「更年期」で一首。
過ぎ去ればどこ吹く風の更年期
肝心なのは「しゃあないな」 紫乃
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短歌、初挑戦。
クロウサちゃんの、以下の企画に参加させていただく。
私が、更年期を意識したのは、51歳のときだったと思う。
(すでに朧げ)
当時、低血糖・眩暈・過呼吸・片頭痛・不眠、などなどが一挙に私を襲った。
救急車に乗せられること二回、入院も二回。
その後、うつ症状・ホットフラッシュ、手足の強烈な冷え、などなど。
あれが、更年期が原因だったのか、それとも、それぞれの病が更年期の端を発したのか、各専門医でもはっきりとした原因はわからず。
当然、私自身もわからずだった。
ただ、自律神経がめちゃくちゃになっていた、ということだけはよくわかった。
婦人科の医師からは、漢方薬二種とパッチ、ピル、の処方がされた。
その後、低血糖以外の症状は、確か55歳くらいまでは続いていたと思う。そして、現在(60歳)は、すでに、全てが過ぎ去り、非常に楽である。
今回、この企画に参加させていただくにあたって、久しぶりに「更年期」のことを思い出してみた。
そして、今、強く思うことは。
「仕方がない」
ということ。
中学に上がるころから、50歳を過ぎるころまで、ずっと続いた生理を卒業する身体へと変化をするのだもの。
ホルモンバランスが崩れ、自律神経が悲鳴を上げるのも、仕方がない。
辛くても辛くても、もう諦めるしかない。
途中から、私はそう腹をくくったように思う。
いずれ楽になるときはきっと来る、ということを信じて、「しゃあないな」と諦める。
そんな一首をよみました。
今、更年期障害で苦しんでいらっしゃる全ての女性へ。
いつか、必ず楽になる日がくると信じてください。
クロウサちゃんの企画「更年期宣言」
よかったらご参加ください🐰
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