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絵本

「あいうえおnote」の「え」は「絵本」。

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自分の子育てを振り返ったとき、
これはだけは間違っていなかった、と言い切れることがひとつある。

成長に応じた書物を、
いつも娘と息子の近くに置いておいたこと。

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0歳~3歳までの間は、いくらでも汚していいように、
購入した絵本を置いていたが、
その後、幼稚園児から小学校低学年までの約6年間は、
娘と息子が園と学校に行っている間に、(幸い、姉弟は年子であった)
時間の許す限り頻繁に、自転車で図書館に突っ走り、
借りられるだけの絵本や童話(ふたり分で20冊)を借りまくって、
リビングテーブルの上に積み上げておいた。

ふたりは帰宅するなり、リビングに行き、本を手に取った。
「手を洗ってから!」
「はぁ~~~~~い。。。。。」

その後、その姉弟は、
国語の点数だけは、最終の卒業まで、文句なしだった!

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さんざん図書館通いをし、絵本と童話を物色し続けた私は、
そこそこそれらに詳しくなったわけだけれど、
寄る年波に記憶は薄れ、残念ながら、題名をかなり忘れてしまった。

それでも、超有名どころの
 ぐりとぐら・はらぺこあおむし・ねないこだれだ
 わたしのワンピース・どうぞのいす

などは、さくっと思い出す。
いいよね、確かにどれも!

そして、今回は、私の大好きな絵本を5冊(1冊は詩)を紹介。

あ~、あったあった!
と思って頂けたら嬉しい。

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①「きんぎょがにげた」 五味太郎
 これはもう、赤ちゃんの目が見えるようになったら、
 すぐ近くに置いてあげたらいいと思う。
 そして、長い期間、子どもが楽しめる。
 「もっかい、もっかい」って。

②「ノンタンおしっこしーしー」 キヨノサチコ
 おしっこしーしー♪ って今でも私は口ずさむ♪
 おまるでしーしー♪
 これ、鉄板だよね。
 (娘曰く、ウサギのおまるでは、
  かわいそうでおしっこできなかったそうだ。)

③「からすのパンやさん」 かこさとし
 かこさとしさんは、やっぱり天才だ!
 この怒涛のパン・パン・パンの絵と名前に、
 子どもはやみつき間違いなし!

④「ねずみくんのチョッキ」 なかえよしお /上野紀子
 私が一番好きな絵本がこれ!
 大人になってからも、ねずみくんの可愛さにため息がでる。
 こういうのって、いいなぁ!

⑤「のはらうたⅠ」 くどうなおこ
 そして、最後は、タイトル画像の詩集。
 この世界観は、圧巻。
 目次を見ただけで、どんな詩なのだろうと想像が膨らむ。
  うさぎふたご・かたつみりでんきち・たけやぶまもる
 素敵でしょ?
 それぞれめちゃ気になるよね?

そして、娘がだいだいだ~い好きだった、
かまきりりゅうじの詩。
とても有名なので、ご存じの方も多いことと思う。

「おれはかまきり」  かまきり りゅうじ

おう なつだぜ
おれは げんきだぜ
あまり ちかよるな
おれの こころも かまも
どきどきするほど
ひかってるぜ

おう あついぜ
おれは がんばるぜ
もえる ひをあびて
かまを ふりかざす すがた
わくわくするほど
きまってるぜ

りゅうじくん、キミは最高だぜ!
おばちゃんは、首ったけだぜ!

     ・・・・・ end ・・・・・

タイトル画像:工藤直子さん「のはらうたⅠ」と
夫がメキシコから連れ帰った鳥さん

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