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俳句幼稚園 ~弐~

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⚜️各自note内で俳句を詠み、俳句幼稚園タグ付け&マガジン格納。⚜️【コメント欄は宝物】互いの句をコメント欄で鑑賞し高め合いましょう。(無理せず、自分のペースで) 投句時『意見(甘…
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2023年2月の記事一覧

バレンタインの日一句

じゃんけんで勝ち取れバレンタインの日…季語が長いよね。

#俳句幼稚園  473日目✨ 故郷の春の苺の便り待つ 季語:春の苺(はるのいちご) 三春 春に出回る苺のこと。ハウス栽培のものがほとんどである。 自由に春の季語で詠んでみます💕 義母はよく季節の果物や野菜を贈ってくれる。春の苺は家族皆の大好物✨

【俳句幼稚園】~河原鶸、風待ち草

最近サボりがちですが、ちゃんと生息しております^^; いつの間にか「フリースタイル」になっていたようなので、それに乗じて、今日の実景より。 つぐみさんではないので、そこまでじっくりと鳥を観察することはないのですが、自宅の近所で、黄緑っぽい小鳥が何か啄んでいるのを見かけました。 何となくですが、体色からすると「かわらひわ」かなあと思います。 春の黄緑色の小鳥というと、種類が限られるので……。 同じ場所で、先日何か摘んでいる人も見かけましたが、恐らく「ふきのとう」を取っていた

#俳句幼稚園  472日目✨ 末っ子の引っ越し先のいぬふぐり 季語:いぬふぐり(初春) 早春の道の辺や草原に生える。空色の可憐な小さい花をつけ、踏まれてもたくましくはびこりる。 自由に春の季語で詠んでみます💕 末っ子がアパートの更新をせずに、新しいところへ引っ越し予定。

✈︎型・その2 応用型⑦: 蕗の薹、春の雨

銀いろの句集懐けり蕗の薹 蕗の薹/初春 ▶︎銀色の句集懐けり蕗の薹 (鶫さんからのアドバイス。ありがとうございます!) 山盛りの果実供へむ春の雨 春の雨/三春 ◆◆◆◆◆ 今回の型の最終日です。 まだまだとても体得できました!とまでは行きませんが、切れ字の存在はとても大きいということを感じています。 一句目は、欲しかった句集を買った、帰り道のイメージ。 切れ字は、完了/存続の助動詞「り」です。 二句目は、先日叔母の三回忌が営まれたそうで、叔母の娘である従妹

今日のはじめ&🔖【季語・梅】推敲~泉石

京都旅行での一句を、改良~⤴️ 風景が、その時の気持ちが、広がるように…💫 🔖 二年坂白梅のもと足休む   👇️ 👇️ 👇️ 🔖 白梅や香りただよふ二年坂

寒卵一句(俳句ポスト)

寒卵呑んで佳き日のまた増えて  藤白月兼題『寒卵』俳句ポスト並選 今回の兼題では二句投句した。もう一つの方は多分類想から抜け出すのにはいたらなかった。 落葉の記事でも述べたが、類想は上手く使えば共感を呼ぶ武器だ。 オリジナリティを上手く配合すること。とはいえ、それがひとりよがりではいけない。そこが難しい。 ちなみに、昔は類想と並選の違いがわからなかったが、今はなんとなくわかるようになってきた。続けていればどうにかなるもんだな。本居宣長の言うとおり。

夜音友【春の雑詠5】

ちょっと俳句力の低下でしょうか。 寒卵と鳥雲に入るは全く、だめでしたね。 昨日の俳句にも書いたけど、元々我慢してたんだ。 まあ、サラリーマンなら良くある話。 と、片付けられたら20代、30代がどんどん辞めて行く状況にはならないわな。 それも戦力から辞めて行く。 辞めてやる決めた日の朝長閑かな やめてやるきめたひのあさのどかかな 季語 長閑 どっかで見たような句だ。笑 さて、再就職しようかセミリタイヤして、また居酒屋で焼鳥焼こうかな。 もしかしたら…4月は北海道に長期

春の雑詠(たんぽぽ・春遅々)

たんぽぽをポツケいつぱい籠いつぱい 季語:たんぽぽ(仲春) 春遅々と人の疎らな河川敷 季語:春遅々(初春)      ・・・・・ 一句目、完全なる類想句と思いつつ、私の幼稚園時代です(笑) たんぽぽの汁って、布につくと落ちないんですよね💦 私の通っていた幼稚園は、私服にエプロンをする決まりだったのですが、そのエプロンにたんぽぽ染みがついってしまって、母によく怒られました。 (エプロンって、下の洋服を汚さないようにするためなのに、なぜ怒られるんだろう、って密かに思っ

しりとり俳句㊵

一週間の早いこと。 すっかり私のお当番を忘れてしまった日曜日でした💦 最後の三句、一応、何気にシリーズを気にして詠んでいた三名です。 (伝わるかどうかは微妙笑) 第40回は、2/19~2/27(834~856)全23句 834. 立春やガイドブックへ星印    立春(初春)さ 835. ルシファーの瞳は深し星朧    星朧(三春)し 836. ほろほろのクッキーつまみたる日永    日永(三春)ち 837. 長旅の終着駅や笑ふ山    笑ふ山(三春)さ 838.

夜音友【春の雑詠4】

月曜日から仕事で色々ありまして… 前から嫌いな奴が面談に来た。 平気で嘘言う奴ね。 陽炎や言ってやるのさ「辞めます」と かげろうやいってやるのさ「辞めます」と 季語 陽炎 土日祝日休みにも関係してたんだけど、実は会社辞めようと思ってまして。 今日の面談で改めて決意した次第で。 踏ん切りつきました。 まあ細かい事はそのうちエッセイにでもまとめてnoteにコッソリ載せときます。笑 春から無職かぁ〜

型の練習・その4(応用編)

季語は、上五か中七・下五〔動詞+「けり」〕 季語との断絶のない、季語に関わっているフレーズ(紫乃さんの記事より)の練習です。 ひとつ前の「『けり』二物衝撃の練習」は、 二物衝撃かどうか、かなり際どかったのですが、今回は型の練習ラスト。すっきり終わりたいところですが、果たしてどうか!? 春の波わが子の足を浸けにけり (季語:春の波) 浜下りを意識して詠みました。 「浜下り」とは、旧暦3月3日に行われる 「沖縄のひな祭り」です。 女の子の額に海水をちょん、とつけて そ

✈︎型・その2 応用型⑥:雛あられ、鐘霞む

巻末の易二度読みぬ雛あられ 雛あられ/仲春 わたくしの言聞きをらじ鐘霞む 鐘霞む/三春 ◆◆◆◆◆ 中七の切れ、一句目は昨日に続いて完了の助動詞の「ぬ」、二句目は打消推量の助動詞「じ」に挑戦です。 一句目の「易」は、雑誌の後ろの方に載っている、星占いや九星気学などの、「今月の運勢」のようなもののつもりです。 二句目。 目の前の相手に対して、「あーあ、私の話、聞いてないだろうな〜」という意味のつもりですが、そのように伝わりますか? ◆◆◆ トップの画像は、めで

春の雑詠(アネモネ・花の門)

アネモネのブーケ包みぬ昼下がり 季語:アネモネ(晩春) 花の門くぐる華客を迎へをり 季語:花の門(晩春)      ・・・・・ 二句ともに、型の練習の際の切字を意識。 やはり動詞が多くなってしまった、、、 お時間がありましたら、自由に詠んでみてください。 何らかの括りがあったほうがいい場合は、私の使った季語で詠んでみてくださいね🐰