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俳句幼稚園 ~弐~

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⚜️各自note内で俳句を詠み、俳句幼稚園タグ付け&マガジン格納。⚜️【コメント欄は宝物】互いの句をコメント欄で鑑賞し高め合いましょう。(無理せず、自分のペースで) 投句時『意見(甘…
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#俳句

「ひよこ句会」第三回目以降について。

「第二回 ひよこ句会」の結果が開きましたので、第三回目以降、今後の予定についてをお伝えいたします。 参加は毎回自由、投句数も一句から三句まで自由です。 皆さま、それぞれ無理のないペースでご参加ください😊 半年すぎたあたりで、「進め方」「兼題」「題詠」などについてのご意見を一回伺い、その後に繋げていけたらと思っています。 よろしくお願いいたします。 投句方法など詳しいことについては以下をご参照ください。

青蛙逃してやりぬ遠き日へ 碧萃生 葉っぱだと思って掃いたら、青蛙でした。 捕まえてベンチの上に置くと、固まって動きません。 近くの草むらに逃してやりました。 いいことあるかなあ。

油照あと何回の法務局 碧萃生 2年前に亡くなった父の、不動産相続の手続きをようやく始めました。 経験済みの妻によると、最低あと2回は足を運ぶつもりでとのこと。 相談員さんは、いい加減に提出すると窓口が怒りますからと。 怒るのはどいつやと、久しぶりにキレそうに。 いかんいかん。

半夏生(時候・仲夏)、三句。

常々、季語「半夏生(時候・仲夏)」を詠むのは難しい、と個人的に思っていたのですが、マー君の投稿記事にて、本日(夏至から11日目)より小暑の前日、7月5日までが、半夏生と気づきました。 ならば、良い機会なので、得意な季語にしてしまおうと、探ってみることに。 まず、気を付けないといけないことは、今回取り扱う「半夏生」は、時候の季語であるということ。 同じ夏の季語には、植物の項にも「半夏生」があるのです。 ですが、時候の季語は、「半夏」すなわち「カラスビシャク」が生え始める、と

半夏生まだ前を向く人の居て 碧萃生 今日は七十二候の半夏生。夏至から数えて11日目。 半年の振り返りなどをと思いましたが、元日の地震から半年、被災地では復興の進まない中、まだまだ頑張っている方がいる、後ろを振り返っている場合じゃない、そう思い直しました。

しりとり俳句(110)

雨が降ったり止んだりの日々が続いていますね。 子どもの頃の「梅雨」とは少し違うような。 それではさっそく。 こちらの続きから👇 しりとり俳句 二年目ルール 第110回は、6/24~6/30(2299~2319)全21句 2299.  苔清水うるほふ眸ありにけり     苔清水(三夏)ち 2300. 蟻の列溶けたる飴に乱れをり     蟻の列(三夏)し 2301. 垂れ幕に優勝の文字夏の空     夏の空(三夏)さ 2302. 空耳の聞こえてきたり風鈴草  

俳句ポスト「薄暑」発表。

俳句幼稚園(俳句幼稚園~弐~)からの入選句です。 【中級・特選】 【中級・佳作】 【中級・並選】 【中級・類想】 【初級・入選句】 入賞 14名14句 中級類想 2名2句(入賞句の掲載は順不同です) おめでとうございます💐 (もし、私が見つけられなかった方がいらしたらコメント欄にお願いします)      ・・・・・ いやあ、おめでたい!おめでたい! 共感の波の押し寄せる、橘鶫さんの特選句ではないでしょうか✨ その感動を、よこがおさんが記事になさっているの

五月雨や最後泣かせる話題作 碧萃生 映画「ホールドオーバーズ〜置いてけぼりのホリディ」を見た後の語らいの時間です。

婆っ様の甘酒に顎突き出して 碧萃生 甘酒が夏の季語だとは、俳句を始めるまで知りませんでした。その手の?飲み物というと、夏は冷やし飴、甘酒は冬のものと思っていました。昔の人は、汗をかいて、ふーふー言いながら熱い甘酒を飲んでいたのでしょうか。まさに滋味という感じがします。

沖縄忌「ざわわざわわ」と子の歌ふ 碧萃生 この前にどうして戦争をやめられなかったのか。この日でどうしてやめられなかったのか。この日でやめていれば広島も長崎もなかった。感じるのは、悲しさよりも怒り。 平和を願います。

しりとり俳句《109》

漸く梅雨入りのようです。 今朝も土砂降りでした。 今週は、シリーズが三つも!詠むのが楽しい(笑) ・居酒屋シリーズ ・声シリーズ ・虫シリーズ こちらの続きから👇 第109回は、6/17~6/23(2279~2)全21句 2279. ワックスをすこし毛先に初浴衣 初浴衣(三夏)ち 2280. 型紙の深き襟ぐり半夏生     半夏生(仲夏)し 2281. 常連の多き店なり胡瓜づけ* 胡瓜づけ(三夏)さ 228

夏至の夕帰りはゆるい下り坂 碧萃生 今日は夏至。一年でいちばん昼の時間の長い日。 もう明日から少しずつ日が短くなっていくなんてピンときませんね。 これから、冬至に向かってゆっくり大きな坂を下りて行くイメージです。

桜桃忌父の真似して子を諭す 碧萃生 僕が学生の頃は、「太宰が好きです」なんて言うと、初心者だなあと笑っていました。 「さくらんぼ食ったくらいでうじうじしてんじゃねえよ。もっと人間の存在を問うのが文学なんだよ」 浅はかな学生でした。

父の日や姿勢正しき配達人 碧萃生 今日は父の日です。贈り物の配達で、宅急便も大変でしょう。 我が家も、娘からの午前着予定の荷物が1時頃に届きました。 妻が受け取りましたが、もちろん、ねぎらって受け取りました。 午前が午後になったって、親子の気持ちは変わりません。 お疲れ様です。