクだと思います。
翌日にムンク美術館に行くことになるのですが(ムンク美術館については次回の記事にて紹介)、この美術館でもムンクの作品が数多展示されていました。

マドンナ
叫び

だいたい2時間くらい滞在したかと思いますが、ノルウェーの美術を満喫することができました!

洗濯&乾燥 in オスロ

オスロには2日間滞在するということもあり、この日の観光はこれにて終了。
ここからはコインランドリーにて洗濯&乾燥タイムです。

オスロに関しても利用したホテルからほど近いところにあるコインランドリーへ。
利用方法を見ると、ここではアプリ経由でアカウント登録が必要とのこと。
利用するために作るしかないか・・と思い、アカウント登録を試みました。
しかし、登録時に認証コードが必要だったのですが、認証コードがスマホに送られず・・・
何度も試みた結果、いよいよ試行可能な上限を超えた旨のメッセージが表示されてしまいました。
企業への問い合わせフォームはあったので、一応メッセージは送ってみましたが、すぐに返事が来ることはなく・・・
ここは諦め、別のコインランドリーを探してみたのですが、既に閉店していたり、開いていても結構な距離がありました。
「え?洗濯諦めることになる?」という考えが頭をよぎりましたが、この先の旅程的にも、この日に何としても洗濯する必要がありました。

「どうしようか・・・」と悩みつつ、いったんホテルに戻りました。
一縷の望みを信じてホテル内にランドリースペースがあるか訊いてみることに。
すると、エレベータのすぐ隣に併設されていました。
安堵の気持ちと、何ですぐに気づかなかったんだろうという気持ちが入り混じった感覚でしたが、これで無事に洗濯&乾燥ができました。
料金についても(具体的な金額は忘れてしまいましたが)、比較的お手頃な価格で利用することができました。

マクドナルド

少し時間が遡って、ランドリー探しに奔走していたとき、いや洗濯できないかもと本気で感じて絶望していたときにマクドナルドに入りました。
「どういう心理状態で行ってんねん!」って突っ込みを受けそうですが、、元々最初に利用しようとしていたコインランドリーで洗濯待ちのときに行く予定でした。
ただ、洗濯できなかったことで、「もうどうにでもなれ!」って気持ちも芽生え、普段より注文したメニューが多かった気がします。。。

ノルウェーのトレー
注文したバーガー

ノルウェーということで、フィッシュチーズバーガーのようなものを注文しました。
ワンチャン、サーモンかなと期待しましたが、普通に白身魚でした汗

ちなみに、このお店はケチャップがセルフサービスになっていました。

ケチャップかけ放題

今回、このようなスタイルをとるお店にはなかなか出くわさなかったですが、ヨーロッパでは割とある光景なのかもしれませんね。
フライドポテトやチキンナゲットにケチャップをかけるのが大好きという方は是非ご堪能ください!

この日は洗濯&乾燥を終え、1日目の行程は終了です。

オスロ中央駅にて

翌朝・・・この日のスタートは比較的ゆっくり始まり、9時ごろにホテルをチェックアウトしました。
5時台にチェックアウトしたときもあったことを考えると、だいぶ精神的にゆとりがありました。

まずは、コインロッカーにスーツケースを預けるべく、オスロ中央駅駅に向かいました。
余談ですが、ザグレブの一件以来、どの都市でも無事にコインロッカーを利用して荷物預けできています笑

一部、午後に撮影したものもありますが、駅構内の様子を。

飲食店が並ぶ(かつては駅のホームだったみたい)
発車/到着案内
セブンイレブン

コインロッカーにてスーツケースを預け、朝食ということで駅構内のバーガーキングに入りました。(24時間も経たないうちにファストフードかよ!って思った方、その通りだと思います笑)

で、ここでちょっとした奇跡に遭遇しました。

受付番号が・・・

コインロッカーのロッカー番号(写真右)とバーガーキングでの受付番号(写真左)が「201」で完全に一致しました笑
コインロッカー⇒バーガーキングの順で利用し、かつコインロッカーは利用申請した後に使うロッカーが判明するシステムだったため、完全なる偶然で生まれたものとなります。
正直、すごくどうでもいい話だと思いますが、こういった小ネタは意外と後にも使えたり、記憶に残るものなんですよね。。

というわけで、少々遅めの朝食を済ませて、ムンク美術館に向かいます。

ムンク美術館

オスロ中央駅から歩いて15分くらいのところにありました。
バスやトラムでも付近まで行くことができます。

巨大なオブジェがあった
ムンク美術館

シンプルに「MUNCH」と書かれた外観も特徴的です。
元々は別の場所にあったのですが、2021年に現在のところに移転されました。

言わずもがなムンクの作品が多く展示されています。
また、ムンクの生涯を紹介するフロアもありました。

館内でいくつか撮影した写真を。

叫び(ここだけスタッフが目の前に待機していて厳重警備だった)
展示スペース
展示品
彫刻作品もありました

私自身が持ってたムンクの作品のイメージとしては、マドンナや叫びのような、どこか悲壮感があるようなものでしたが、中には(上の写真のような)明るくポップなタッチの作品も多く展示されていて、イメージが変わりました。
一方で、幼少期は体が弱かったようで(それが影響してかわかりませんが)、「愛」や「死」というものを彼なりに色々な視点で考えて作品を描いていたようで、独特の世界観のある作品が作られたのでしょう。

