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紅葉、黄葉、紅葉の筏(晩秋・植物)


渓流の石の煌めき紅葉かな


校門の銀杏黄葉やランドセル


滝壺の紅葉の筏くるくるり



季語:紅葉もみじ(晩秋)

子季語:紅葉こうよう、もみぢ色葉いろは色見草いろみぐさ妻恋草つまこいぐさ紅葉もみじにしき、梢の錦、下紅葉したもみじ入紅葉いりもみじ、夕紅葉、紅葉の淵、紅葉の川、紅葉の筏、紅葉の笠、竜田草たつたぐさ渓紅葉たにもみじ谷紅葉たにもみじ、庭紅葉、紅葉川、紅葉山、紅葉出づ、紅葉もみづ、楓紅葉

晩秋の寒さや霜にあうことにより、落葉樹の葉が赤くなったり黄色くなったりする現象、およびその葉をいう。
もともとは楓の紅葉の色が赤く染めた絹(=紅絹もみ)に一番よく似ていたことから起こった名らしい。
それゆえ、ふつう紅葉というと楓をさすが、その他の木をも含めて総称することが多い。
櫨紅葉・桜紅葉・漆紅葉・柿紅葉・銀杏黄葉など、木の名前の下に紅葉(黄葉)をつけて特定特定することもあり、これらは名木なのき紅葉とされる。
特にどの木と特定しない場合やいろいろな種類の木々から成る山などの紅葉は、雑木ぞうき紅葉とよばれる。
紅葉は雪月花と並んで、勅撰和歌集の四季の部立の中で最も重要な題のひとつであったし、連俳の「五個の景物」にも教えられたぐらい大切な季語である。
その重要性は、桜を愛でることが「桜狩」と称されたのに対し、「紅葉狩」という言葉が生まれたことからもわかるだろう。
ただ、美しさに目を奪われやすい季語は、法堂の類型化をもたらす危険性を孕んでいる。紅葉はその典型である。

新版・角川大歳時記「秋」


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秋と言えば紅葉🍁
とてもありふれていますが、やはり、紅葉の季語は外せず(笑)
子季語も沢山なので、楽しいですね🎶

通った学校、銀杏並木がきれいでした。


お時間があれば詠んでみてください。

※決してお題(必ず詠む)ではありません。
 
自由な季語での自主練」も大歓迎!

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