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しりとり俳句(111)

こんばんは。

梅雨入りしたと思ったら
仲良く猛暑まで来てしまって、
不思議な天候ですね。

熱中症などお気をつけくださいね。

さて、今週のしりとり俳句は
こちらの続きからどうぞ。

しりとり俳句 二年目ルール
・ 詠む順番:ちり→しの→さち
・ 下五・下二字、または一字でしりとり
・ その二字や一字から濁音や半濁直音などへの変更可
・ 下五「かな・けり・にけり・たり・たる・なり・よ」などで終わる場合は、その前の二字(もしくは一字)から始めるのも可
・ 季語のあと:ち=香田ちり、し=卯月紫乃、さ=月石 幸
・ シリーズもの:俳句の後ろに *マークあり

第111回は、7/1~7/7(2320~2340)全21句

2320 水色の舌を見せあふ夏氷*
    夏氷(三夏)ち

2321 檻すぐる朝の涼風チンパンジー
    涼風すずかぜ(晩夏)し

2322 ジーンズは濃い目のスリム緋のダリア
    ダリア(晩夏)さ

2323 青梅雨のなかを凛々しき山野草 さんやそう
    青梅雨(仲夏)ち

2324 素麺を冷やしたるみづ川の水
    素麺冷やす(三夏)し

2325 水色のカクテルを手に梅雨の月
    梅雨の月(仲夏)さ

2326 月涼し右に左にゆるる竹
    月涼し(三夏)ち

2327 竹枕そよと草の香みづの音
    竹枕(三夏)し

2328 弟が先にごろんと昼寝かな
    昼寝(三夏)さ

2329 合歓の花つづきは明日話しませう
    合歓の花(晩夏)ち

2330 せうびんのとまる古枝ふるえへ射す朝陽
    せうびん(三夏)し

2331 向日葵の根元たつぷり水をやり
    向日葵(晩夏)さ

2332 夜涼満つ手すりまつすぐ川辺まで
    夜涼(三夏)ち

2333 マティーニに触るるくちびる夏の月
    夏の月(三夏)し

2334 月涼し川沿い歩く人まばら
    月涼し(三夏)さ

2335 ばらばらに飲み会抜けてバルコニー
    バルコニー(三夏)ち

2336 你好ニーハオ」と店員の声まづビール
    ビール(三夏)し

2337 ルゥ入れて漂ふ香りキャンプ場
    キャンプ場(晩夏)さ

2338 常識の範囲に家出ソーダ水
    ソーダ水(三夏)ち

2339 水琴窟すいきんくつみみかたむける夕立ゆだちあと
    夕立(三夏)し

2340 あと少し捲るページや小風鈴
    風鈴(三夏)さ


以上です。
いかがでしたでしょうか。

気になる句などありましたら
教えてくださると励みになります😊


さて、最近になってようやく
俳句は日記や報告ではなく、
「詩」なんだ!
と思えるようになりました。

えっ、今ごろ?ですよね😅

でも、まずは気づかないと
自句が報告句だということも知らず
もっともっと報告句を
量産していた(いる)かもしれません。

怖いですね〜

そろそろ報告句を卒業したいですね。

そうならない方法が
もやもや掴めそうな掴めなそうな…

このプロセスも楽しみながら
ゆっくり学びます😌✨


今週も私の独り言のような内容も
一週間の俳句も読んでくださり、
ありがとうございました。

では、また次のしりとり俳句で👋

続きはこちら。


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