なお、今回は行きませんでしたが、1階に売店やカフェスペース、12階、13階にレストランバーがあります。

海の博物館

ムンク美術館を後にし、バスで30分ほどかけて海の博物館にやって来ました。
ここには4つの博物館(フラム号博物館・ノルウェー海洋博物館・コンティキ号博物館・ヴァイキング船博物館)があります。
今回はこのうちのフラム号、ノルウェー海洋、コンティキ号の3つの博物館に行きました。

フラム号博物館

最初に訪れたのは、フラム号博物館です。
ここの魅力は何と言っても巨大なフラム号です。

フラム号

全長39メートルのこの巨大船は、1893~1912年にかけて北極と南極の両方に到達しました。
海氷の圧力に耐えられるように設計された丸底の船体が特徴で、史上最強の木造極地探検船ともいわれているそうです。(参考

船の外壁だけでなく、実際に船内を見学することもできます。

こちらは船の上部
船内1
船内2
船内3

船の中に入ることができ、船内での生活をイメージすることができて良かったです。
また、北極圏での探査を行っていたということもあり、イヌイットとの交流についても紹介されていました。(すべてではないですが、館内では日本語での説明書きもあります)

ノルウェー海洋博物館

続いてやってきたのは、ノルウェー海洋博物館でした。
こちらでは、過去(中世辺り?)から現代にかけてのノルウェー近海を中心とした海にまつわる歴史が紹介されていました。

国内最古と言われている木造ボート
展示品

また、上階には大人だけでなく、子どもも楽しめそうな海洋展示スペースが設けられていました。

海洋展示スペース

コンティキ号博物館

3つ目に訪れたのはコンティキ号博物館です。
こちらでは、ペルーからイースター島までを漂流した筏船コンティキ号、モロッコから南米までを渡ったラー2世号などが展示されています。
そのイースター島までの航海にあたっての中心的役割を担っていたヘイエルダールという方がこの博物館の創設にも携わったようです。(参考
ここもすべてではないですが、日本語での説明書きもあります。

コンティキ号
ラー2世号

この船に掲げられた白い旗は、あたかも日の丸を連想しますが、そういうわけではなく、太陽を意味するそうです。

また、イースター島にまつわる資料も展示されています。

イースター島展示品

今回、3つの船や海に関する博物館を回りましたが、なかなか博物館の中でも触れる機会が少なく、貴重な時間となりました。

競馬場

海の博物館を後にして、次に向かったのはノルウェーで唯一の競馬場(Øvrevoll Galopp)です。
ノルウェーまで来てどこに行っとんねん!って突っ込みをいただきそうですが、その通りですね笑
元々は行程に入れていなかったのですが、昨日ふとノルウェーの競馬場ってどんな感じなんだろう?ってことが頭をよぎり、場所を時間を鑑みて行くことにしました。
たまには観光地でないところも回りましょう。

この競馬場はオスロ中心部から地下鉄+徒歩で20分+10分くらいのところにあり、比較的アクセスも良いです。

コース図(芝とダートの左回り)

この日は特にレース開催はなく、中に入れるか少々不安でしたが、無事にコースを見ることができました。

ゴール付近
最後の直線
オッズ紹介

こうして見てみると、日本の競馬場と比べて、芝が坂が多く、ぼこぼこしている印象でした。とてもタフなコースですね。

私にとって初めての海外競馬場の訪問が、私の中でも、そして国際的にもそこまで著名でないノルウェーであったことは意外な結果となりましたが、それはそれで良い思い出となりました。

バスの出発まで

競馬場を後にし、オスロ中心部に戻ってきました。
ストックホルム行きの夜行バスまで時間があったので、オスロの最後を締めくくるということで、駅構内のパブに入りました。

ビール2杯とハンバーガー(フレンチフライ付き)、美味しくいただきました!
ハンバーガーは日本円で2,500円以上したと思います。。。

で、そこで学会の発表だかでオスロに来ていた日本人准教授とお話しすることができました。
その方の過去の経歴や今後の展望を聞かせていただきましたが、とても面白い方だなと感じました。
建築関係の専攻のようで、北欧の建築物に関するお話しも色々と聞けたので、残りのスウェーデンやフィンランドでは、建築物の構造も意識した観光になりそうな気がします笑
何よりも、久々に日本語で当たり前のように会話ができるということが嬉しくかったです。
お話しいただいた方、本当にありがとうございました!

良い感じの時間になってきたので、バスターミナルに向かいます。
3日ほど滞在したノルウェーを発つ時間が近づいてきました。

次回はストックホルム編を予定しております。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!!